鱧のおとし~関西の夏。

お店でゆがいて売ってあるものとは全く違います。ぜひ、自作なさってみて下さい。
梅肉もやっぱり手作りが美味しいです。
このレシピの生い立ち
子供の頃からおとしは母が作ってくれていました。自作の味を知ると、茹でて売ってあるものは食べられません。
鱧のお値段も少し下がってくる頃、我が家では時々食卓におとしが並ぶようになります。この淡白なうまみを味わうと、夏やなぁ・・と思います。
鱧のおとし~関西の夏。
お店でゆがいて売ってあるものとは全く違います。ぜひ、自作なさってみて下さい。
梅肉もやっぱり手作りが美味しいです。
このレシピの生い立ち
子供の頃からおとしは母が作ってくれていました。自作の味を知ると、茹でて売ってあるものは食べられません。
鱧のお値段も少し下がってくる頃、我が家では時々食卓におとしが並ぶようになります。この淡白なうまみを味わうと、夏やなぁ・・と思います。
作り方
- 1
鱧は梅雨の雨水を吸ってうまみが増し・・関西では7月、祇園祭の頃から魚屋に並び始めます。
- 2
骨きりはよほどなれた方でない限り、プロでないと無理です。必ず魚屋さんで骨きりしてもらってください。
- 3
先に梅肉を用意しておくと、湯で上げてすぐに鱧が食べられます。
- 4
梅干をすり鉢に入れ、実をほぐします。おもてなしなどで無い限り、もったいなくてうちは種入れっぱなしです。
- 5
皮ごと梅の実をすり、味を見ながら醤油・みりんを加える。好みに仕上がったら梅肉は出来上がり。
- 6
鱧を食べやすい大きさ3-4cm幅に切る。
氷水を用意する。 - 7
お湯を沸かし、分量の塩を入れる。お湯はあまりぐらぐら沸騰させず、小さな泡がふつふつ沸くぐらいにしておいてください。
- 8
鱧を網じゃくしにのせお湯に入れると、くるっと皮のほうを内側に丸くなり花が咲いたようになる。加熱時間は20-30秒で。
- 9
一度に沢山ゆがくと湯の温度も下がる上時間が調節しにくいので、面倒でも、必ず1-2切れずつ(多くて3切れ)ゆがいて下さい
- 10
加熱しすぎるとぱさぱさになります。時間の按配と少しずつ調理すること、ぐらぐら煮立てないことがポイントです。
- 11
お湯からあげて氷水にとり、しっかりと温度が下がったらざるに上げて水を切ります。
- 12
大葉などと合わせ涼しげに盛り付けてお召し上がりください。
- 13
はぁー・・・夏の味です。
- 14
H23.7 皆様のおかげで話題入りさせていただきました。ありがとうございます。本当に嬉しいです。感謝です。
コツ・ポイント
以前はゆがくときに塩のほかに酒も入れていたのですが、新鮮な鱧であればお酒は不要です。魚屋さん等でコツを聞いたりしましたが、基本は塩のみで十分うまみは引き出せるそうです。茹ですぎず、少しずつ、しっかり氷水にとる、コツはこれだけです。
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