2022梅干し仕込み(梅種:十郎)

毎年梅の記録です。関東漬けが基本の手法です。
このレシピの生い立ち
ずっと毎年めげやずにやってきた集大成の積み重ねを経験値にしています。 20220616謹製
2022梅干し仕込み(梅種:十郎)
毎年梅の記録です。関東漬けが基本の手法です。
このレシピの生い立ち
ずっと毎年めげやずにやってきた集大成の積み重ねを経験値にしています。 20220616謹製
作り方
- 1
梅は黄色っぽくなり、いい香りが家中を充満するくらいまで追熟させ、硬いうちが作業時。必ず重さを測りましょう。
- 2
実の表面の細かい毛が水を弾きます。優しく水を回し、痛めないよう洗います。激しい汚れは痛めないようふやかし落とします。
- 3
計量時、粒も数えておくといいです。傷んだ実は避けてください。参考はわかりやすいよう1晩置いた状態のものです。
- 4
ヘタ取ります。ヘタはホシと呼ばれます。朝採取の青梅は取りにくいので1晩置くといいでしょう。
- 5
ホシを外したところです。取れてる?っていうのがあっても、小さいのが残ってないか必ず取る。雑菌の原因です。
- 6
全部のホシを取り、水を2度ほど入れ替え、最終段階の洗浄。この量で5キロ。よく水を切り乾かすか拭きます。
- 7
5キロから漬けるには樽、漬物用、これは厚口ビニール18号です。汁漏れ防止二十重ねを勧めます。内側は触らない。満遍なく消毒
- 8
ボールにもアルコール消毒、分量の塩ひとつまみ入れます。
- 9
梅にアルコールひと吹き、表面が湿る程度で絶対びちゃびちゃにしない。殺菌消毒は段階ごとにできる限り丁寧に。
- 10
粗塩の角で表面に細かい傷を漬けるイメージで、梅を痛めないように擦り混ぜる。飛び出さないように。
- 11
粗塩の粒が着いてます。細かい傷から潮が染み梅のエキスが沢山出るわけです。決して、傷をつけないでくださいね!
- 12
樽のそこにもうっすら分量の塩を撒き敷きます。そこ⑪を敷いていきます。隙間なくだけど潰れないようにみっちり詰めてください。
- 13
1段ごとに分量の塩を少量撒き敷きます。これは2段目。
- 14
3段目と繰り返していきます。やり直しが聞かないので、雑にならないように丁寧に。
- 15
⑨~⑬を繰り返したまに⑧、5キロ地点。5キロ分で計量した塩の残りを全部入れます。
普通はここでおしまいになります。 - 16
10キロは、同工程をリピート。落し蓋もアルコール消毒できるだけ空気を抜き口をねじって輪ゴムできつく締めます。
- 17
この重しは3キロ。この場重しが沈むと途中でハマってしまうので2キロに換え、重さ不足は1キロを乗せ置きます。
- 18
5キロ漬けは10L樽×2で10キロっていうのもありです。今回のやり方。これは2日目。重しが沈んでますね。
- 19
開けられないので非破壊検査。赤いラインが梅の量、白のラインが梅汁が上がってきた線。梅の実より上がってなればダメです。
- 20
おもしの脇から見た感じまだ上の塩は溶けきってませんが、汁が上がってきています。上がりが悪かったら潰れない程度重し増しを。
- 21
重石を外したところ、梅汁が上がったら重し軽くしても。毎日異常がない観察し汁上がりが悪かったらそっと汁を回すように動かす。
- 22
今日は7月9日、ちょうど3週間経ちました。今年は梅雨明けが早かったので、干すのも早め
- 23
蓋を外し、1粒づつ穴を開けたりしないよう、汁でザルがびちゃびちゃならないよう丁寧に並べます。
- 24
ザルは汚れをきれいにして、菜箸とアルコールを吹き付け消毒。
- 25
5キロで全部で156粒。菜箸で梅に穴を開けないよう注意。閉じ込めた梅の旨味エキスが出てしまいます。
- 26
梅酢(漬け液)は一日当てたら取り込みます。瓶やペットを消毒したものに移し保管。2日目早朝、ひっくり返しました。
- 27
3日目です。もちろん朝晩外に出しっぱなしです。消毒したタッパーに収納し終了です!!
コツ・ポイント
早く梅汁をあげること、空気に触れない事でカビなどのトラブルを避けらます。それには容器な入れる前の粗塩の擦り込みがひとつのポイントになります。毎日観察してください。
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