干さない梅干

梅仕事その1。梅漬け。たっぷりの赤紫蘇の色と香りが幸せ。以前、紫蘇の処理と、干す作業でうんざりしてしまってやめてしまった。このやり方でなければ、もう、わたしには作れない。
このレシピの生い立ち
年を経た梅干は、赤紫蘇の香りは薄らいでしまうけど、お肌が柔らかい。この季節は、新物と昨年のと両方楽しめる。赤紫蘇をたっぷり使うなら、干す必要はないと思っています。色も香りもそのほうが生きているから。
干さない梅干
梅仕事その1。梅漬け。たっぷりの赤紫蘇の色と香りが幸せ。以前、紫蘇の処理と、干す作業でうんざりしてしまってやめてしまった。このやり方でなければ、もう、わたしには作れない。
このレシピの生い立ち
年を経た梅干は、赤紫蘇の香りは薄らいでしまうけど、お肌が柔らかい。この季節は、新物と昨年のと両方楽しめる。赤紫蘇をたっぷり使うなら、干す必要はないと思っています。色も香りもそのほうが生きているから。
作り方
- 1
保存ビンには去年の残りわずかの梅と赤紫蘇と梅酢が入ったまま。そろそろ、それぞれを別容器に取り分け、保存ビンは洗っておこう。赤紫蘇は、干してゆかりに。梅酢はこれからまた出番。
- 2
2008年の梅。アンズかと思うようなすごい香り。レモン色じゃまだ早い。若いアンズといった、うっすらオレンジがかる色になるまで、風通しのよいところにおいて待つ。この香りの素晴らしいこと!
- 3
2006年の梅はすごかった。みんなほっぺがほんのり真っ赤。梅を洗って乾かす。ヘソを竹串でていねいに取る。
- 4
梅漬けの別容器に、梅を全部入れ、上から天塩を一度に入れ少しゆする。そして、その上から去年の梅酢を1カップ位回しかける。梅酢をかけるので塩は適当に下の方にも回ってくれる。
- 5
梅漬けの容器が、保存ビンの直径より10cm位大きかったので、容器の口に上からビニール袋を逆さに被せて、保存ビンにいっぱい水を入れて重石にしてしまいます。
- 6
することといえば、水が上がるまで、1日に1回容器を軽くゆする。2・3日ほどで水が上がり始め、1週間から10日ほどで、保存ビンの水を捨てて、重石を軽くする。
- 7
そのうち良い赤紫蘇が手に入ったら、赤紫蘇を洗う前に、重石にしていた保存ビンの中身は、洗ってよく乾かしておきます。
- 8
赤紫蘇は1把ずつ適当に葉をむしりながら洗う。細い茎は少々入っても気にしない。几帳面に洗っていたら、夜なべ仕事になる。1把、または一袋というのは洗うととってもカサがあります!
- 9
洗った赤紫蘇を新しいゴミ袋に入れ、紫蘇揉みの天塩の半分を入れて流しでビニール袋ごとよく揉む。嵩が減ってブクブクと紫の泡と汁がでてくるので、赤紫蘇を何回かに分けて両手でギュッと絞り、ボールにでも取っておく。
- 10
袋の中の泡とアクの水を捨て、赤紫蘇を戻し残りの天塩を入れてまた揉む。今度はキュッと絞っておく。以前、親の仇のように力いっぱい絞ったら、赤い色が薄くなってしまいました。
- 11
保存ビンに梅を一段入れたら赤紫蘇一掴みをほぐしながら入れる。これを適当に繰り返し、最後は赤紫蘇を上に敷き詰めて終わる。そして、容器に残った梅酢を上の赤紫蘇が浸るまで回しかける。残った梅酢は口いっぱいまで入れて余ったのでサラダや和え物に。
- 12
容器の底に残った天塩は余分な塩だからここに入れません。余った赤梅酢とともに即席漬け等に利用して。
- 13
やることはこれでおしまい。保存ビンはガラスだから、見ていて毎日楽しい。日に日に梅が、うれしはずかし・・・染まっていきます。
- 14
まっかになったら、ひとつ味見。適当な保存容器に分けながらいただきます。、赤紫蘇の香りがさわやかで、新物はおにぎりに混ぜても、おかゆにのせても、色と香りが素晴らしい。
- 15
2006年の南高梅5kgで108粒。 2007年の南高梅4L、5㎏で111粒。
2008年の南高梅5kgで109粒。
コツ・ポイント
南高梅4L! まるで大きなアンズ、あるいはスモモのようでジューシー。分量上は減塩ではないが、4Lだと、果肉部分の割合が大きいので塩はそんなに強くない。小さな梅だと少し塩を減らしたほうがいいでしょう。そして、選ぶ梅の色はとっても大事!
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