白菜を１枚ずつはがして綺麗に洗って、自分が食べるときの１口大に、全部の白菜を包丁で切る。（★これが早漬けのポイント。かたまりのまま漬けないんです。）

切った白菜を、清潔な場所に移し、全体量の2.6％の塩をまんべんなくまぶして、丈夫なビニール袋に入れて、袋の口を縛る。（多ければ複数の袋に分けて入れてもいいです。）注＊塩分は重要。面倒でも、はかりで白菜を計って塩の量を算出してください。

これ以上かさが減らなくなるまで踏む。（５分くらい。）注＊袋から白菜の水分が出てくる可能性大なので、濡れても平気な場所でやってください。ちなみに手順４の写真ではイメージが悪いので脱いでますが、靴下濡れると嫌なので私はスリッパはいてやってます。

大きな入れ物（大鍋など）に白菜を全部移す。（★出た水分も捨てないでください。普通は下漬け後、出た水は捨てるのですが、ここでは早漬けの為に、白菜から出てきた水が必要なのです。）

薬味の用意です。細ネギは長めに斜め切り。（太ネギなら５ｃｍくらいの長さで縦に細く千切り。）生姜は、細く針生姜状に千切り。ニンニクは包丁の背で時折つぶしながら、かなり細かい微塵切りに。

休ませずにすぐ食べる事もできます。葉の部分限定ですが。作ってすぐは、白い茎の部分からまだ十分に水分が出てないので、漬け汁がまだしょっぱいので葉の部分だけ漬け汁を軽く絞ってから取りよけて。（漬かりづらい茎の部分は、１２時間以上過ぎてから。）

味の変化は、●作ってすぐ→サラダ感覚。●１２時間後→浅漬け風（茎の部分にまだシャキっとしたフレッシュ感が残っていて塩気があと一歩という状態。）●２４時間以降→やっと漬物の味。●７日以降→発酵してきて、酸味が出てすごく美味しくなってくる。

塩分濃度が低いので、何ヶ月も持つ作り方ではありません。保管は冷蔵庫でお願いします。

このレシピの辛さの度合いは、10段階評定でいうと、スーパーで売ってる普通のキムチが５、辛めのキムチが７、凄まじい激辛が１０だとすると、このキムチは２か３くらいです。辛味が欲しい人は、パプリカを減らして粉唐辛子を増量で辛味の調節をして下さい。