友麹法で作る自家製種麹900㎏分

色々な種麹を使いたかったので少量複数購入し、自分で増やしました
このレシピの生い立ち
種麹の詳しい作り方は企業用の物しか見つからなかったので、いろいろ試して家庭で作れるようにしました
友麹法で作る自家製種麹900㎏分
色々な種麹を使いたかったので少量複数購入し、自分で増やしました
このレシピの生い立ち
種麹の詳しい作り方は企業用の物しか見つからなかったので、いろいろ試して家庭で作れるようにしました
作り方
- 1
米を洗い半日浸水させ、水をある程度切る。
- 2
発酵器の水槽用ヒーターを32度に設定し温め、四隅に空気の通る空間をあけてビニールを敷く。使用する道具を消毒しておく
- 3
新聞紙の上に広げ、新聞を一枚ずつ変えながら水分を吸わせる
- 4
米ぬかを炒って殺菌し、冷ましてから種麹と混ぜる。本来は玄米を使用するのですが、代わりに米ぬかを使っています
- 5
圧力鍋を沸騰させてから5分加圧し、圧力を抜く。蒸し具合は潰した時に白い芯が残っていない状態で、最大まで固くする
- 6
布巾の上に広げて木灰をかけよく混ぜる。木灰は雑菌の繁殖を抑え、胞子の付きを良くし、耐久性も上げます
- 7
45度以下になったら麹をふるいでふりかける。量が多いので手早く混ぜる
- 8
発酵器にタオルを二重に敷いた上に入れ、水滴がかからないようにタオルを上にかけ隙間を少し開けて蓋をする
- 9
14時間後、37度を超えたので麹の固まりをバラバラにほぐし、布で包んで保温する
- 10
17時間後、すぐに37度を超えたので30度まで下げて布で包んで保温する
- 11
24時間後、モスタットのセンサーを入れ、麹が35度でヒーターの電源が切れるようにする
- 12
麹をできるがけ薄く敷き、乾燥しないように絞った布巾をかける
- 13
48時間後、ヒーターを26度に設定し、サーモスタットで麹が29.5℃でヒーターの電源が切れるようにする
- 14
4日後、出来上がった種麹を軽くほぐし、トレーに乗せる。簡単に胞子が舞うのでマスクをして作業を行います
- 15
40度以下で重量の20%程度乾燥させる。
- 16
温度を下げるためにヒーターの上にざるを置いてトレーを離し、USBファンで温風を送っています
- 17
ミキサーなどで粉末にする。粉末にした直後は胞子が舞うので時間をおいてから開けるようにする。種麹が936g出来ました
- 18
使いやすいように100gずつに小分けにして乾燥材を入れる
- 19
自作種麹1グラムで1kgの大豆を豆麹にできました
コツ・ポイント
種麹は湿度98%
最初2日は品温を35度で麹菌を増やし
後半2日は品温を30度以下で胞子を増やします
ヒーターの設定温度を調整してできるだけこの品温に近づけます
似たレシピ
その他のレシピ