枇杷とドライトマトの冷製パスタ

上品な香りに爽やかな甘味と酸味が絶妙なバランスのビワとセミドライトマトの旨味にバジルの風味を加えた冷製パスタ…
トマトをセミドライにする事で旨味と栄養吸収率を高め、パスタを氷水で晒さずボールで冷やす事で味がボケ水っぽくなるのを防ぎ好みの温度調整が出来るメリットもあり、茹でたパスタを冷やす事で得られるレジスタントスターチによるダイエット効果と作り置きにも適した1品 ︎✌︎ ̖́-
枇杷とドライトマトの冷製パスタ
上品な香りに爽やかな甘味と酸味が絶妙なバランスのビワとセミドライトマトの旨味にバジルの風味を加えた冷製パスタ…
トマトをセミドライにする事で旨味と栄養吸収率を高め、パスタを氷水で晒さずボールで冷やす事で味がボケ水っぽくなるのを防ぎ好みの温度調整が出来るメリットもあり、茹でたパスタを冷やす事で得られるレジスタントスターチによるダイエット効果と作り置きにも適した1品 ︎✌︎ ̖́-
作り方
- 1
セミドライトマトを作る…そのままでも良いがセミドライトマトにすると生のトマトより抗酸化作用や旨味が増す。
- 2
天板にクッキングシートを敷きカットしたトマトを並べてオリーブオイルと塩、お好みでオレガノやタイムなどのハーブを振る。
- 3
今回はタイム、ローズマリー、オレガノなどがミックスされたプロヴァンス ハーブ(エルブ・ド・プロヴァンス)を使用。
- 4
トマトに含まれるリコピン、ビタミンC、β-カロテンには強い抗酸化作用があり老化・生活習慣病予防に効果がある。
- 5
しかし細胞壁に囲まれているため生でそのまま食べても吸収されにくいがセミドライトマトにすると細胞壁が壊れ吸収率が上がる。
- 6
ビワの下処理…軽く水洗いをして両端を切り落とす。
- 7
縦半分にカットし中の種を取り出す。
- 8
外皮を剥き内側の白い渋皮(薄皮)を取り除く。
- 9
直ぐ調理しない場合は変色を防ぐために塩水に10分程浸けると良い。
- 10
タマネギをみじん切りにする。
- 11
タマネギは硫化アリルによる血液サラサラ効果や疲労回復、抗酸化作用のあるケルセチンを豊富に含む。
- 12
硫化アリルは水溶性なのでタマネギの辛味が苦手な人は水に晒さず刻んだら暫く空気に触れさす事で辛味が和らぐ。
- 13
フレシュバジルを適度な大きさに千切る。お好みで大葉やイタリアンパセリでもOK。
- 14
パスタを茹でる。水1.5ℓに対し塩大さじ1、砂糖大さじ2、白だし大さじ2を加え麺に下味を入れる。
- 15
パスタ100gに対して1ℓ以上のたっぷりのお湯で茹でる。(お湯の量が少ないと麺から出るデンプンでべちゃつく為)
- 16
ミネラルがパスタの表面のデンプンやグルテンと結合して茹で上がりに影響する為ミネラルの少ない水道水で茹でる。
- 17
塩は食塩を使う。岩塩や天然塩はマグネシウムやカルシウムが多くパスタの表面にくっつくと壁になり茹で上がりが硬くなる。
- 18
きび砂糖は精製された白砂糖に比べてミネラルを豊富に含みコクがあるので使用するが他の砂糖でもOK。
- 19
砂糖を入れると麺のモチモチ感がアップし時間が経っても麺が硬くなりにくい「デンプンの老化防止」というメリットがある。
- 20
白だしは市販の液体調味料を使用。白だしにはグルタミン酸にイノシン酸、グアニル酸の旨味成分が含まれる。
- 21
パスタの選び方…パスタにはテフロン(表面がツルッとした加工)とブロンズ(表面がザラザラした加工)がある。
- 22
冷製パスタの場合は太い麺より1.4~1.7mm程度の細めのパスタがオススメ。(好みで良い)
- 23
沸騰した湯にパスタを入れたら優しく混ぜ麺と麺がくっつくのを防ぎ火力は強火にしすぎずパスタがゆっくりと動く程度を保つ。
- 24
一般的に冷製パスタと言うと氷水に麺を晒す方法が多い。パスタは茹でると麺の表面に穴が空いた状態になる。
