桜の肉球フィナンシェ

春の肉球フィナンシェ。桜の葉のパウダーで華やかな桜の香り。甘じょっぱい独特の味がおいしい。
このレシピの生い立ち
桜の季節に桜のお菓子を作りたかった。ちなみに桜葉パウダーの量は、抹茶やココアなどの目安・小さじ1=2gと、実際に計量した数字を合わせたおおよその計算。
20/8/2:粉を入れる工程に加筆。
桜の肉球フィナンシェ
春の肉球フィナンシェ。桜の葉のパウダーで華やかな桜の香り。甘じょっぱい独特の味がおいしい。
このレシピの生い立ち
桜の季節に桜のお菓子を作りたかった。ちなみに桜葉パウダーの量は、抹茶やココアなどの目安・小さじ1=2gと、実際に計量した数字を合わせたおおよその計算。
20/8/2:粉を入れる工程に加筆。
作り方
- 1
薄力粉とアーモンドパウダー、桜葉パウダー、食紅は一緒にふるっておく。
- 2
冷凍卵白を使う場合は、表面が少し溶けた時点でラップを外し、ボウルに移す。その後、湯煎にかけて完全に解凍する。
- 3
焦がしバターを作る。色の変化が見やすい鍋がおすすめ。サイコロ状に切ったバターを鍋に入れ、中火にかけてヘラで混ぜる。
- 4
大きい泡→細かい泡→泡が色付くという順に変化する。最初は変化が少ないが、始終目を離さずに鍋を混ぜ続ける。
- 5
沈殿物が茶色く焦げ、泡やバターが茶色になったら火を止める。沈殿物は旨み成分なので、取り除かずに使う。
- 6
鍋から容器に移す時は、必ず金属製の容器を使う。焦がしバターは高温の油なので、耐熱プラスチックでは溶ける。
- 7
バターをかき混ぜると、泡の下のバターの色の状態が分かりやすい。鍋もほとんど焦げ付かず、洗うのが楽になる。
- 8
泡立て器で卵白をのこしを切るように混ぜ、蜂蜜と砂糖を入れてすり混ぜる。メレンゲ作りと違い泡立てない。
- 9
卵白の生地に1で振るった粉類をふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる。色の調整はここで行う。足りなければ食紅を足す。
- 10
焦がしバターを入れて混ぜる。
- 11
型の八分目を目安に生地を入れる。絞り袋があれば、それを使うともっと綺麗になる。余りがあれば、適当な型に入れて一緒に焼く。
- 12
170〜190度にオーブンを予熱する。焼く時は170〜180度で15分で焼く。
- 13
シリコン型は火の通りが悪いので、しっかり焼き色をつけたいなら少し高め(180度)に設定すればOK。
- 14
断面図。中は落ち着いたピンク色。
- 15
桜葉パウダーは製菓材料店(富澤商店)で手に入る。桜の葉の塩漬けから自作も可能。その場合は他の方のレシピを参考に。
- 16
こちらはパウダーではなく、桜の葉の塩漬けのみじん切りを入れた物。食紅ももっと多い。葉は3〜4枚位あれば作れるかと。
- 17
断面図。古いオーブン(上下ヒーター式)の例なので、参考程度に。
コツ・ポイント
バターをマーガリンで代用する際は、溶かしマーガリンにする。焦がすのは危険(cuoca参照)。卵白は卵黄だけ使うクッキーやプリンの余りを冷凍すると確保しやすい。蜂蜜は砂糖に置き換え可能。ちなみに桜葉パウダーの量は、生地全量の1%程度。
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