超熟成フランスパン生地*覚書

『微イースト/低温』でじっくり発酵させる味わい深いフランスパン生地です♡
お好きな分量と成型で是非どうぞ…^^
このレシピの生い立ち
フランスパンが大好きで煩い旦那様の為に、昨年末より結構本気で自己流修行に取り組みました(笑)
その結果《味/食感/生地の扱いやすさ》だけでなく、自分の生活リズムに1番マッチしたフランスパン生地が出来たので覚書としてアップさせて頂きました^^
28cmミニバゲット2本分/32cm太めバタール1本分/40cmバゲット1本分
超熟成フランスパン生地*覚書
『微イースト/低温』でじっくり発酵させる味わい深いフランスパン生地です♡
お好きな分量と成型で是非どうぞ…^^
このレシピの生い立ち
フランスパンが大好きで煩い旦那様の為に、昨年末より結構本気で自己流修行に取り組みました(笑)
その結果《味/食感/生地の扱いやすさ》だけでなく、自分の生活リズムに1番マッチしたフランスパン生地が出来たので覚書としてアップさせて頂きました^^
28cmミニバゲット2本分/32cm太めバタール1本分/40cmバゲット1本分
作り方
- 1
【生地作り】
『ドライイースト使用』も『ホシノ生種使用』も《粉類A》をボールに入れてホイッパー等でよく混ぜておく。 - 2
【0.1g単位で計れない方へ】
ドライイースト0.2gを2.5ccスプーンに入れるとこんな感じです。
*茶さじ約1/8 - 3
モルトパウダー0.2gを2.5ccスプーンに入れるとこんな感じです。
*茶さじ約1/3弱 - 4
【ホシノ生種使用の場合】
《材料B》を入れてよく混ぜておく。 - 5
【ホシノ生種使用時の加水について】
私が使用している『1.5倍おこし』は《茶さじ1(2.5cc)=約3グラム》です。 - 6
従って、水の分量は『普段ドライイースト使用時の水の容量』から『ホシノ生種の容量(cc)』を差し引いた分量がベストです。
- 7
生種は水に比べて多少固形分がありますが『ドライイースト使用時』に比べて若干生地がダレやすいので丁度良いと思います。
- 8
『ドライイースト使用の場合⇒水』を…
『ホシノ生種使用の場合⇒工程(4)』を…
(1)に入れてヘラで混ぜる。 - 9
(8)は『切る様に』と『底からすくいあげる様に』と『上から押す様に』を繰り返して、粉っぽさが無くなるまで混ぜる。
- 10
(9)にラップやシャワーキャップ等を被せて、乾燥しない様に『室内(20℃〜27℃)』に放置する。
- 11
『30分』経過したら『ヘラかドレッジと手』又は『手のみ』を使って生地を『下からすくう⇒畳む』を場所を変えて4回行う。
- 12
《(11)の生地》を手にとって簡単に指先で揉みながら《粉の塊》を見つけたら指で潰す。
そして生地を簡単に丸くまとめます。 - 13
再びボールに入れてラップをして『20~27℃/30分』放置します。
- 14
『30分』経過した生地を『引き伸ばし⇒折り畳み』を『角度(90度)』を変えて2〜3回ずつする。
*合計『4〜6回』です。 - 15
私は『ヘラと指4本』で生地を挟んで、しっかり生地を伸ばして畳んでいます。
- 16
【補足】
《工程(11)》より『指先に微量の水かオイル』をつけて作業をするのが◎です
比較的生地が指にひっつきにくいです - 17
ここで生地の状態をチェックします
通常のパン生地と違い『生地を薄く伸ばして少ししたら中が契れて穴があく状態』がベストです - 18
生地がベストの場合は簡単に丸くまとめて《工程(24)》へ…
《1次発酵》に移ります。 - 19
生地の伸びが悪かったり直ぐに契れる場合は…
再度同様に『20〜27℃/30分』放置して《工程(14)》をして下さい。 - 20
再び《工程(17)》同様に生地をチェックする。
まだの場合は『時間を短くして』同様にして下さい。 - 21
《工程(14)》からの《引き伸ばし⇒折り畳みの回数》は
*生地温
*室温
*加水率
*粉の種類
etcによって変わります - 22
ここで『生地を捏ねすぎる(引っ張っても契れない)』までやってしまうとクラムが極端食パンの様になってしまいますので注意です
- 23
『同じ加水率』で仕込んだ生地でも『季節/お部屋の状態』で変わってきますので毎回チェックして下さい。
- 24
【(18)(20)の時点で生地容量】
*粉100g⇒約200cc
*粉150g⇒約300cc
*粉200g⇒約400cc - 25
【1次発酵】