- 25
その穴からパスタ湯に含まれる塩分を取り込みデンプンが表面に出てソースと絡んで乳化作用を起こす。
- 26
しかし水に晒すと穴が閉じて表面のデンプンと含んだ塩分が流れソースとの絡みも悪くなり味がボケる。
- 27
氷水に晒す作り方の場合は麺がしまるので少しボイルオーバーさせるがボールで粗熱を取るので表記時間通りやアルデンテでも良い。
- 28
パスタを茹でた出汁は容器に入れ冷蔵庫で保存すれば次回パスタを茹でる時や他の料理に再利用出来る。
- 29
氷を張ったボールを重ね茹でたパスタを入れる。
- 30
熱いうちに刻んだタマネギとオリーブオイルを加えて和える。(熱によりタマネギの辛味が和らぐ)
- 31
少し温度が下がったらマヨネーズを加え良く混ぜ合わせる。
- 32
粗熱をとってから入れるのはマヨネーズは80℃以上 の環境になると油と水分を結びつける乳化作用が破壊され分離するため。
- 33
マヨネーズの一口メモ…ヘルシーで身体に良いイメージのカロリーハーフは脂質の代わりに糖質が多い。
- 34
JAS(日本農林規格)などの定義により通常のマヨネーズには「増粘剤」や「着色料」「保存料」などの添加物は一切使用出来ない
- 35
カロリーハーフは法律上の分類マヨネーズではなくマヨネーズタイプ(サラダクリーミードレッシング)になる為添加物が許される。
- 36
キユーピーゼロノンコレステロールやピュアセレクト65%カロリーカットなど半固体状ドレッシングと表記されている物も同じ。
- 37
油の量を半分以下に減らしているマヨネーズは法律上の分類マヨネーズではなく半固体状ドレッシングになる為添加物が許される。
- 38
そのため油を減らしてカロリーを抑えた分の減ったトロミやコクを補うために増粘剤や調味料、香辛料抽出物などが使われる。
- 39
油を減らして水分を保つ為に使用されているでん粉や増粘剤が加熱されると分離するので普通のマヨネーズより更に熱に弱い。
- 40
ボールでゆっくり冷やす事で仄かに温かい、常温、少し冷たいなど好みに温度コントロールが出来る。
- 41
レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)とは小腸で消化吸収されずに大腸まで届くでんぷんのこと。
- 42
でんぷんでありながら第3の食物繊維として働き腸内環境の改善や食後の血糖値上昇を抑える効果がある。
- 43
通常の炭水化物と異なり消化され難いためエネルギーとして吸収されにくくダイエットにも適している。
- 44
レジスタントスターチは4〜5°Cの温度帯で最も効率よく生成されるが60°C以下に下がり始めた段階から形成される。
- 45
そのため最も効果を得たいなら1度冷蔵庫で冷やすのが良いがボールで好みの温度に冷ますだけでも効果は得られる。
- 46
ビワとセミドライトマトを加えお好みでパルミジャーノ・レッジャーノを摩り下ろす。
- 47
チーズはパルミジャーノと似ているが製造コストの違いで値段が3割安いグラナパダーノも使い易い。
- 48
ハード系のチーズが無い場合はスライスチーズをちぎって加えたりモッツァレラでもOK。
- 49
味見して塩で味を整えバジルを加えてサッと和える。
- 50
皿に盛り付け仕上げにオリーブオイルや追いパルミジャーノで出来上がり。
- 51
250°Cに予熱したオーブンで25分加熱して冷ます。
コツ・ポイント
トマトをセミドライにしたり、パスタをボールで冷やしたり、ひと手間ふた手間かける分だけ美味しくなります。麺を茹でる時の下味はポイント…枇杷の代わりに桃や葡萄、柿などでも美味しく出来ます。
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