極道納豆

ゴクドウ納豆ではありません「納豆の道を極める」と読みます。妥協無き完璧な納豆を目指しました。一般向けではないレシピです。
このレシピの生い立ち
納豆を志してから、幾年たっただろうか・・・。何度も何度も失敗を重ね、恒温器まで自作するまでにハマってしまいました。(笑)最初は首を傾げるようなものばかりでしたが、最近、ようやく人様から売って下さい、と言われるまでのモノに仕上がってきました。
極道納豆
ゴクドウ納豆ではありません「納豆の道を極める」と読みます。妥協無き完璧な納豆を目指しました。一般向けではないレシピです。
このレシピの生い立ち
納豆を志してから、幾年たっただろうか・・・。何度も何度も失敗を重ね、恒温器まで自作するまでにハマってしまいました。(笑)最初は首を傾げるようなものばかりでしたが、最近、ようやく人様から売って下さい、と言われるまでのモノに仕上がってきました。
作り方
- 1
スズマル大豆です。納豆専用。小売価格がお高いので、豆問屋さんから30kgまとめて購入です。
- 2
1kg。これは5.5リットルの圧力鍋に丁度収まる量ですので、鍋の容量で加減して下さい。
- 3
一晩水に浸します。冬場は長めに漬けてください。
- 4
浸漬後、圧力鍋へ。
圧が掛かってから私の鍋の場合70分蒸煮します。 - 5
鍋によって掛かる圧が違いますので蒸煮時間が変わります。ここは慣れるまで一番苦労するところです。
- 6
←実はこの蒸し時間が一番納豆の出来を左右します。実に微妙です。蒸し上がりの理想は、へらでかき混ぜると潰れる豆が出るくらい
- 7
←つづき。
感覚的に柔らか過ぎるのでは?と思うくらいが失敗しません。 - 8
納豆菌です。(成瀬菌通販で入手可能)耳かき2杯程度を湯冷まし300ccほどに溶かします。
- 9
きれいに洗浄したハンドスプレー容器に湯冷ましと納豆菌を入れます。
- 10
蒸しあがった大豆が熱い内にまんべんなく納豆菌をスプレーします。よく撹拌したら納豆容器へと充填します。
- 11
納豆容器はバラ売りしてません。業務用のみ。ロットが3500個でした。決して一般向けではありません。腹を括って買いました!
- 12
大体50gほどが目安です。
- 13
パッキング後、籠に入れますが、納豆容器の通気穴を塞がないように重ねます。
大豆1kgで概ね50パック出来ます。 - 14
自作の恒温器です。納豆、ヨーグルト、etc醗酵モノはこれで何でも出来ます。(私的にサンダーバード6号と呼んでます(笑))
- 15
電子サーモとリレーで精度の高い温度管理が出来ます。ヒーター(電気ストーブ)と対流ファンを制御してます。
- 16
ここで再度申し上げますが、今回のレシピは決して一般家庭向きではありません。一応のセオリーとしてご参考ください。
- 17
オムロンの電子サーモです。優秀です。
今回の納豆は、38℃に設定して24時間保温します。 - 18
出来上がりを逆算して仕込み時間を決めます。
24時間後、無事コンプリート! - 19
申し分ない出来です。出来立てはアンモニア臭があり、とても美味しいとはいえません。冷蔵庫で2晩寝かして食べ頃です。
- 20
2日目の納豆です。
素晴らしい粘りとコクです。
過去、このねばりがなかなか出ずに苦労したんですよ~。
コツ・ポイント
醗酵モノは環境や条件で出来が左右されますので、それぞれのご家庭の設備等により一概に同じように出来るものではありません。
取りあえずの基本は蒸し上がりの豆の柔らかさ、納豆菌を添加するタイミング、温度管理の3点に尽きます。
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