一番わらびのアク抜き・アルデンテ

初物一番わらびは柔らか過ぎ。温度計でシャキシャキとした、いわば「わらびのアルデンテ」に持ってゆく方法を紹介します。
このレシピの生い立ち
再びアク水に一昼夜浸漬する手法は母から聞いていたものの上手くいきません。わらびに灰を振りかけ熱湯を注ぎ、氷水を入れて冷ます手法をやってみましたが良い方法とは思われず、試行錯誤の末、ようやく温度設定が分かりました。からし醤油は叔母の示唆。
一番わらびのアク抜き・アルデンテ
初物一番わらびは柔らか過ぎ。温度計でシャキシャキとした、いわば「わらびのアルデンテ」に持ってゆく方法を紹介します。
このレシピの生い立ち
再びアク水に一昼夜浸漬する手法は母から聞いていたものの上手くいきません。わらびに灰を振りかけ熱湯を注ぎ、氷水を入れて冷ます手法をやってみましたが良い方法とは思われず、試行錯誤の末、ようやく温度設定が分かりました。からし醤油は叔母の示唆。
作り方
- 1
お湯は75度Cまで温めます。沸騰させません。
- 2
今回の例では約600gのわらびに20gの木灰(もくばい)を用意しました。
- 3
大鍋を温めている間冷たい水を容器に溜めておきます。
- 4
お湯を75度Cまで温めます。
- 5
別の容器に分量の木灰と75度のお湯を七分目まで入れかき混ぜます(この容器の穴は透明なビニールテープで塞いである)。
- 6
採ったわらびはできるだけ早く処理を開始しましょう。茎の方から灰汁に入れ、腰湯を使うように45秒浸します。
- 7
わらび全部を浸します。木べらとゴム手で返しながら灰汁がむら無くゆき渡るようにします。必要でしたら湯を足します。
- 8
木べらで返しながら、わらびの一部が群青色に変わったらすぐ水を溜めた容器に移します。木べらで混ぜた時間は2分程度でした。
- 9
流水に入れて温度を下げてやります。
- 10
アク水はまだ捨てません。温度が下がるのを待ちます。扇風機などで風をあてるとすぐに下ります。
- 11
アク水が45度Cになったら流水に入れていたわらびを移しアク水に再び浸漬します。わらびがだらだら濡れたままで移してもよい。
- 12
再び木べらで何回か返して混ぜます。皿等で蓋をして次の日までアク出しを続けます。わらびが空気と接触し続けるとよくない。
- 13
次の日アク汁が深緑色になっていたら捨て、わらびは流水にいれます。さらす時間は30分。長くさらすと旨味まで抜けます。
- 14
わらびの花を取ります。採取してから処理までの時間が短いので茎の端まで食べても美味い。
- 15
今回はからし醤油でいただきました。シャキシャキ、ヌメヌメ食感がたまりません。一番わらびのアルデンテでした。
コツ・ポイント
奥山薫風香る頃わらびの出始めで、一番わらびといいます。繊維が柔らかく処理に気を使います。通常のやり方では柔らかくなります。臆せず温度計を使いましょう。灰汁;お湯と分量の木灰が混ざった液体。アク汁;灰汁にわらびのアクが溶け出した液体。
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