冬の味覚 香箱蟹 ~せこ蟹の調理法~

冬の味覚、セイコガニ(せこ蟹)を美しい香箱蟹にして楽しみます。小さいながらも卵がぎっしり詰まっており絶品です。
このレシピの生い立ち
セコ蟹はメスのズワイガニのこと。大きさが全然違いますが、これでも成体です。お腹に卵をたっぷり宿してます。
外子はプチプチとした食感、内子はとろっとしており、同じ卵でありながら、違った魅力を同時に楽しめます。
冬の味覚 香箱蟹 ~せこ蟹の調理法~
冬の味覚、セイコガニ(せこ蟹)を美しい香箱蟹にして楽しみます。小さいながらも卵がぎっしり詰まっており絶品です。
このレシピの生い立ち
セコ蟹はメスのズワイガニのこと。大きさが全然違いますが、これでも成体です。お腹に卵をたっぷり宿してます。
外子はプチプチとした食感、内子はとろっとしており、同じ卵でありながら、違った魅力を同時に楽しめます。
作り方
- 1
出来れば生きた新鮮なものを使用します。
水2Lに40gの塩を入れて沸騰させたら、カニを入れて弱火で15分茹でます。 - 2
火が通ってくると浮き上がってくるので、小さめの蓋を落として浮き防止しておきます。
- 3
お湯から出したら粗熱をとります。
冷水に入れるレシピもありますが、味がぼやけるのでしません。 - 4
カニを解体します。
初めにお腹の卵(外子)を外します。
手で簡単に折り、取り外すことができます。 - 5
外子は細い枝状の器官に張り付いているため、それを折らないよう丁寧にスプーンでこそぎ落とします。
- 6
カニの甲羅を下向きにして、足を両側から中心に折り畳みます。
甲羅と足が簡単に取り外せます。 - 7
甲羅に付いた嘴は、指で内側に折ると簡単に外せます。
嘴周辺にも内子やカニ味噌が付いてるので回収しておきます。 - 8
甲羅についたカニ味噌(茶色)や卵(内子、オレンジ)をスプーンでかき集めます。
甲羅の内側の薄皮も食べられます。 - 9
カニの足をハサミで切り落とします。関節部分の少し先で切ります。
カニの胴体も縦に切ります。 - 10
細い関節部分をポキッと手で折り、引っ張ると、硬い筋が取り除けます。
- 11
胴体に付いたガニ(エラ)は食べられないので取り外します。
- 12
胴体の身は箸を使って掻き出し、
甲羅に盛り付けます。
上部に外子、下部の左に内子とカニ味噌、右にカニ身をそれぞれ配置。 - 13
カニ足は包丁で殻ごと半分に割ります。
中心あたりに突き刺してから割るとやりやすいです。 - 14
箸を使い、やさしく丁寧に殻と身を離します。
- 15
取り出した足の身は赤い面を上にして並べます。
- 16
包丁で一気に足の身をすくい取り、甲羅の上に載せます。
はみ出した部分は甲羅の内側に押し込みます。 - 17
大葉をしき、蟹の殻を台座にする等して身を詰め込んだ甲羅を立てかけます。
蟹ハサミも飾り用に設置します。 - 18
食後の甲羅にウイスキーを注ぎ、ストレートの甲羅酒で飲むと最高の美味。
コツ・ポイント
小さなカニなので手間のかかる作業ですが、丁寧にやることで美しい仕上がりになります。
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