
【江戸の味】柚干卵(ゆべしたまご)

このレシピは江戸時代の料理本の現代語訳です。調味料の量等の記載が無いものもありますが、ぜひチャレンジしてください!
このレシピの生い立ち
文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/036.html.ja
【江戸の味】柚干卵(ゆべしたまご)
このレシピは江戸時代の料理本の現代語訳です。調味料の量等の記載が無いものもありますが、ぜひチャレンジしてください!
このレシピの生い立ち
文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/036.html.ja
作り方
- 1
冬の柚子の上の軸付けの部分を、三分(約1センチ)ほど切る。
- 2
通常のゆべしのように、中の種をハマグリ貝(スプーンで代用可)でさらい出す。
- 3
柚子をしばらく水に漬け、灰汁(あく)を抜く。
- 4
水から柚子を取り出し、しばらく乾かす。
- 5
柚子の中に、白砂糖を少し入れ、その上から新鮮な生卵を割り入れる。卵は黄身がつぶれないように入れる。
- 6
卵は、柚子の中8分目程まで入れる。
- 7
6の上に、黒胡麻を入れ、漬山椒を6・7個振り掛ける。さらにその上から、少量の米粉をバラバラと少し振り掛ける。
- 8
蒸籠(セイロ)でよく蒸す。
- 9
- 10
【元文献の記述1/10】
冬の柚を 上のぢく付の所を 三分ばかりきり - 11
【元文献の記述2/10】
常の柚干のことくに 中の核を蛤貝にてさらへ取 - 12
【元文献の記述3/10】
しばらく水へ漬おき 柚のあくを いだし - 13
【元文献の記述4/10】
さて取上て しばらくかわかし - 14
【元文献の記述5/10】
卵の新しきを 右の柚の中へ - 15
【元文献の記述6/10】
白砂糖を すこし入レ - 16
【元文献の記述7/10】
其上へ たまをわりこみ 是を黄味のみたれぬを わり入レるなり - 17
【元文献の記述8/10】
但し右の柚の中に 八分目ほど入レ 又其上へ 黒胡麻を入レ 漬山椒を 六ツ七ツ入レ - 18
【元文献の記述9/10】
其上 米の粉を すこし ばらりと ふりかけ - 19
【元文献の記述10/10】
蒸籠に入レ よくむすへし
コツ・ポイント
紅色を入れると一段と美しくなる。これは、生臙脂(しょうえんじ)を湯に溶き、卵の白身に合わせて卵の中に流し込むものである。
また、寒い時期に拵え、苞(わらづとなど)に入れて干し、翌年の4・5月頃に取り出して使えば一段と良い。
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