~さくら香る♪~ 桜あんぱん

一口食べるとふんわりと桜の香りが広がる、上品な甘さのあんパンです。 お花見のおともに、または散った桜を惜しみながら、春を味覚でも楽しみましょう♪
このレシピの生い立ち
ある日お店で食べた桜あん入りの蒸しパンがとてもおいしかったので、家でも作れないかと思って作ってみました。
作り方
- 1
白あんを作る。小なべに☆を入れ、火にかける。絶えずかきまぜながら、ヘラですくうとぽってりと落ちるかたさになるまで水分をとばす。中火~弱火で約12分かかります。できたら火をとめてあら熱をとる。
- 2
パン生地を作る。材料をまぜてこねあげる。一次発酵45分(寒い日は50分)。
- 3
一次発酵中に桜あんを仕上げる。桜の花は洗って塩を落とす。形のいいものを飾り用とし、水につけて約30分塩抜きをする。残りは塩抜きせず、ただ洗うのみ。がくを落とし、花びらだけを使う。キッチンペーパーで水気をとる。
- 4
桜の葉も水で洗い、葉の芯をのぞき、キッチンペーパーで水気をきる。細かくみじん切りする。
- 5
あら熱がとれた白あんに桜の花びらと葉をまぜ、桜あんの完成。
- 6
パン生地が約2倍にふくらんだら一次発酵完了。全体をおおまかにガス抜きし、16個に分割する。丸めなおしてぬれぶきんをかけ、ベンチタイム15分。(生地1個約35g)
- 7
ベンチタイム中に、塩抜きした飾り用の桜の花の軸を写真にように短めにカットしておく。 ※飾りの花は必ずしも全部のパンに乗らなくてもいいと思います。全部乗せたいかたは桜の塩漬けの分量をお好みで増やしてくださいね。
- 8
生地を手のひらの上で伸ばし、桜あんを包む。パンは焼くと膨らむことを考え、ちょっと多いかな、と思うくらいあんを包む。 ※ちなみに私はカレースプーン大盛り1杯くらいを包みました。
- 9
あんを包んだら、とじ目を下にし、少し手のひらで押さえる。真ん中に飾り用の花を置き、指で押す。
- 10
※生地が4つくらい余るので、あとはお好みで仕上げます。ジャムやクリームを包んだり、小さくきったプロセスチーズなどを巻き込んでもおいしいです。
- 11
※飾りアイデア※ 桜の葉が余っていれば、10分くらい水につけて塩抜きし、あんを包んだパンを乗せて一緒に焼いてもいいですよ。
- 12
全部包めたら、二次発酵25~35分。
- 13
190度に予熱したオーブンで約13分焼く。
- 14
できあがり。
コツ・ポイント
桜あんは桜の塩気が味のポイントになりますので、花と葉は塩を洗い流す程度にしてください。でも、飾り用は塩抜きしたほうがいいです。
桜あんは、白あんそのものが手に入るかたは手順1を飛ばして、そのまま桜を混ぜてください。私は手に入らなかったため、さらしあんで作りました。
桜の風味を引き立たせるため、生地は極力シンプルにしています。ショートニングがなければバターでも代用できます。