栗選び･･まずは大きいもので。小さいと剥き崩れたりと、扱い慣れるまではこちらが楽かも。

栗は３分煮立てふやかしてっぺんにハサミで小さく切り込みを入れる。竹串で底部に向かって鬼皮を剥く。

ここで･･量を考えると重い包丁は無駄な労力。竹串なら手早いです。てっぺんの傷から煮崩れるのでここは注意を。

焼きミョウバンを小鍋に煮溶かし刳りの被るくらいの量まで水で伸ばす。鬼皮の剥けた順に漬け込み一晩置く。

ここで･･･栗は常に水でさらし作業する癖をつけておくと後が楽です。すぐ空気に触れて変色したがります。

翌日、鍋のまま１０分茹でる。ブクブク灰汁が沸き鍋が変色することもあります。

栗を流水にさらしながら竹串で渋皮の汚れを剥いでいく。ミョウバン水を取り替えて２~３回茹で繰り返す

ここで･･茹でるごとに栗はふやけ崩れやすくなるので無理な力は禁物。軽く指で擦り落ちるぐらいが崩れ時でもあるようです。

ここで･･明暗が分かれました。黒い筋を強めに剥がそうとしたものが３~４個煮崩れ。てっぺんの切り込みの深さもあったかも？

鍋に移してしっかり柔らかくなるまで茹でる。時間は栗の大きさ鍋の厚さ次第。今回は約20分で竹串がスッと通りました。

栗の被るぐらいの量の澄んだ水に１時間休ませる。別鍋に砂糖、黒砂糖を煮溶かした中に栗を一晩クッキングシートを被せつけ込む。

翌日、栗をそっと取りだしシロップだけ鍋で３分の２量ぐらいまで煮詰める。ラム酒、栗も加え馴染むまでつけ込む。