【江戸の味】卵安留糖-レシピのメイン写真

【江戸の味】卵安留糖

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このレシピは江戸時代の料理本の現代語訳です。調味料の量等の記載が無いものもありますが、ぜひチャレンジしてください!
このレシピの生い立ち
文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/025.html.ja

【江戸の味】卵安留糖

このレシピは江戸時代の料理本の現代語訳です。調味料の量等の記載が無いものもありますが、ぜひチャレンジしてください!
このレシピの生い立ち
文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/025.html.ja

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材料

  1. 卵(白身 適量
  2. 氷砂糖 適量
  3. 生えんじ汁(紅) 適量
  4. 青菜汁(青) 適量
  5. 梔子(クチナシ)汁(黄) 適量

作り方

  1. 1

    卵の白味に、氷砂糖の粉を見合わせて入れる。

  2. 2

    (1)を目の細かい布でしぼる。

  3. 3

    (2)を深鉢に入れ、細い竹串でせわしなくかき立てると、白味が増え、次第に沫立ってくる。

  4. 4

    (3)を蒲鉾の様に、薄板に6分(2cm)位の厚さになるよう、平らに付ける。

  5. 5

    (4)を蒸篭に入れ蒸す。これは早く蒸し上がるものである。

  6. 6

    (5)を取り出し、熱い内に生臙脂の汁・青菜の汁・山梔子の汁で縞の筋を引く。

  7. 7

    (6)は、板から外し、切って結ぶか、または千切りにするなど、趣向に任せる。

  8. 8

    (7)をはしやげに入れ、乾燥させて使う。

  9. 9

  10. 10

    【元文献の記述1/7】
    卵の白味をとり 

  11. 11

    【元文献の記述2/7】
    氷ざとうの粉を 見合セにいれ 細なる布にて しぼりて

  12. 12

    【元文献の記述3/7】
    ふかき鉢に入レ ほそき竹の串にて せわしく かき立れは 白味大分にふへ 

  13. 13

    【元文献の記述4/7】
    次第に沫立を 薄板に かまぼごやうに 厚サ六分位に平めに付て 

  14. 14

    【元文献の記述5/7】
    蒸篭に入レむすへし 是ははやく むさるものなり

  15. 15

    【元文献の記述6/7】
    扨取いだし 熱き内に しやうゑんじの汁 青菜の汁 山梔子の汁にて 嶋すじを引べし

  16. 16

    【元文献の記述7/7】
    扨板をとり 切てむすぶか又はせんにきりなりとも 趣向に任せ はしやげに入レ はしやがし 遣ふ

コツ・ポイント

卵安留糖(たまごあるへいとう)
手取肴、菓子肴。

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クックパッド研究開発部が江戸時代のレシピを掲載していきます。食文化研究部会様 ( http://www.js-foodculture.org )のご協力を頂いています。人文学オープンデータ共同利用センター様もレシピの掲載をして頂いています。TOPのイメージ画像は、国立国会図書館蔵「十二月之内 師走餅つき」「燕々亭・名古屋山三」「よし原十二ヶ月の内. 3 」
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