桃のジャムとトースト

家族から、「ノルマ」として桃の配布がありました。しかし未熟果なのか、あまり甘くない。

わたしは「甘いから」フルーツはあまり食べないのですが、桃とイチゴだけは例外的に、甘いのでないとダメ。

で、コンポートにしようと思ったのですが、途中で気が変わってジャムに。せっかく作ったので、ジャムでスイーツでも、と…

…いうのがトーストですが、実作はしてません。構想のみ。ただし、一ひねりしてます。

鍋を使わず、オーブンで「ずぼら式」に、作りました。つくれぽですね。では。

１．桃を刻みます。種があるのですが、アボカド方式はできる？な感じなので、いちおう、5mmくらいずつスライスしてみました。

で、種まで来たら、ここのみ、「アボカド」。ぐるっと一周包丁を入れてから、包丁の先で手この原理で種＋本体から…

…スライス部分を外します。これを繰り返しつつ、適宜、スライスをダイスカットに。今回、香りが欲しいので、皮ごと調理。

なので、口当たりを考えてできるだけ細かいダイスカット、5mm角で、「当初は」コンポートを目指しました。

2.耐熱容器に、水、オレンジキュラソー、まさに「放り込んで」、そのあと、桃を投入。機嫌があまり良くなかったので、

作業はかなり手抜きでした。ホイルをかぶせて、容器のふたは、角度をつけて、「密閉にならないように」しました。

予熱せずに（面倒だったから）170度で1時間過熱。

3.いったん中の様子を確認。水の「水深」を計測して（45ｍｍ）、…

…きの割りばしで中を探ると、底部にコゲめいたものができていて、ものの本によると、初めによく溶かしておかないと砂糖が…

…カラメル状になるとのこと。しまった、とは思いましたが、そのまま割りばしでゴリゴリ混ぜていると、少しずつ溶けて行って、…

…10分くらいはかかりましたが、何とか全部溶かし切りました。

で、このせいかどうか、あまりコンポート、特にこま切れだったので、食べる気がしないなー、と、ここでジャムに変更。

引き続き1時間、オーブンへ。

4.念のためここでもう一度確認すると、水深は2cm程度でしたが、シャバシャバ間がほぼなくなり始めて、判断が難しい。

つまり焦がすかな、と、ふっと「差した」のですが、えいやっ！、で、55分にしました。

5.だいぶ後悔して、こりゃー焦がしたかな、と、怖くなったのもあって、時間が来てもそのまま半日放っておきました。

でも完成したのを見たら、絶妙なタイミングだったとわかりました。完全に偶然ですね。

調理時間は、水の量で決まっているのだと思います。大体いつも、うちのオーブンでは1時間で100ml前後が「飛ぶ」のです。

で、この水加減は、どのくらい過熱したいかという時間による。つまり、加熱時間から水の量は逆算するのが本来だったんじゃ…

…ないかなぁ、と。3時間近くオーブンを「回した」結果、桃は皮の心配どころか、固形分がほとんど崩れました。本来の…

…目指すところは「ごろっと」ジャムだったので、水の量は200ml弱、つまり1時間半から2時間回す設計で、…

…皮は当然、剥くか、ティーバッグに入れて、という感じが本来だったと思います。コンポートどまりにして。

でも、「トマト色の、甘さ控えめのいいジャムになりました。以上、ジャムの報告。

ここからは簡単に、未制作のトーストの計画案を。

6.予熱と解凍を兼ねて、凍結したままのトーストを投入してからオーブンに点火、170度。３分

7.取り出して、たっぷりのバターないしマーガリンを塗って（「載せて」）さらに３分。これは…

…マツコ・デラックスがどっかでやってたトースト。つまり、わたしも味覚は「デブメシ」です。

8.さらに、香りだしのためにジャムをたっぷり持って、オーブンへ。ここではジャムの温度次第だと思います。

冷蔵庫から出したてなら2,3分かな？

9.これで完成ですが、コロナ前にちょっとはやったパンケーキ／ホットケーキに倣って、オプションを。

ミックスフルーツは改めて5mm～1cm角に切って、ジャムの上に盛り上げます。山にします。

ついで、全体に、ホイップクリーム、チョコレートソース、メープルシロップを、デコ。

トップにサクランボを置いたりして。あと、皿の周囲にジャムだのソースだので、デコしたりして。

で、ナイフとフォークでいただく、なんてのは、いかが？

私は（甘いのは）ごめんですけどね。あくまで「ノルマ」だったんで（記：220728）