【江戸の味】雪花菜飯(きらずめし)

クックパッド江戸ご飯
クックパッド江戸ご飯 @coopkad_edo_gohan

きらずとはおからのことです。やさしく口当たりの良いご飯です。
このレシピの生い立ち
文献:『名飯部類』(刊年不記)

現代版のレシピは東京家政学院大学生活文化博物館様よりご提供頂きました。

【江戸の味】雪花菜飯(きらずめし)

きらずとはおからのことです。やさしく口当たりの良いご飯です。
このレシピの生い立ち
文献:『名飯部類』(刊年不記)

現代版のレシピは東京家政学院大学生活文化博物館様よりご提供頂きました。

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材料

3人分
  1. 1.5カップ
  2. 360ml
  3. おから 60g
  4. 羅臼昆布 10g
  5. 梅干し 1個
  6. 小さじ1/2杯
  7. 醤油 大さじ1杯
  8. 700ml

作り方

  1. 1

    おからを万能こし器の中に入れ、水をはったボウルの中でこす。

  2. 2

    こしたおからをふきんで絞る。

  3. 3

    鍋でパラパラになるまで乾煎りする。

  4. 4

    ご飯を普通に炊き、蒸らす時に3を入れて混ぜる。

  5. 5

    昆布を細かく刻む。

  6. 6

    鍋に水、梅干し、刻んだ昆布を入れ加熱し、塩と醤油で味を調える。

  7. 7

    茶碗にご飯をよそい、上から6のだし汁をかけて盛り付ける。

  8. 8

    【元文献の記述】
    雪花菜の塵埃を択去て 雷盆にて雷察て 銅篩にてこし 雪花菜一升に坪焼塩一陶の上下を去ル

  9. 9

    【元文献の記述】
    焼土あるかゆへ也 中心をわさび擦にてすり 能和調常のことく飯を炊きて

  10. 10

    【元文献の記述】
    飯上の水尽きて断薪の時 右の雪花菜を飯上におき蒸し熟し 注子に盛て合和上下す

  11. 11

    【元文献の記述】
    △達失汁を用ひず 随分よき剉昆布に梅諸を入 常のことく達失にしやうゆかけんし 煮汁を多くしてかける

コツ・ポイント

少し手間ですが、おからを漉すことで塊がなくなって口当たりが良くなります。
昆布は出汁がよく出るよう、また、柔らかく食べやすいように細かく切りましょう。

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クックパッド研究開発部が江戸時代のレシピを掲載していきます。食文化研究部会様 ( http://www.js-foodculture.org )のご協力を頂いています。人文学オープンデータ共同利用センター様もレシピの掲載をして頂いています。TOPのイメージ画像は、国立国会図書館蔵「十二月之内 師走餅つき」「燕々亭・名古屋山三」「よし原十二ヶ月の内. 3 」
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