手作り水ようかん、京のおばんざい10

おかずではなく、ご飯の後のお楽しみ和のスィーツを、これは母は作ってくれなかったので、まさにおばあちゃんの味です。
このレシピの生い立ち
小さい頃、夏休みによく作ってもらいました。
これはかなり小豆が多くて、ようかんを冷やした感じと、市販の水ようかんの間くらいの感じです。
おばあちゃんのは、もう少し小豆が少なかったかな?
多分3分の2量の割合くらいだと思います。
作り方
- 1
寒天はボウル等にいれて、大きければ5センチ程度にちぎって、水で1時間以上戻しておく
- 2
小豆は大き目の鍋に水(分量外)を入れて沸騰させ、沸騰したら一旦お湯を捨ててアクをとる。
- 3
再度鍋に小豆と4カップ分の水を入れ、中火でフタをしたまま沸騰させ、沸騰したら中弱火で40分程度煮る。
- 4
指で押して簡単に潰れるくらい小豆が柔らかくなったら、砂糖と塩を入れ、再度フタをして中弱火で3~50分程度煮る。
- 5
途中で水が少なくなったら1カップ足し小豆が柔らかく、汁も小豆の色になってきたら小豆をざるでこし、煮汁の量を測る。
- 6
*冷やすと豆が固くなるので、通常のおぜんざい等の時より、柔らかめに炊く。
- 7
*煮汁と寒天液の水を合わせて3カップ半強(500cc)になるように調整。煮汁が多い時は寒天液の水を減らす。
- 8
寒天を出してよく絞り、小さくちぎっておく。
鍋に2カップ分の水を入れて、寒天を入れてよく煮溶かす。 - 9
沸騰したら弱火にして、木べら等で、鍋の側面ですり潰すようにして。10分程度はよく煮溶かす。
- 10
溶けた寒天液に小豆の煮汁を混ぜる。1カップ半より少ない場合は、2カップになるように水を足し、よくかき混ぜて煮溶かす。
- 11
5分程混ぜたら小豆を入れて全体によく混ぜる。濡らした型に流し入れ、粗熱を取り冷ます。水をはった桶など入れると早い。
- 12
触っても温かくなくなれば、冷蔵庫に入れて2時間以上冷やす。(冷たくなくても良いなら、すぐに固まる。)
- 13
市販の水ようかんより、かなり濃厚(小豆が多い)ので、寒天のプルっとした食感にしたい場合は、小豆の量のみ半分にする。
コツ・ポイント
面倒な方、漉しあんが好きな方は市販のあんこ等を使っても。
寒天もパウダーを使っても。
棒寒天は溶けにくいので、よく溶かす。
小豆は柔らかく、煮る時はかき混ぜない(潰れやすい)
よく寒天液と小豆を混ぜないと、分離して2層になり小豆が固まらない