筑前煮

お野菜系の煮物では、まずは筑前煮からマスターですかね。素材それぞれの旨味が寄り添う、煮物の定番にして王道ど真ん中。
このレシピの生い立ち
中学生くらいの頃、食卓に初登場しました。普段着でもありながら、お正月のおせち料理に欠かせなかったり、なんとも不思議なお料理だと思います。根菜がたくさん入って甘辛なこのほっこり煮物は、ごぼうやレンコンが旬の時期にはたっぷり食べたいです。
筑前煮
お野菜系の煮物では、まずは筑前煮からマスターですかね。素材それぞれの旨味が寄り添う、煮物の定番にして王道ど真ん中。
このレシピの生い立ち
中学生くらいの頃、食卓に初登場しました。普段着でもありながら、お正月のおせち料理に欠かせなかったり、なんとも不思議なお料理だと思います。根菜がたくさん入って甘辛なこのほっこり煮物は、ごぼうやレンコンが旬の時期にはたっぷり食べたいです。
作り方
- 1
【下ごしらえ】
◎干し椎茸と水200mlをボウルに入れて軽くラップし、レンジ500Wで4分、そのまま10分以上放置。 - 2
◎お野菜類は4cm程度の乱切り。
◎ごぼうは真水に、レンコンは酢水にそれぞれ15分くらい晒してザルにあげる。 - 3
◎こんにゃくは塩で揉んで洗い、一口大に手でちぎる。
◎鶏肉も一口大に切る。 - 4
干し椎茸を絞ります。
干し椎茸を軽く絞って、大きければ半分〜四半分に切ります。小さければそのまま。戻し汁は捨てません。 - 5
鶏肉を炒めます。
お鍋に油を熱して、少し焼き色がつく程度炒めます。あまり触らず少し放置気味にすると後から煮崩れません。 - 6
お野菜を入れます。
切っておいた材料全部入れてゴリゴリ混ぜます。全体にお肉の脂が回るようにです。 - 7
戻し汁を入れます。
ボウルに取っておいた戻し汁を加えます。椎茸から落ちたゴミが沈んでいるので、上澄みだけを使います。 - 8
★調味料を加えます。
ここではこの水分量。お鍋の形状にもよりますが、具材の半分程度です。 - 9
落とし蓋を作ります。
キッチンペーパーを適当に畳んで先っちょを切り、お鍋にかぶせます。煮汁で具材にぴったりになります。 - 10
中で煮汁が対流して、少ない煮汁でも全体に行き渡ります。
煮立ったら弱火〜弱めの中火にして30〜40分。 - 11
煮汁が残り1/3くらいになったら、味見をします。レンコンがホコホコになっていれば仕上げをします。足りなければもう10分。
- 12
火を強めて煮汁を飛ばします。鍋底から1cm程度になるまでです。たまにお鍋を大きく振って底からひっくり返して汁を搦めます。
- 13
たぶんここでは薄味なので、お醤油大さじ1程度足します。丁度良ければ必要ありません。残った煮汁をしっかり搦めて完成です。
- 14
彩りよく絹さやかインゲンを入れるといっきにヨソユキになります。どちらも熱で変色しやすいので別茹でして最後に加えます。
- 15
2014/12/03「筑前」の人気検索でトップ10入りしました。おめでとうございます。ありがとうございます。
コツ・ポイント
・材料はあくまでも目安です。どれが足りなくてもそれなりの味になるので、とても気楽なお料理だと思います。
・落とし蓋はキッチンペーパーじゃなくても良いですが、アクを吸い取ってくれるのでこれが便利です。火を強める前にぺっと捨てます。
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