お手軽ロースハム

kaier
kaier @cook_40019201

基本的には放っておくだけ、簡単で安くて食いでがあって、無添加のロースハムです。我が家では肩ロースが定番ですが、背ロースでもいいし、鶏胸肉をつかって鶏ハムにしてもいいです。我が家の定番料理というか常備菜みたいなものでしょうか。
このレシピの生い立ち
燻製が、実は非常にお手軽なので、割と日常的に作ります。
ロースハムは失敗しないものの代表で、実際に作業する時間は1時間くらい?基本的には時間が勝手においしくしてくれる、ほうっておくだけの料理なので、我が家ではずいぶん長い間市販のハムを買っていません。
材料の肉は肩ロースでもキロ2000円超くらいなので、市販品と比べると半額以下のお安さ。そして何よりもおいしいのがいいです。

お手軽ロースハム

基本的には放っておくだけ、簡単で安くて食いでがあって、無添加のロースハムです。我が家では肩ロースが定番ですが、背ロースでもいいし、鶏胸肉をつかって鶏ハムにしてもいいです。我が家の定番料理というか常備菜みたいなものでしょうか。
このレシピの生い立ち
燻製が、実は非常にお手軽なので、割と日常的に作ります。
ロースハムは失敗しないものの代表で、実際に作業する時間は1時間くらい?基本的には時間が勝手においしくしてくれる、ほうっておくだけの料理なので、我が家ではずいぶん長い間市販のハムを買っていません。
材料の肉は肩ロースでもキロ2000円超くらいなので、市販品と比べると半額以下のお安さ。そして何よりもおいしいのがいいです。

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材料

  1. 豚ロース(肩・背) 1kg
  2. 70g
  3. 1L
  4. 砂糖 大さじ1
  5. オニオンパウダー 小さじ1
  6. 白胡椒(荒く挽く) 小さじ1
  7. 黒胡椒(粒のまま) 小さじ1
  8. エストラゴン(乾燥ホール) 大さじ1
  9. ガーリックパウダー 好みで
  10. オールスパイス、ナツメグ、セージ等のスパスパウダー 好みで
  11. くん棒(冷燻用チップの棒) 大1/2本(1.5時間分)

作り方

  1. 1

    肩ロースまたは背ロースは、肉屋さんに事情を話して(ハムを作りたいから等)国産の生(冷凍ではないもの)で形のよいところを切ってもらう。(それにより残った形の悪いところも、酢豚用とかミンチで買えば、大抵はいやな顔はされないです)

  2. 2

    肉は、フォークで適当に表面に穴を開けておく。そんなにたくさんあけなくてもいい。ぼろぼろにならないように。

  3. 3

    豚ロース、くん棒以外のすべての材料を鍋に入れて、一沸きさせ、よく冷ます。この液体を「ソミュール液」という。もし旨みがほしければ、チキンコンソメとかを加えてもいい(入れなくても肉の味だけで十分おいしいのですが・・・)

  4. 4

    よく冷めたソミュール液を、肉と一緒にジプ○ックのフリーザーパックなどの丈夫で密閉できる袋に入れ、空気を抜いてパーシャル・ルームへ。一週間(まる7日)寝かす。

  5. 5

    肉を取り出し、流水(ちょろちょろ)で3時間ほど水に晒す。

  6. 6

    肉を取り出し、できるだけ水分をふき取ってから、晒布で巻く。形をきれいに整えながら凧糸でぐるぐる巻く。

  7. 7

    肉を、ラップをかけない状態で、冷蔵庫で半日置いておく。途中一度ひっくり返す。これで夏場であっても安心な状態で風乾できる。調理師さんとかはよく使う手だったりする。

  8. 8

    ダンボールとかを工夫して、肉を箱の中で宙吊りにする。適当な缶の蓋とかの上に、火をつけて吹き消したくん棒(お線香とかと同じ状態になります)を置いて、1.5時間くらい燻製にする。

  9. 9

    燻製が終わったら、いよいよボイル。温度計で68度~73度の間の温度を保ちつつ、1時間45分ボイルする。火はつけっ放しにしない。73度の湯が68度になるのに、冬場だとだいたい5分くらい、夏だと10分くらいかかる。

  10. 10

    ボイルが完了したら、お湯を捨て、なべを洗ってから3分ほど流水で晒す。水を止めて、氷をたくさん入れて、できるだけ早く冷たく冷やす。低温でボイルし、急冷することで、ハム独特の質感が生まれる。

  11. 11

    かたまりのまま保存するときは、晒布をはずさずパーシャルルームへ。スライスするなら、クッキングペーパーなどの耐水紙に並べてからジプ○ックに入れ、できるだけ空気を抜いてパーシャルへ。
    だいたい一週間くらいはおいしくいただけます。

  12. 12

    【追記】ソミュール液に一週間くらい漬けると、たまに水がにごったり、トロリとした質感になったりします。これは肉に含まれる脂肪とコラーゲンのゲル構造が切れてしまうことで起こります。いやなにおいがしなければ大丈夫なのですが、肉に腰はなくなります。

  13. 13

    【追記続き】ただ、もし少しでも発酵臭や酸っぱいにおいがしたら、思い切って破棄すべきです。また、水にとろみがついたものが、ネバネバしていても問題があります。普通はトロミはあっても、さらっとしていて、粘りません。

  14. 14

    【追記ラスト】と、ちょっと脅かすような話をしていますが、健康な豚肉と、適切な塩分濃度、冷蔵保存であれば、腐敗はまずありえないのでご安心を。私は一度も経験がありませんし、追記内容はすべて人づてに聞いた話。安全のために記載しておきます。

コツ・ポイント

コツといっても、基本的にほうっておくだけなので・・・やはり素材の良さが一番大事でしょうか。我が家では近くに市場がありまして、黒豚の肩ロースが1キロ2200円くらい。とてもおいしい。
ポイントとしては、エストラゴンの風味を利かしているところでしょうか。フランスに居たころに街のデリカで売っていたハムは、たしかにエストラゴンの風味がした。懐かしい風味です。苦手な人はなくても大丈夫ですよ。

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本格的っぽく見える、実は手軽って感じの料理が好き。見た目に面白い、食べて嬉しい、それ以上に作って楽しい料理を研究していきたいです。
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