ご飯の炊き方~炊飯による違いを大実験~②

4つの視点から、炊飯・お米の炊き方を研究してみました。
このページは、 米の種類 による炊飯の差です。
このレシピの生い立ち
ごはんって、毎日何気なく炊いてますが、意外に味に違いがあります。浸水時間は?、研ぐ回数は?、水加減は?などなど、いつも疑問だったので、全部まとめて大実験してみました。
ご飯の炊き方~炊飯による違いを大実験~②
4つの視点から、炊飯・お米の炊き方を研究してみました。
このページは、 米の種類 による炊飯の差です。
このレシピの生い立ち
ごはんって、毎日何気なく炊いてますが、意外に味に違いがあります。浸水時間は?、研ぐ回数は?、水加減は?などなど、いつも疑問だったので、全部まとめて大実験してみました。
作り方
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今回は~炊飯大実験~②として 米の種類の比較を行いたいと思います。
実験にあたり、炊飯の基礎知識として→
- 2
前回の、~炊飯大実験~①では、洗い方・浸水時間 による炊飯の差を検証しました。
ちょっとしたことでも、意外な差が。
- 3
下記記載の基礎知識も合わせてご参考ください。
- 4
比較に使用した米は、材料欄にある4種類のお米です。住いが宮城なので、ベース県内産のコメを使用しています。
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より、厳密な結果を得るために、使用する炊飯器、水加減、研ぎ数、浸水時間などは、4つともすべて同じにしました。
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グラム単価的には、もちろん④の魚沼産のものが一番高く、味も金額に比例するのか?が楽しみなところ。
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③には、自家製の米も利用してみました。①は宮城で一番メジャーな市販品。②は一時代を築いたササニシキです。
- 8
味の比較に関しては、好みの個人差が出るので、食べる人も私以外に3人用意し、もちろん無掲示にして食べ比べしてもらいました。
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いよいよ、実験のスタートです。
洗米は5回、水加減は標準の同量で、浸水時間も一律です。
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洗米時にまず差が出ました。「ぬか」の量が、各米でまったく違いました。
特に③の自家製米は、ぬか量が多く、5回では→ - 11
まだ白い濁りが、他と比べて強かったです。
その他3つは、おおよそぬか量も同じように感じました。 - 12
これは、製米機の違いなのだと思います。自家製米は精米機も個人用なので、大処理の機械とはやはり差が出るのか?
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次に差を感じたのは、「粒」の大きさま違い。ササ→ひとめ→コシの順番で粒に差がありました。なので、1カップで換算すると→
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グラム数に差が出るのでは?と感じた。そしてこの粒の違いが、食感にも大きく影響するのだと思う。
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炊きあがりです。
4つ比較しても大きくは違いは無いですが、コシヒカリが一番粒が立っている感じでした。 - 16
つや加減はほぼ一緒、ひとめが一番でした。香りはずば抜けて④。この辺が値段の差なのか?
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4つ並べてみると、い意外と違いが。
見た目の白色度や、炊きあがり感、立ち加減に意外と差が出てました。 - 18
で、いよいよ味の比較実験です。
まずは、4つを単純に、ランダムに食べ比べてもらいました。
私も試しましたが→ - 19
被験者は4人。私・妻・30歳男性(料理経験ほぼ0)・50歳主婦。
無表記での食べ比べです。 - 20
一番の違いは、硬さの違い。同じ水分量なのに、③が一番柔らかく、①→④→②の順で明らかな違いがありました。
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硬さの違いで、食感・うまみもだいぶ左右されるようで、固め好きな人には②、やわらかめが好きな人には③が好評でした。
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その他違いとしては、甘み加減に違いが大きく、香りもだいぶ違いました。
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味に関しては、喫食者の好みでかなり左右されると思います。うちでは、嫁とまったく正反対の結果が出ました。
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