大根の玄米漬け

毎年、真冬になると食卓にのぼるお漬物です。北海道の冬の食卓の中心は、自家製漬物のオンパレードなのです。(左の色の濃いのが銀姐作。右の大根葉も漬けたのが銀母作。親子の漬物の競演、楽しいです。)
このレシピの生い立ち
ほのかに甘い玄米がおいしい母の味。作り方の手紙が送られてきました(笑)。母の手紙を元に、原文をわかりやすく写真付きのレシピにしてみました。
作り方
- 1
「大根の玄米漬け食べた~い。今年も漬けるんだよね?」と電話をしたら、レシピを書いた手紙が。自分で漬けろってことかぃ(笑)。
- 2
大根は皮付きのまま縦に半分に切ります。
- 3
ハシゴのようにして陽の当たるところで1週間~干します。目安は『くの字』になる程度。
- 4
一週間後、『くの字』に。
- 5
更に縦半分に切り
- 6
樽にビニールを入れて大根を入れて塩を(しょぱいかな?と思うくらいがいいです。)します。大根2本で塩大2を使いました。
- 7
呼び水を入れて重石をかり(北海道の方言で、重石をすることを『かる』と言います。)
- 8
雪の当たらない軒下やベランダなどに置きます。蓋が風で飛ばない様に、重たいものを載せて置いて下さい。約1週間~10日塩漬けします。zzzzz・・・・・
- 9
漬けた大根を食べてみて普通に食べるより塩気があるくらいなら漬かっているので(しょっぱすぎた時は水出しすれば大丈夫です。麹で漬けるので多少しょっぱいほうが美味しく出来ます。)
- 10
ザルにあげて水気をよくきります。これで塩漬けが終わりです。塩漬けすることで大根の苦味が抜けます。
- 11
水気が残っているとかびるのでしっかりと水気をきるか、古い布切れやタオルで拭いてもよいです。
- 12
玄米を普通よりもやわめに炊き、蒸らしている時に麹を入れます。
- 13
熱いうちにキザラ・みりん・化学調味料を混ぜます。
- 14
すっかり冷めてから漬け始めます。
- 15
漬物樽に新しい漬物袋を入れて大根に14.をまぶしながら、鷹のツメを間に入れながら漬け、
- 16
一番上には14.を多めにのせて
- 17
重石をかります。
- 18
寒冷地での保存は、雪がかぶらない外で、温暖な地域は冷蔵庫で。シバレた方がおいしさが増します。
- 19
11月下旬に漬けて、お正月には食べ頃です。春になってシバレがゆるむとすっかくなるので、冷凍庫で保存して下さい。
- 20
お正月、漬物樽を開けるとぷぅ~んとお漬物のいい香りが。玄米の色もちゃんと付いていました。
- 21
1本を1/4に切ったのは、食べる分だけ出さないとすぐに味が変わってしまうので、少人数の家族の場合は食べ切りサイズにして漬けるとよいそーです。玄米と米麹をさっと洗い流して切り分けてからは、冷蔵庫で保存して早めに食べて下さい。
コツ・ポイント
春になって暖かくなったら冷凍して保存できます。大根10本の分量なので、漬ける大根の量で調味料を調整して下さい。ただし大根が少なくても、玄米・麹・キザラは最低でも分量の半分を使って下さい。(今年の自分へのアドバイス:母が「少ししょっぱめに塩をしなさい。」と言っていたのに、少し塩が足りなかった。玄米と米麹でかなり甘さがプラスされるので、塩加減は多めを心掛ける。)
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