秋味 栗の渋皮煮

手間と時間は掛かるけれど難しい作業はありません。甘さ控え目でほんのり洋酒の香りを纏った渋皮煮。とても美味しい秋味です♪
このレシピの生い立ち
作り続けているうちにどんどん変化して行った作り方です。今現在の作り方がこちら。作業を簡略する事は出来ますが、時間は掛かっても丁寧に作った方が断然美味しいです。せっかく栗剥きを頑張るのだから、最後も出来るだけ美味しく食べたいですよね♪今回は正味2.5㎏作りました。頑張った私☆(笑)
作り方
- 1
栗は水に入れ沈んだ栗のみ使います。(浮いてきた物には虫が入っています。)栗を一晩水に漬ける。(もしくは熱湯に入れて2~3時間置く。)そうすると鬼皮が剥き易くなります。
- 2
渋皮に傷を付けない様に鬼皮を剥く。(渋皮に傷が付くと煮ている内に皮がめくれて来ます)剥いた物から水に漬けて行く。煮る前に栗の総重量を計っておく。(砂糖の量を決める為)
- 3
鍋に栗と重曹大1(栗正味1kg時の目安。それ以上だったら増やしてそれ以下だったら減らして下さい。)を入れ、栗が被るくらいの水を入れます。中火にかける。
- 4
沸騰したら弱火にして(グラグラ煮立たせない)10分煮る。その後水を捨て、鍋の中に水を流しながら(強い水流はNG)すすぐ。(写真は煮ている所。魔女の毒入りスープの様・・。笑)
- 5
3.4の作業を3セットする。水の入れ替え作業は丁寧に行って下さい。でないと渋皮に傷が付いて栗が崩れる要因になります。
- 6
栗の渋皮&筋取り。(5を終えた時点で、ほとんどの渋皮は取れてしまっていると思います。)残っている渋皮・筋を指の腹を使い優しく擦りながら取って行きます。
- 7
再度鍋に栗と被るくらいの水を入れ中火にかける。沸騰したら弱火で10分くらい煮て水を捨てる。これを栗のエグさが無くなるまで繰り返す。(大体3回くらい)
- 8
栗と被るくらいの水、砂糖(半量)を入れ中火にかける。沸騰したら弱火に。途中数回に分けて残りの砂糖を加えながら、栗が好みの固さになるまで煮る。
- 9
仕上げにブランデー(基本栗1㎏につき大1)入れ軽く煮たら火を消す。そのままの状態で一晩置き味を馴染ませる。出来上がり♪
コツ・ポイント
全体を通し、栗を煮ている時は鍋の中をグラグラ煮立たせない様にして下さい。砂糖は何回かに分けて入れて下さい。1度に入れると栗が固くなる事があります。(小豆の場合と一緒)レシピの砂糖量は甘さ控え目になっています。お好みで増減して下さいね。
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