【冷蔵発酵】リスドォルのカンパーニュ

準強力粉とモルトパウダーの生地をボウル被せで焼く。ボウルは予熱なし。気泡は大きめクープは控えめ。
このレシピの生い立ち
リスドォルとモルトパウダーで一度は焼きたかったカンパーニュ。ついでに、300gサイズで焼減率を意識したらいい感じになったので、200gでももっとおいしい焼き加減を探すために作成。
20/10/13 パンチ1回増やす。その他追記。
【冷蔵発酵】リスドォルのカンパーニュ
準強力粉とモルトパウダーの生地をボウル被せで焼く。ボウルは予熱なし。気泡は大きめクープは控えめ。
このレシピの生い立ち
リスドォルとモルトパウダーで一度は焼きたかったカンパーニュ。ついでに、300gサイズで焼減率を意識したらいい感じになったので、200gでももっとおいしい焼き加減を探すために作成。
20/10/13 パンチ1回増やす。その他追記。
作り方
- 1
夏場以外は、水を人肌に温める。冷たすぎると生地の温度が適切に保てず、うまく発酵しない。
- 2
準強力粉・モルトパウダー・水を混ぜて20~30分休ませる(オートリーズ)。イーストは混ぜた生地の上に振りかけておく。
- 3
ゴムベラでイーストの粒をすり潰してなじませる。混ざったら塩を入れてこれもよくなじませる。全部混ざったら20分休ませる。
- 4
ゴムベラで、外側の生地を四方から真ん中に集めるようにしてパンチを入れる。これを4周位。終わったら15~20分休ませる。
- 5
休ませた後、表面が滑らかになるまで生地を数回丸める。生地温度が発酵に適した24~26度程度あるか確認する。
- 6
生地が少し大きくなるまで発酵する。
30度30分。
夏は室温30分。 - 7
発酵した後に、三つ折りを2回するパンチ。さらに生地を丸くまとめたら、油を塗った容器に入れて冷蔵庫で一晩発酵。
- 8
7で生地が好みの弾力にならないと思ったら、更に10~15分寝かせてから生地を2回三つ折りする。
- 9
今回、冷蔵発酵の成功率を上げる発酵時間は工程6が担当。冷蔵発酵についての詳細→ID:19586662
- 10
ちなみに、7のパンチの有無で完成品の高さはこれ位変わる。無しだとかなり平たくなりやすい。参考までに。
- 11
翌日。2倍以上に膨らんでいるか確認し、冷蔵庫から出した生地を丸め直す。ベンチタイム30度20分。
- 12
生地を丸め直す。三つ折りをする要領で生地を折りたたむ。自分のやりやすい方法で行えばOK。
- 13
粉を振ったざるなどに、綴じ目を上にした生地を入れて二次発酵。オーブンの発酵機能で35度30分。生地が2倍になるまで。
- 14
プラスチックのざるは側面に打ち粉が付きづらいが、薄く油を塗るとしっかり付く。
- 15
オーブンに天板を入れ、予熱240度15分。
段ボールやベニヤ板にオーブンシートを乗せて、二次発酵済みの生地を移動。 - 16
油を塗ったカミソリでクープを入れる。深さは5mm~1cm程度。クープに油をたらす。生地より大きな金属製ボウルを用意する。
- 17
予熱が完了したらオーブンの天板を手早く取り出し、生地を乗せてボウルを被せる。240度で15~20分焼く。
- 18
再び天板を取り出し、ボウルを外す。外す時はフライ返しで端を持ち上げ、ミトンで受けるなどして行う。火傷に注意。
- 19
200~210度で16~20分焼く。ボウルありと合計で36分になるのが目安。
全体に焼き色が付くまで。 - 20
焼きあがったら、すぐに少し高い所から落とす。
- 21
断面図。気泡は中くらい狙いなのでこんな感じ。ちなみに、溶けるチーズを乗せるとこの穴によく入り込む。
- 22
中までよく焼けたか確認する時は、焼く前と焼いた直後に生地の重さを計って、焼減率を計算する。目安は15%。写真は16%。
- 23
水が多い配合なので、クープをもう少ししっかりさせたければ、水を140ml(加水率70%)に下げる方が早いと思う。
- 24
パンチが1回少ない例。中くらいの気泡はあるが、高さは出ない。焼き時間は240度15分+210度5分+200度13分。
- 25
こちらは以前のトップ写真のカンパーニュ。焼き色参考に。
- 26
240度でボウル有15分+なし240度15分+180度3分焼いた。ボウル有りの時間は工程20と同じだが、その後が高温。
- 27
焼減率は20%程度。軽い仕上がりが好きな人向け。ただし焼き色が強くなるので、黒焦げに注意。
- 28
使用したボウル。直径22cm(外径25cm)高さ9cm。
容量2.5Lのもの。 - 29
■室温が低い時期
生地を休ませる時とベンチタイムは必ず保温する。コップ一杯程度の熱い湯と一緒にオーブンに入れておく。 - 30
休ませる時間に生地を冷やさず保温出来ればいいので、保温場所は発泡スチロール箱でもいい。
コツ・ポイント
柔らかくべたつく生地なので、打ち粉はケチらず強力粉を使う方が扱いやすい。クープを切る刃物に油を塗るのは、柔らかい生地でもかなり切りやすくなるため。大きなパンなので、ボウルを取ってから15分以上かけてじっくり焼き色を付けるように焼く。
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