予め別のボールに『(24)の容量』を参考に水を入れて『1次発酵終了の目安の容量』にテープ等で印をしておく。 - 26
ボールの外側にテープ等で印をつけたら水を捨てる。
水気をよく拭いておきます。 - 27
【1次発酵終了の目安容量】
*ドライイースト⇒2.5倍
*ホシノ生種⇒3倍 - 28
(26)に《(18)又は(20)の生地》を入れて、生地が乾燥しない様に気をつけて『7~10℃の環境/20時間~』発酵する
- 29
急ぐ時は…
『25℃の環境/5時間~』で発酵させて下さい。
私は『常温⇒冷蔵庫⇒常温』などその日の生活によって変えてます - 30
各々の生活のリズムと合わせながら『1次発酵』に縛られる事なく(笑)気楽に『発酵環境』を変えて下さい。
- 31
(28)が『発酵9割終了した時点』で室内に戻し発酵を続ける。
*『夏場や加水率高め』の場合は最後まで冷蔵庫でOKです。 - 32
【ベンチタイム】
生地の発酵が終わる間際に『キャンバス地』を広げて《準強力粉》を馴染ませておく
*加水多めの方は特にです - 33
発酵が終わったら『ドレッジ』でそっと生地をキャンバス地に出す。
*自然になりますが『ボールの底の生地』が表になる様に… - 34
ここからの説明は『バゲット用』になってます。
『プチ丸パン/プール/クッペetc.』お好きな成型で楽しんで下さい。 - 35
(33)の生地を簡単に長方形にする。
余りいじらず四隅を軽く引っ張る程度でOKです。
*分割する場合はここでして下さい。 - 36
【粉150g分/長さ30cm以下作成の場合】
(35)を左右『1/4強ずつ』折る。
そして手前から巻きます。 - 37
(36)での『生地の横幅の目安』は...
『ラインA⇒12〜15cm』 - 38
【粉150g分/長さ30cm以上作成の場合】
《工程(35)》では縦長の長方形にする。
左右は折らずに手前から丸めます。 - 39
(38)での『生地の横幅の目安』は...
『ラインA→15〜18cm』 - 40
作りたいパンの長さに合わせてベンチタイムに進むと、後々生地を傷めずに張りを持ったまま『成型発酵』まで進む事が出来ます。
- 41
*いずれも《加水率/生地の状態/成型時の締めの度合い》で若干変わります。
*やり易い方法が1番です。 - 42
《(36)又は(38)の丸めた生地》を『キャンバス地/ボールetc.』で乾燥に気をつけて『20〜30分』放置》する。
- 43
【(42)で放置する場所】
*『生地温が高い場合/気温の高い場合/高加水の場合』は冷蔵庫で…
*その他の場合は常温で… - 44
【成型】
『ベンチタイム』が終わったら成型に入ります。 - 45
【粉150g分/長さ30cm以下の成型①】
生地を裏向けて《横長の長方形になる様に》置いて《均等の厚さ》にする。 - 46
(45)はガス(気泡)を抜き過ぎない様にする。
『大きなガスは優しく分散させる気持ち』で手の腹でそっと平らにして下さい。 - 47
『手前1/3の生地を手前2/3の部分まで』巻き込む様にして『巻いた生地』は少し手前にスライドして端が中心になる様にする。
- 48
【ポイント】
『巻き込んだ生地全体』に張りを持たせる感覚で、手前にスライドさせて下さい。 - 49
奥の生地を『奥から手前』に持って来て綴じる。
生地の中心に『左手親指』を入れて芯になる様にしながら『右手親指』で綴じます - 50
生地は右から綴じていきます。
『左手親指を被せる様に生地を右手で綴じる⇒左手を左へスライド⇒同様に綴じる』を繰り返します - 51
【ポイント】
『奥から手前に持って来た生地』の表面に張りを感じながら、しっかり綴じて下さい。 - 52
『左手親指』に生地がひっついてくる場合は…
親指に《打ち粉》をするとスムーズに出来ます。 - 53
『(49)の綴じ目を上にして』生地を優しく手の腹で『均等の厚さになる様』に平らにする。
中心を親指で優しく押さえます。 - 54
再び《工程(49)(50)》同様に『左手親指』を芯にしながら『右から左へ』真っ直ぐ生地を綴じていく。
- 55
(54)の綴じ目をしっかりとめる。
*全部で3回巻です
*『均等の太さ/好みの長さ』になる様に優しく転がし調えます。 - 56
【粉150g分/長さ30cm以下の成型②】
《工程(45)~(47)》までは【成型①】と同様にする。 - 57
《工程(47)で巻き込んだ生地》を、もう一度(47)と同様に巻き込んで『奥の端』でしっかり綴じます。
- 58
