パプリカのみっしり肉詰め
大きなパプリカをくり抜いて,パプリカ風味のお肉をみっしり詰め込んで.
このレシピの生い立ち
パプリカの肉詰めは山崎佳代子『パンと野いちご:戦下のセルビア、食物の記憶』(2018年5月,勁草書房)に登場する.このレシピではハンガリー料理みたいになってしまったが,ハンガリーとバルカン諸国とは地理的にはお隣さんなので料理文化も共通する.
パプリカのみっしり肉詰め
大きなパプリカをくり抜いて,パプリカ風味のお肉をみっしり詰め込んで.
このレシピの生い立ち
パプリカの肉詰めは山崎佳代子『パンと野いちご:戦下のセルビア、食物の記憶』(2018年5月,勁草書房)に登場する.このレシピではハンガリー料理みたいになってしまったが,ハンガリーとバルカン諸国とは地理的にはお隣さんなので料理文化も共通する.
作り方
- 1
ピーマンは柄の部分をナイフでくり抜いて中の種をかき出す.このときうっかり側壁を破ったりしないように.
- 2
みじん切りにした玉ねぎとにんにくをオリーブオイルでじっくり炒め,牛ひき肉と豚バラ肉(細切れに切る)を炒め合わせる.
- 3
研いだ白米(生米)を 2 に投入し,大量のパプリカ(粉末)とパセリと小麦粉を加える.火を止めて冷ます.
- 4
3 が冷めたら 1 のパプリカに情け容赦なくギュウギュウ詰めにする.小さめのスプーンを使うとみっしり詰め込める.
- 5
シチュー用の深鍋に 4 のパプリカを並べ,缶詰トマトとざく切りの完熟トマトを投入し,水500ccと砂糖を加えて加熱する.
- 6
沸騰したら火を弱めて1時間ことこと煮続ける.塩胡椒で味を整えて食卓へ.今回はパスタを付け合わせにしてみた.
- 7
肉詰めパプリカをまる二晩ことこと加熱し続けると,壁の薄い緑パプリカはしだいに煮崩れていく.ご飯のおかずにはぴったりかも.
- 8
鉄壁の巨大パプリカは煮込み続けてもしっかり原形を保っている.パスタのてっぺんに鎮座させ,煮込みのトマトソースをかける.
- 9
パプリカが出回る季節になったので,ほぼ一年ぶりにつくってみた.まだ高値だが,初夏になれば安い国産ものが出まわるだろう.
- 10
断面図.
コツ・ポイント
パプリカが主役なので,できるだけ巨大な肉厚のものを選ぼう.香辛料である粉末パプリカの使い方は大胆なマジャール風に.日本で売っている小瓶だと一本まるごと使い切るつもりで.皿に漂うパプリカの香りはハンガリー大平原の郷愁を誘う.
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