里芋の煮物

木瓜 @cook_40016827
柔らかくて美味しい、新芋が手に入ったら、まずは芋だけで煮つけたい。
このレシピの生い立ち
里芋の下ごしらえは祖母より教わった、本当に面倒なやり方。味付けは、さしすせそ方式です。最初に塩分を加えると、分子が細かい塩分で表面がガードされちゃって、甘みが染みにくいというのを信じてやっております(下ごしらえで塩すりんこでるけど、いいのだ~~~)。
作り方
- 1
里芋は皮を剥くそばから水につける。大きければ切る。水気を切って、塩をふり、すりこむようにしてぬめりを出す。さっと洗って熱湯でゆで、泡がぶくぶくと立ってきたら湯でこぼして水で洗う。熱湯で再びゆで、ゆでこぼす。
- 2
鍋に出汁をとって里芋を入れ、かぶるくらいに水を足す。煮立ったら弱めの中火にして落し蓋をし、12~15分、ことことと煮る。竹串をさして、すーっと通るようになるまで。
- 3
砂糖、みりん、酒を加えて、更に10分煮る。醤油を加えて、更に煮汁が里芋の半分になるまで煮る。火を止めて、落し蓋はしたまま、鍋の蓋をして、ほんのり温かい程度になるまで置いておく。
コツ・ポイント
手間はかかりますが、まずお出汁、次に甘味、最後にお醤油、と味を順に染み込ませた方が美味しい筈です。できあがった煮物を少し置いておくと、芋がじわーっと煮汁を吸い込んで、旨みの塊になるので、少し待ってみてください。あと、インスタントのお出汁を使うよりは、水で煮たシンプルバージョンの方がいいと思います。
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