【冷蔵発酵】リスドォルのカンパーニュ

ぐるちー
ぐるちー @cook_40129157

準強力粉とモルトパウダーの生地をボウル被せで焼く。ボウルは予熱なし。気泡は大きめクープは控えめ。

このレシピの生い立ち
リスドォルとモルトパウダーで一度は焼きたかったカンパーニュ。ついでに、300gサイズで焼減率を意識したらいい感じになったので、200gでももっとおいしい焼き加減を探すために作成。
20/10/13 パンチ1回増やす。その他追記。

【冷蔵発酵】リスドォルのカンパーニュ

準強力粉とモルトパウダーの生地をボウル被せで焼く。ボウルは予熱なし。気泡は大きめクープは控えめ。

このレシピの生い立ち
リスドォルとモルトパウダーで一度は焼きたかったカンパーニュ。ついでに、300gサイズで焼減率を意識したらいい感じになったので、200gでももっとおいしい焼き加減を探すために作成。
20/10/13 パンチ1回増やす。その他追記。

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材料

1個分
  1. 準強力粉 200g
  2. 3〜4g(小さじ2/3)
  3. モルトパウダー 小さじ1/4弱
  4. ドライイースト 小さじ1/2
  5. (加率75%) 150ml

作り方

  1. 1

    夏場以外は、水を人肌に温める。冷たすぎると生地の温度が適切に保てず、うまく発酵しない。

  2. 2

    準強力粉・モルトパウダー・水を混ぜて20~30分休ませる(オートリーズ)。イーストは混ぜた生地の上に振りかけておく。

  3. 3

    ゴムベラでイーストの粒をすり潰してなじませる。混ざったら塩を入れてこれもよくなじませる。全部混ざったら20分休ませる。

  4. 4

    ゴムベラで、外側の生地を四方から真ん中に集めるようにしてパンチを入れる。これを4周位。終わったら15~20分休ませる。

  5. 5

    休ませた後、表面が滑らかになるまで生地を数回丸める。生地温度が発酵に適した24~26度程度あるか確認する。

  6. 6

    生地が少し大きくなるまで発酵する。
    30度30分。
    夏は室温30分。

  7. 7

    発酵した後に、三つ折りを2回するパンチ。さらに生地を丸くまとめたら、油を塗った容器に入れて冷蔵庫で一晩発酵。

  8. 8

    7で生地が好みの弾力にならないと思ったら、更に10~15分寝かせてから生地を2回三つ折りする。

  9. 9

    今回、冷蔵発酵の成功率を上げる発酵時間は工程6が担当。冷蔵発酵についての詳細→ID:19586662

  10. 10

    ちなみに、7のパンチの有無で完成品の高さはこれ位変わる。無しだとかなり平たくなりやすい。参考までに。

  11. 11

    翌日。2倍以上に膨らんでいるか確認し、冷蔵庫から出した生地を丸め直す。ベンチタイム30度20分。

  12. 12

    生地を丸め直す。三つ折りをする要領で生地を折りたたむ。自分のやりやすい方法で行えばOK。

  13. 13

    粉を振ったざるなどに、綴じ目を上にした生地を入れて二次発酵。オーブンの発酵機能で35度30分。生地が2倍になるまで。

  14. 14

    プラスチックのざるは側面に打ち粉が付きづらいが、薄く油を塗るとしっかり付く。

  15. 15

    オーブンに天板を入れ、予熱240度15分。
    段ボールやベニヤ板にオーブンシートを乗せて、二次発酵済みの生地を移動。

  16. 16

    油を塗ったカミソリでクープを入れる。深さは5mm~1cm程度。クープに油をたらす。生地より大きな金属製ボウルを用意する。

  17. 17

    予熱が完了したらオーブンの天板を手早く取り出し、生地を乗せてボウルを被せる。240度で15~20分焼く。

  18. 18

    再び天板を取り出し、ボウルを外す。外す時はフライ返しで端を持ち上げ、ミトンで受けるなどして行う。火傷に注意。

  19. 19

    200~210度で16~20分焼く。ボウルありと合計で36分になるのが目安。
    全体に焼き色が付くまで。

  20. 20

    焼きあがったら、すぐに少し高い所から落とす。

  21. 21

    断面図。気泡は中くらい狙いなのでこんな感じ。ちなみに、溶けるチーズを乗せるとこの穴によく入り込む。

  22. 22

    中までよく焼けたか確認する時は、焼く前と焼いた直後に生地の重さを計って、焼減率を計算する。目安は15%。写真は16%。

  23. 23

    水が多い配合なので、クープをもう少ししっかりさせたければ、水を140ml(加水率70%)に下げる方が早いと思う。

  24. 24

    パンチが1回少ない例。中くらいの気泡はあるが、高さは出ない。焼き時間は240度15分+210度5分+200度13分。

  25. 25

    こちらは以前のトップ写真のカンパーニュ。焼き色参考に。

  26. 26

    240度でボウル有15分+なし240度15分+180度3分焼いた。ボウル有りの時間は工程20と同じだが、その後が高温。

  27. 27

    焼減率は20%程度。軽い仕上がりが好きな人向け。ただし焼き色が強くなるので、黒焦げに注意。

  28. 28

    使用したボウル。直径22cm(外径25cm)高さ9cm。
    容量2.5Lのもの。

  29. 29

    ■室温が低い時期
    生地を休ませる時とベンチタイムは必ず保温する。コップ一杯程度の熱い湯と一緒にオーブンに入れておく。

  30. 30

    休ませる時間に生地を冷やさず保温出来ればいいので、保温場所は発泡スチロール箱でもいい。

コツ・ポイント

柔らかくべたつく生地なので、打ち粉はケチらず強力粉を使う方が扱いやすい。クープを切る刃物に油を塗るのは、柔らかい生地でもかなり切りやすくなるため。大きなパンなので、ボウルを取ってから15分以上かけてじっくり焼き色を付けるように焼く。

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ぐるちー
ぐるちー @cook_40129157
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パンとお菓子を作るのが好き。美味のためならひと手間は掛ける派。オーブンはビストロ。使ってる材料は身近なスーパーで売ってる物が中心。一部にレア食材取り扱い店、または製菓材料店で通販可能な物を使用。レシピの質問はブログ2かインスタで。インスタ:https://www.instagram.com/ritorapure/ブログ2:https://dinnerforcat.exblog.jp/
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