瀬戸内の春♪基本のいかなごのくぎ煮

春を告げるいかなごのくぎ煮です。
難しそうで敬遠しがちですが、材料も作り方も非常にシンプルです。
このレシピの生い立ち
毎年、春の訪れとともに作っています。
5kg単位で作りますが、当然親戚におすそ分けしています。
ただし、今年(平成29年)は不漁のため、高級食材化していました…。
作り方
- 1
生いかなごをザルに上げます。
- 2
流水で表面のヌメりや汚れを落とします。
手で優しく洗うようにして下さい。 - 3
2の水分を切ります。
ザルを斜めにすると、よく切れます。 - 4
しょうがを2ミリ幅に切り…
- 5
マッチ棒よりやや太めの短冊切りにします。
- 6
5のしょうがと●の材料を大きめの鍋に入れ、強火にかけます。我が家では特大36cm両手鍋を使用しています。
- 7
6が沸騰したら…
- 8
3のいかなごの1/3の量を入れます。
いかなごを入れると急激に温度が下がるので、素手でも大丈夫です。 - 9
周りから再沸騰してきます。
3分後に再び1/3を入れ、更に3分後に全量入れて下さい。 - 10
アクが出てきますので、丁寧に取り除いて下さい。
多少の調味料をすくってしまっても大丈夫です。 - 11
アクは鍋の縁に回りますので、根気よく取って下さい。
まだ火加減は強火のままです。 - 12
いかなごの大きさと分量により違ってきますが、5~10分、アク取り作業を続けて下さい。
- 13
大体のアクが取れたら、アルミホイルをかけます。
- 14
細かな泡が鍋の縁から吹きこぼれる直前の火加減に調整して下さい。大体中火程度です。
- 15
そのまま煮汁が少なくなるまでひたすら煮詰めて下さい。
- 16
煮汁の量が半分程度になった頃に水あめを加えます。
まだアルミホイルはかけたままで。 - 17
煮汁の量が1/4程度になったらアルミホイルを取り、鍋を揺すって、いかなごの天地を返すようにして下さい。難しいですが…。
- 18
鍋を揺すりながら返す作業を続けます。煮汁がほぼ無くなるまで続けて下さい。
- 19
煮汁の量が鍋底から5ミリ程度になるまで煮詰めます。
それ以上煮詰めると、水あめ等で焦げ付きます。 - 20
事前に新聞紙を広げ、その上にクッキングシートを敷いておきます。
我が家は狭いので、フローリングに広げます。 - 21
扇風機若しくは冷風機を準備します。
- 22
21に18を広げ、風を当てながら冷まします。
ごま等が好きな方は、このタイミングで加えて混ぜて下さい。 - 23
完成です。
ご飯が何杯でもイケます♪
コツ・ポイント
工程3の水分は確実に切って下さい。
また、工程14以降の火加減は十分注意して下さい。吹きこぼれます…。
材料は1kg分ですが、写真は5kgです。
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