後は《工程(53)》同様『生地を綴じ目を上にして』手の腹で平らにして《工程55》まで同様に成型します
*全部で3回巻です - 59
私の場合…
こちらは『高加水の生地にしっかりハリを持たせて成型したい場合』にしています。
低加水の場合は【成型①】です。 - 60
こちらは『ホシノ/粉150g/長さ30cm』の太目バタールで、(56)~(58)のやり方で成型しました。
- 61
(60)はこんな感じで、どこから見てもムチっとしています。
お料理と一緒にカットして出す際は、食べ応えがありますね^^ - 62
【粉150g分/長さ30cm以上の成型】
《工程(45)(46)》同様に生地を裏向けて置いて『均等の厚さ』にする。 - 63
『奥1/3の生地を手前1/3の部分まで』巻き込む様に折り、『折った生地』は少し奥にスライドして端が中心になる様にする。
- 64
(63)は『丸印の部分』に張りを感じる様に《工程(50)の要領》で右から巻き込む様に折ります。
- 65
『左手親指を被せる様に生地を右手で巻き折る⇒左手を左へスライド⇒同様に巻き折る』を繰り返しながら巻き折ります。
- 66
(64)の巻き終わりを押さえたら、生地をキャンパス地ごと『180度』回転させる。
- 67
奥の生地を『奥から手前』に持って来て綴じる。
*生地の表面に張りを感じながら綴じます。 - 68
《工程(65)》同様、生地の中心に『左手親指』を入れて芯になる様にしながら『右手親指』で綴じます。
- 69
『(68)の綴じ目』をしっかり綴じて下にする。
簡単に形を整えます。
*全部で2回巻です。
*トップ画像はこの成型です - 70
(69)で生地全体に張りがない場合は《工程(53)(54)》の要領でもう1回巻いて下さい。
*全部で3回巻になります。 - 71
成型はやりやすい方法が1番です。
いつもやって上手くいく方法があれば、そちらで行って下さい。 - 72
【成型発酵】
『バゲット/バタール』の成型が出来ました。
生地がダレない様にウネを作り『布とり』をします。 - 73
(72)の布の端をクリップや洗濯バサミで止めて、布とりを固定する。
- 74
(73)を『多湿/30℃前後の環境』で『1.5倍弱』の大きさになるまで『最終発酵』をする。
- 75
特別な道具のない私の『冬の最終発酵』は【2013/12/09】の日記にアップさせて頂いています。
- 76
アップ時より季節は流れ…
【真冬の発酵】⇒『多湿/30~33℃/30〜40分』 - 77
大きな袋に『温度計/熱湯をはったココット』と一緒に入れて室内に放置したり『オーブンの発酵機能』etc.色々やってます。
- 78
【春の発酵】⇒《中湿/30℃/30分》
*生地の加水率にもよりますが『熱湯を張ったココット』は最初の5分で外しています。 - 79
【初夏~夏の発酵】⇒《中湿/30℃/20~23分》
*『熱湯を張ったココット』は入れず軽く霧を吹いています。 - 80
【発酵終了目安】
私は見た目で判断してますが、初心者の頃は『成型終了時の長さ/中心の幅』を計っておいて目安にしていました - 81
【クープ入れ】
発酵が終わった生地をオーブンシートに移す。
本当は板を使って移動が正しいのですが、私の自己流1本移動は… - 82
キャンバス地を張らせながら生地を転がして裏向けにひっくり返す。
*生地の向きは『縦又は横』のやりやすい向きに置いて下さい - 83
(82)の生地の横にオーブンシートを置いて、再び生地を転がしてシートの上に置きます。
これは長いバゲットに便利です。 - 84
(83)に『茶漉し』で粉を振って、よく切れるナイフで好みの『クープ』を入れる。
*画像は『長さ36cm/4本クープ』 - 85
【複数クープの入れ方/ポイント】
生地を横向き(縦でもOK)に置いて、クープが『中心1/3幅内』に収まる様ナイフで入れる - 86
*クープは『滑らかなノの字』を描くイメージで入れる。
*クープとクープは『1/3~1/4』重なる様に入れる。 - 87
*矢印の方向で左から順番に入れる。
*右から順番に入れても良い。
やり易い方で… - 88
*クープとクープの間の部分(帯になる部分)が狭いと『帯切れ』しやすい。
《帯切れ》は他にも色々原因が有ります。 - 89
*ナイフは手前に倒して、刃が生地に対して『約45℃』で入る様な気持ちでクープを入れる。
*刃の丸印の部分を使用して入れる - 90
*ナイフは画像の様に『湾曲した部分(膨らんだ部分)』が体の方に来る様に持つ。
