安吾のミソ漬け魚とタラの子トーストサンド

トーストしたパンにバターを塗って、焼いて身をほぐしたミソ漬け魚とタラの子をのせたトーストサンド。一度にふたつの味、堪能。
このレシピの生い立ち
「文学メシ!」MyレシピⅡ
坂口安吾『わが工夫せるオジヤ』
初出「美しい暮しの手帖」~1951年2月1日発行~に書かれていた魚肉トーストをレシピにしてみました。
焼き鮭醤油漬けトーストは、ネットでも見ますが、こちらは見たことがなかったので。
安吾のミソ漬け魚とタラの子トーストサンド
トーストしたパンにバターを塗って、焼いて身をほぐしたミソ漬け魚とタラの子をのせたトーストサンド。一度にふたつの味、堪能。
このレシピの生い立ち
「文学メシ!」MyレシピⅡ
坂口安吾『わが工夫せるオジヤ』
初出「美しい暮しの手帖」~1951年2月1日発行~に書かれていた魚肉トーストをレシピにしてみました。
焼き鮭醤油漬けトーストは、ネットでも見ますが、こちらは見たことがなかったので。
作り方
- 1
このレシピでは食パン(6枚切り)を3枚使いますが、8枚切りを4枚使ってもいいですし、その辺はお好みでどうぞ。
- 2
ミソ漬け魚は、今回は銀鱈味噌漬けを使います。
鮭の西京味噌漬けなど、お好みのミソ漬け魚を使ってください。 - 3
ミソ漬け魚を焼いて、身をほぐす。小骨をきちんと取り除く。
- 4
食パン3枚をトーストして、バターをたっぷり塗る。
*バターは、あれば無塩バターのほうが全体の塩分量を減らせます。 - 5
4の1枚に3のミソ漬け魚をのせて広げ、もう1枚に3のタラの子をぬり、残りの1枚を重ねて、3枚をサンドイッチにする。
- 6
*5のミソ漬け魚に■レモンをぎゅっとしぼっても美味しいです。文中には書いてありませんが・・・。
- 7
5を半分にカットして、2人分、出来上がり。
- 8
*『魚肉とバターが舌の上で混合する味がよろしいのである。』と書いてあるので、4ではバターたっぷりがよろしいかと思います。
- 9
*文中には書いてありませんが、タラの子を塗ってから■マヨネーズを塗ると味にコクが出ます。先生、よろしいでしょうか?
- 10
*ミソ漬け魚の上に■スライス玉ねぎと紫水菜を少しのせてヘルシーに。
せ、先生。こうするとおいしゅうございますよ。 - 11
*『然し要するに栄養は低いだろう。』と作家先生も書いていらっしゃるので、ぜひ野菜サラダを添えましょう。ねっ?先生。
- 12
*大胆にアレンジした画像です。全粒粉パンにタラの子+マヨ、ミソ漬け魚の上にスライス玉ねぎと紫水菜をのせたトーストサンド。
- 13
*安吾トーストサンドをいただいてみて、1951年という時代を想像し、そして今日の日本のパン文化の成熟を実感したのでした。
コツ・ポイント
温かいうちに食すこと。
このレシピでは一度にミソ漬け魚とタラの子サンドを味わうというレシピにしましたが、どちらか一種類でもOK.
食パンは私はライ麦入りか全粒粉食パンが合うと思いますが、より作家先生の味を再現するために白食パンを使いました。
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