工程自体はID18912519【絶対に失敗のないマカロン★】に詳しく記載してますので流れだけ簡単に書きます。

【生地Ａと生地Ｂの違い】や【生地Bの工程やコツ/出来上がりの違い】についてはID17809027に記載しています。

【レシピ/桜の準備】
まずは下準備を…
ボールに水をはって《桜の塩漬》を入れます。
*沢山の塩がボールの底に溜まります

(5)の桜を丁寧に取り出しボールの水をかえる
そこへ桜を戻し入れ、1時間位浸けて塩抜きをします
*塩抜きの時間はお好みで

(6)の桜の塩が若干抜けたら《キッチンペーパーの上》に桜を並べる。
*花びらなど損傷しないように丁寧に扱って下さい

(7)の上から《別のキッチンペーパー》を被せて軽く抑えて放置しておく。
*余分な水分を取り除きます

今回はマカロンのトップで一緒に乾燥させるので、余分な水分は厳禁です。
1日前から準備して画像の様にカラカラにして下さい。

ペーパーにはりつく位に乾いたら、マカロンに合う大きさに茎を切っておく。

【生地作り】
今回は2種類のカラーのマカロンを作ります。
まずは『トップの小豆色のマカロン』より説明します。

《ID18912519/工程(8)～(18)》の要領で《卵白》を用意しておき、キッチリ計量しておく。

卵白の用意が困難な方、又は急遽作らないといけない方は…
『割りたての新鮮な卵をサラサラにするレシピ』をアップしてます^^

ID17681093です。
15分で誰でも簡単に出来ますので是非この方法で『サラサラの卵白』をご使用下さい。

『サラサラの卵白を使用する理由』は《工程(63)》に記載しています。
出来るだけ『お水に近い状態の卵白』を使用して下さい

《材料A》をあわせてふるい、ラップをしておく。
*使用するまで『粉が湿気らないように』注意して下さい。

【補足/桜の花パウダーとは…】
塩漬けした桜の花の花びらのみを粉末にした物で、桜の香りと適度な塩分が気軽に楽しめます^^

私は『クオカ』で購入しています。
webショップでも購入できます^^

《卵白》に《グラニュー糖》を少しずつ入れて、角が立つまでしっかり泡立てる。

(21)はボールを逆さにしても落ちないほど『しっかり安定したメレンゲ』を作って下さい。

小さいお菓子ですが『卵白の泡立て』は絶対にバカにしないでキッチリとやって下さい。
この泡立ても出来上がりを左右します。

(21)に《(17)と桜フレーバー》を入れてヘラで切る様にサックリ混ぜる。

(24)は『ヘラで切る』と『ボールの底から大きく混ぜる』を繰り返して捏ねない様にサックリ混ぜます。

ヘラの平らな面で《(25)の生地》をボールの底から上に沿って押し付けるように手を動かして気泡を潰し(整え)ます。

ヘラで生地を持ち上げて生地が落ちる時、『ゆっくりトロトロ』とリボン状に落ちてきたら大丈夫です。
*『早く落ちる』⇒×

詳しくはID18912519【絶対に失敗のないマカロン/工程(28)～(55)】に記載してます。
そちらも是非読んで下さい。

【生地B】のマカロナージュに関してはID17809027【絶対に失敗のないマカロン2★】に詳しく記載しています。

(27)を『直径1cmの丸金口をつけた絞り袋』に入れる。
慣れない方は『細めの口金』を使用して下さい。

オーブンシートに(31)を『直径3.5～4cmの大きさ』に絞り出す。
*一度に絞らず『シート1枚分ずつ』絞って下さい。

(33)に《(10)の乾燥した桜》をさっとのせて、桜の中心を『そっと』薬指で押さえる
*押さえると言うより触れる感じです

(34)を『25分～』何も被せず放置して乾かす。
*表面にそっと触れても生地が指に付いてこなくなるまで放置します

(35)を『160度で予熱完了したオーブンを15分以上空運転』する。
そして『1分』焼く。
予熱終了時直ぐは温度低です

次に『130度』に設定し直し18分焼成する。
*【生地B】は《温度/時間》異なります。

焼成し終えたら…
天板ごとそのままの状態で冷ませる。
そして『約20分』経過して粗熱がとれたら丁寧にシートから外します。

『正しい焼成の目安と状態』については…
『ID18912519/工程(89)～(98)』に記載しています。

また『ID17809027/工程(78)～(88)』にも記載しています。
大切なので必ず目を通して下さい。

次に『桜色のマカロン』を《小豆色のマカロン/工程(17)～》と同様に作ります。

『小豆色のマカロン』と重ねるので『同じ大きさ』に絞ります。
生地の色は画像の様な感じです。

《工程(36)(37)と同様》に焼成します。
*色は生地より若干薄くなります。

『(37)と(44)の2種のマカロン』を、出来るだけ『同じ大きさの物を組み合わせてペアにして』準備しておきます。

《材料C》をお鍋に入れて《弱火》にかけて、沸騰しかけたらすぐ火を止めます。

(47)に《ホワイトチョコレート》を入れる。
そしてヘラかホイッパーでよく混ぜてチョコレートを完全に溶かします。

(48)に《材料D》を味と香を見ながら入れて混ぜる。

(51)を(45)で用意しておいた『ボトムになる桜色マカロン』に適量絞る。

『フィリングの挟み方』については…
『ID18912519/工程(117)～(132)』に詳しく2種記載しています。

【保存】
フィリングを挟んだマカロンを《ID18912519/工程(133)～(151)》の要領で『正しい方法』で保存する。

通常はラップだけで◎ですが、今回は《花びらがラップに付着しない様に》オーブンシートを切ってラップとの間に挟んでいます。

マカロンに『フィリングの風味と水分(特に大事)』がしっかり移って同化され、しっとり柔らかい食感になったら出来上がりです♡

正しいタイミングでのフィリングONや保存によって『マカロンの様々な粗や失敗』がより改善されます。
お味食感が全然違います

大きな花びらもいいですが、小さな花をのせるとこんな感じです。
これも可愛い^^

新しい季節に向かって光り輝く桜の季節…
その美しき命短く、儚い気持ちにもなる桜の季節…
そんな桜が私大好きです❤

お口一杯春を感じで下さい♡
桜の香りと甘じょっぱいマカロン…
私の覚書ですが材料の揃う方は是非^^

よく『ストック卵白』をされてる方がいらっしゃいますが…
冷凍保存しても、画像の様な《粘度の高い卵白》は意味がありません。

私は《(65)の卵白か市販の冷凍卵白》を使用します。
《市販の冷凍卵白》はとても便利です。