*刃は『ノの字』と同じ形になる。 - 91
*焼成時にクープは『クープのノの字』とは反対の弧を描いて開く。
⇒初心者ながら、エッジが多少でも出来やすいと思います。 - 92
【縦に入れる方がやり易い方は...】
画像の様に『滑らかなノの字』を上から入れるやり方でもOKです。 - 93
*ナイフは画像の様に『湾曲した部分(膨らんだ部分)』が右に来るように持つ。
*刃は《ノの字》と同じ形になる。 - 94
*《工程(89)》同様に、刃は右側に倒して刃が生地に対して『約45℃』で入る様な気持ちでクープを入れる。
- 95
*《工程(91)》同様に、焼成時にクープは『クープのノの字』とは反対の弧を描いて開く。
*エッジは左側に出来る。 - 96
クープについては【2014/05/01】日記にも記載させて頂いています
今のところ、これが1番エッジが出来気に入ってます - 97
【1本クープの入れ方/ポイント】
生地を横向き(縦でもOK)に置いて『生地の端の中心』から『もう片側の端の中心』に入れる - 98
クープが『中心1/3幅内』に収まる様に画像の様な『滑らかなカーブ』を描きながら入れる。
- 99
*ナイフは画像の様に『湾曲した部分(膨らんだ部分)』が体の方に来る様に持つ。
*刃は《カーブ》と同じ形になる。 - 100
*ナイフは手前に倒して、刃が生地に対して『約45℃』で入る様な気持ちでクープを入れる。
*刃の丸印の部分を使用して入れる - 101
*焼成時にクープは『クープのカーブ』とは反対の弧を描いて開く。
⇒『加水78%』でもパキってエッジが出来ます^^ - 102
【焼成】
『スチーム機能の無いオーブンの場合』は焼成直前に全体(クープ以外)にたっぷり霧を吹いておく。 - 103
蒸気はとても大事です。
画像は『スチーム機能無での焼成』です。
打ち粉が殆ど残ってません。
たっぷり霧を吹いてます。 - 104
『スチーム機能が有るオーブンの場合』(103)よりは控え目に霧を吹いておく
*霧を吹く事によりクラストがパリッと焼けます - 105
《(102)又は(104)》をオーブンシートごと『板や厚手の段ボール紙』の上にのせる
*シートがよく滑る板が望ましいです - 106
私は『最終発酵』が終わったら、段ボール板の上に生地をのせて『クープ』を入れています。
- 107
【焼成/スチーム機能無のオーブンの場合】
予めオーブンに天板を入れて『オーブンの最高温度』に予熱を開始する。 - 108
予熱後『15分~』空運転しておく。
- 109
ハードパン全般の『最初の高温焼成』もとても大事です。
家庭用オーブンの『予熱完了直』は温度がまだ低いので空運転が必要です - 110
オーブンを『250℃』に設定し直し『工程(105)の板の上の生地』をシートごとを庫内天板にのせる。
- 111
利き手か両手で『板の手前』を持って、最初は板ごと庫内に入れます。
その後『ピザのピールの様に』板だけ手前にひきます。 - 112
『庫内に素早く霧吹き数回/15分焼成』その後『200~210℃/8分~(生地の大きさによる)』焼成して出来上がりです^^
- 113
焼成は各々のオーブンによります。
『実庫内温度/230℃/15分』⇒『実庫内温度200℃/8分~』での焼成がベストです。 - 114
最後の『8分~』の目安は…
*粉75g⇒8分
*粉100g⇒11分
*粉150g⇒15分
*粉200g⇒22分 - 115
『クープが開かない/高さが出ない』と試行錯誤の方は、私とオーブンが違っても《工程(128)~(132)》をお試し下さい。
- 116
こちらは《カンパーニュ》を同じ方法で焼成した物ですが、ボールを被せたりしなくても、この程度ならクープが開き高さも出ます。
- 117
【焼成/スチーム機能有のオーブンの場合】
予めオーブンに天板を入れて『スチーム焼成機能の最高温度』に予熱を開始する。 - 118
オーブンを『スチーム/250℃』に設定し直し《工程(105)の板の上の生地》をシートごと庫内天板にのせる。
- 119
そのまま『5~7分』焼成する。
その後『スチーム無/230℃/7~9分』焼成する。
*『スチーム有と無の合計』は14分 - 120
その後『スチーム無/200~210℃/8分~(生地の大きさによる)』焼成して出来上がりです。
- 121
焼成は各々のオーブンによります。
『実庫内温度/230℃/14分』⇒『実庫内温度200℃/8分~』での焼成がベストです。 - 122
