ラズベリーピューレを最初に作る。市販のラズベリーピューレがあればそれを使用する。

冷凍ラズベリー40gを容器に入れ、グラニュー糖40gを上からかけて10分放置後、

レンジ600w1分、取出しかき混ぜる

これをザルで濾し、タネを取り除く

液状になったものを２/３量になるまで今度は煮詰めて水分を飛ばし、火からおろしてレモン汁を1～2滴垂らし、冷やしておく

ケーキのスポンジはチョコをふんだんに使ったガトーショコラ風スポンジを使います。作り方
レシピID : 20232832

このスポンジレシピの工程＜22＞の焼きあがったスポンジを取出し、焼き縮みを防ぐために高い位置から落として蒸気を抜き、

スポンジと型の間に切込みを入れてはずし、ひっくり返して粗熱を取る（水分の放散と表面を出来るだけ平らにするため）

1時間放置後、型をかぶせて元の状態にひっくり返し、

冷蔵庫でしっかり冷やしておく（冷やす事でスライスしやすくなる）

冷やしたスポンジを上下にスライスして上段と下段の２分する

スライスに使用したのはコチラ。とても使い勝手がよく、オススメです。

ここからは、上段下段それぞれのスポンジに、ルビーチョコを乗せていく。まずは下段スポンジから。

下段スポンジの上に、先に作ったラズベリーピューレをスポンジの中央よりに塗り広げる。

次にルビーチョコ100gと純生35%15mlをぬるい湯煎にかけてゴムべらで混ぜる。溶け始めたらすぐに湯煎からはずす

分離しそうになったら、すぐに追加の純生15mlを入れて良く混ぜ、画像のような粘りのある固さになるように調整する

これをケーキ下段の上に流れ出ないように注意しながら盛っていく

次は上段のスポンジにかけるルビーチョコのパータグラッセ。ルビーチョコ100gと太白胡麻油30gをぬるい湯煎にかける

ゴムべらで混ぜて溶け出したらすぐに湯煎からはずす（温度が高いとルビーチョコは変色するのであくまで低温で）

一旦冷水に付けて温度を下げ、粘りが出たところで上段スポンジにゆっくり流していく

下段上段のスポンジともに少し固まったのを見届けてから冷蔵庫に入れて冷やしておく

チョコがしっかり固まったら取出し、上下をそっと合わせる。サイドのチョコのいびつがあれば火に炙ったコテで押さえて整える

仕上げのトッピングに、アラザンやラズベリー、型どりした赤いチョコなどを飾れば完成です。

トッピングの赤いハートチョコは、ホワイトチョコと食紅の赤とわずかな量の黒の食紅を入れて湯煎し、冷やし固めたもの。

これは型からはずしたものを爪楊枝でチクチクと凸凹をつけたもの

平らなハートチョコにはピックを刺して高さを演出

銀色アラザンの輝きも素敵です。アラザンは固いので、小さなお子様やお年寄りの方には省いてください。

ほんのり酸味のあるルビーチョコレートは、柔らかいガナッシュと、固めのパータグラッセの両方で味わえます。

ルビーショコラのフルーティーな甘さとガトーショコラ風のビタースポンジの濃厚さ。♪ふたつで、ひと～おつぅ～♪

カットする際はパータグラッセが割れないように、火であぶった包丁でゆっくり溶かしながら切り分けてください。

スポンジのなかにしのばせたラズベリーピューレが味のひきしめ、隠し味。

ほろほろとほどけていくスポンジが、ルビーチョコとともにお口の中で溶けていきます。