実家に伝わる博多雑煮

私の実家に江戸時代から伝わる雑煮です。曾祖母の代でかなり簡略されていますが、シンプルで素材の旨味をいかした透明な出汁が自慢です。ぶり、カツオ菜がはいっていて、出汁を焼きアゴでとるのが博多流だそうです。
このレシピの生い立ち
母が嫁いだときに祖母より教わった作り方です。祖母の話によると曾祖母が嫁いだころは、串に7種類の具を刺したものを雑煮椀のだし汁に目の前で入れて出していたそうですが、曾祖母が「面倒だ」ということでこの形になったようです。
実家に伝わる博多雑煮
私の実家に江戸時代から伝わる雑煮です。曾祖母の代でかなり簡略されていますが、シンプルで素材の旨味をいかした透明な出汁が自慢です。ぶり、カツオ菜がはいっていて、出汁を焼きアゴでとるのが博多流だそうです。
このレシピの生い立ち
母が嫁いだときに祖母より教わった作り方です。祖母の話によると曾祖母が嫁いだころは、串に7種類の具を刺したものを雑煮椀のだし汁に目の前で入れて出していたそうですが、曾祖母が「面倒だ」ということでこの形になったようです。
作り方
- 1
だし汁の材料○を全てボウルなどに入れて1晩漬けて出汁をとる。
- 2
一晩寝かした手順1のだし汁から、昆布とアゴをとりのぞき、どんこ椎茸のいしづきを取り除いたものとだし汁だけを鍋にいれ火をつけ沸騰させる。
- 3
2の鍋が沸騰したら、ブリの切り身を全部入れ、一煮立ち。火を弱火にし、灰汁を丁寧にとる。灰汁がなくなったら、薄口醤油で味つけをする(昆布やどんこ、アゴの種類や質によって味がかなり違うので、大さじ1くらいづつ薄口醤油をいれ味をみながら味付け)
- 4
別の鍋に水を入れ、1で出汁をとった昆布を入れ沸騰させます。沸騰したら、お餅を食べる数だけ入れ、中火でお餅が柔らかくなるまで煮ます。
- 5
お餅を入れたところ。
- 6
お餅が好みの固さに煮えたら、お椀に入れます。
- 7
カツオ菜とかまぼこ(紅白1切れづつ)を入れます。
- 8
手順3でできているだし汁を注ぎいれます。そのときに、ブリを一切れと椎茸を入れます。出来上がりです。
- 9
透明なだし汁が特徴です。ブリの旨味とアゴだしの上品なコクが美味しいお雑煮です。
コツ・ポイント
味付けは、薄口醤油かまたは、市販の白出汁を使われるのがお勧めです。出汁をとるのに使用する「昆布」「どんこ椎茸」「焼きアゴ」の種類や質によって味がかなり違うので、あえて薄口醤油(または白出汁)の分量を書いていません。手順3の味付けの段階で最初は大さじ1から、少しづつ味見をしながらたしてゆき好みの味付けにしてくださいね。
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