゚・*:栗ごはん :*・゜

なつかしの文化鍋で栗ご飯を炊いてみました。 もちろん、炊飯器でもOKです。 ご飯と一緒に炊く前に、栗を下茹でするので、栗が柔らかく、ツヤがあります。
このレシピの生い立ち
栗の渋皮煮を作っている過程で渋皮に傷が付いてしまったり、削れてしまったものを利用して作りました。
作り方
- 1
【前夜】
鍋に湯を沸かし、少し濃いめに塩を入れる。
塩が溶けたら、栗を入れてすぐに火を止め、そのまま一晩放置。(※栗をお湯に入れたときに、浮いてきたものは虫食いなど食べられないので取り除く) - 2
【当日】
栗の尻の方に包丁を寝かせるように当て、少し削る。そこから包丁の刃元を引っ掛けながら親指で抑え、手前に剥いていくと、鬼皮が剥きやすいかと思います。
鬼皮を剥いた栗はすぐに水に浸けておく。 - 3
鍋に湯を沸かし、沸騰したら重曹と、渋皮が付いたままの栗を入れ、灰汁を取りながら弱火で20分茹でる。
- 4
湯を捨てず、そのまま流水を注いで鍋の中の温度を徐々に下げる。水が澄んだら流水を止め、栗が触れるくらいに冷めるまで放置。
- 5
栗の温度が下がるまで待っている間に米ともち米を合わせて、水が澄んでくるまで研いでザルにあけて水気をよく切る。
- 6
鍋に⑤と雑穀、分量の水を入れ軽く混ぜ、切込みを入れた昆布を加え30分程浸す。※赤いのは黒米の色素が染み出ている為です。
- 7
栗は丸い尻の方から渋皮ごと実を2mmくらい削り、削ったらすぐに水にさらす。
栗が大きい場合は2~3等分する。 - 8
栗の水気をよく切り⑥に入れたら、酒、砂糖、塩の順に振り入れてそのまま蓋を閉める。
- 9
炊飯器の場合はそのままスイッチオン!
鍋の場合は強火に掛けて蓋がカタカタと震えだしたら中火で5分、弱火で10分、火を止めてそのまま15分蒸らす。※その間絶対に蓋を開けないでください!
- 10
底からすくい、切るようにほぐし、茶碗によそったら、黒胡麻を振って出来上がり。
コツ・ポイント
お鍋を一度火に掛けたら、絶対に蓋を開けない事です。塩味をあらかじめ付けてあるので、最後にかけるのは胡麻だけです。
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