ガトー・バスク●デコ型●伝統版

伝統レシピそのままに、デコ型で。ザクッと香ばしい表面の下はむっちりバター生地、更にその中にたっぷりとろ~りカスタード。
このレシピの生い立ち
フランスに住んでいらっしゃるドイツ人おばあちゃん、オーマから教わった、ガトー・バスクの基本の基本です。以来、私の定番レシピのひとつになっています。綺麗にデコレーションされたケーキも良いですが、ときどき無性にコレを食べたくなります。
作り方
- 1
【下準備】薄力粉をふるっておく●型へ薄くバター(分量外)を塗っておく●オーブン予熱170℃
- 2
【カスタードクリーム】ID:18083881の作り方をご参考に。最後のラム酒はまだ加えず、冷蔵しておく。
- 3
【生地】室温で柔らかくしておいたバターを練り、砂糖と塩を加え混ぜる。※フランス版→ヘラで練り、空気を含ませない。
- 4
※日本版→泡だて器で白くふんわりとなるまで、よくホイップする。仕上がり、フランス版はザクッとし、日本版は軽い食感になる。
- 5
溶いた卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜ合わせる。
- 6
薄力粉を3回に分け、入れる。その都度、切るように、ヘラまたはカードで混ぜ合わせる。少し、粉気が残っている状態で→
- 7
ラム酒を一度に加え、混ぜ合わせる。
- 8
袋またはラップでひとかたまりに包み(※パウンド生地並に柔らかい)、冷蔵約1時間。
- 9
手順2のカスタードクリームに、ラム酒を一度に加え混ぜ、もどす。
- 10
【成型】手順7の生地を、2/5(上部)と3/5(下部と側面部分)に分ける。3/5の方は、冷蔵しておく。
- 11
2/5の方をラップではさみ、めん棒でのしていく。デコ型に合わせ、18cm円状になるように。厚さ約1cm。
- 12
再度ラップ等で包み、冷蔵しておく。
- 13
3/5の生地を円状にのす。こちらは側面部分も含むので、型より3cm程大きく、形作る。ダレているようなら、一旦冷蔵。
- 14
手順13の生地を型内側へ敷き込んでいく。空気が、型と生地の間に入らないよう、指で手早く。
- 15
手順9のカスタードクリームを、手順14へ均等に絞り入れる(※ヘラ等で流し入れても可)
- 16
ここからが、セルクルではなく、デコ型で作るポイント。クリームより上にある生地を、指で内側へ折る。
- 17
ある程度折り込んだら、次は濡らしたスプーンの背で、綺麗に折り、角を付ける。型高さより、約2cm低くなる。これが→
- 18
本来のセルクル高さ程度になる。画像はズームイン。濡らすことにより、綺麗に整えられ、手順19の接着役目も果たす。
- 19
手順12の2/5生地を、上へ空気が入らないようかぶせ、密着させる。
- 20
卵黄を水で溶いたもの、または全卵(※分量外)を、表面へハケで塗る。二度塗りすると、ムラがない。
- 21
竹串で、お好みの模様に筋を描く(フォークで格子状が、手軽で一般的)
- 22
予熱済オーブンへ入れ、170℃で45~55分。表面は卵により焼き色が付き易く、下生地中央は火が通りにくいので注意。
- 23
濃い焼き色が付くまで。焼成後、型から外し網の上で冷ます。完成。
- 24
しっかり生地を焼いているといっても、中はカスタードクリーム。翌日までには、食べきって下さい。
- 25
【アレンジ:アーモンド風味生地】 粉分量のみ変更→薄力粉270g ・アーモンドプードル80g
- 26
生地敷き込みタイプのこのレシピ他、更に手軽な生地絞込みタイプは→ID:18082739
コツ・ポイント
細かい点については(字数制限のため)、以下コメント欄へ↓
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