【私のオーブン/TOSHIBA-ER-A9/スチーム機能無の焼成について】
度々日記にも記載させて頂いていますが… - 123
庫内の底に『タルトストーン/庫内温度計』をのせた天板をセットしておく。
- 124
中断に『デロンギピザストーン/タルトストーン』をのせた天板をセットしておく。
- 125
私のオーブンは熱風が右横から出るタイプです。
熱風がオーブンの上下から出てくる場合(画像)は絶対に真似しないで下さい。 - 126
『ベンチタイム』の途中より『250℃/熱風モード』にて予熱開始しておく。
予熱が完了したら空運転させておく。 - 127
この古いオーブンはこのタイミングで予熱開始して、やっと実質庫内温度が生地を入れるタイミングで『約230℃』になります。
- 128
『庫内温度230℃/設定250℃』のオーブン中断に(105)を入れて『中断のタルトストーン』に水を勢い良くかけ蒸気発生…
- 129
(128)の扉を素早く閉めて、そのままスイッチを入れずに『3分』放置して『クープ開け&窯伸び』させる。
- 130
3分経過したら『下段のタルトストーン』に『熱湯/70cc』をかけて蒸気発生させる。
オーブンのスイッチを入れます。 - 131
(130)も素早くします。
この時点で『庫内温度/180℃』まで下がっています。
『250℃』のまま『16分』焼成します - 132
16分経過したら『220℃』に設定を切り替えて『8分~』焼成して出来上がりです。
- 133
こちらに関しても【2013/12/11】の日記に記載させて頂いています。
私とほぼ同じ様な機種の方は是非お試し下さい。 - 134
最後の『8分~』の目安は…
*粉75g⇒8分
*粉100g⇒11分
*粉150g⇒15分
*粉200g⇒22分 - 135
ピザストーンの恩恵か…
10年前のオーブンでも『天使の拍手』がパチパチパチと鳴り止まぬフランスパンが出来ます。 - 136
《工程(148)~(152)》は全て『A9/スチーム機能無』のオーブンでの物です。
古くても大丈夫です^^ - 137
【私のオーブン/TOSHIBA/ER-LD530/スチーム機能有/2013年モデルの焼成について】
- 138
『加熱水蒸気(スチーム)/300℃』で予熱開始する。
*下段に天板を逆さにセットする。
*予熱終了後15分空運転する。 - 139
*予熱終了時の実庫内温度⇒200℃
*15分空運転後の実庫内温度⇒250℃ - 140
(138)の熱々の天板に《工程(110)(111)》の要領で《工程(104)の霧を吹いた生地》をのせる。
- 141
『加熱水蒸気(スチーム)/250℃』に設定し直して『7分』焼成する。
- 142
【加水75%以上の場合】
(141)の後『スチーム無/240℃/7分』焼成して『スチーム無/230℃/3分』焼成する。 - 143
(142)の後『スチーム無/210~220℃(加水による)/5分~(生地の容量による)』焼成して出来上がりです。
- 144
最後の『5分~』の目安は…
*粉75g⇒5分
*粉100g⇒8分
*粉150g⇒12分
*粉200g⇒19分 - 145
【加水74%以下の場合】
(141)の後《スチーム無/240℃/7分》焼成する。 - 146
(145)の後『スチーム無/210~220℃(生地の加水による)/8分~(生地の容量による)』で焼成して出来上がりです
- 147
最後の《8分~》の目安は...
*粉75g⇒8分
*粉100g⇒11分
*粉150g⇒15分
*粉200g⇒22分 - 148
『微イースト/長時間発酵』で作った物は『多イースト/早く発酵』と比べものにならない程、全てが味わい深く美味しいです。
- 149
パリッパリのクラストともっちりクラムがたまんない♡
何よりイースト臭さが全く無く、小麦の香りを存分に楽しめます♪ - 150
縦割り画像はまだまだですが(汗)この程度で良かったら、グルテン膜光る大小の気泡もしっかり出来ます。
『赤サフ加水73%』 - 151
こちら『赤サフ/加水80%→36時間低温発酵』です。
『粉⇒リス:トラディショナル=1:2》です。
これ本当美味しい♡ - 152
こちらは『粉150g/4分割』の丸パンです。
【焼成/スチーム機能無のオーブンの場合】
最後の《200~210℃/5分》 - 153
【スチーム機能有のオーブンの場合】
『スチーム有/250℃/7分』⇒『スチーム無240℃/5分』⇒『210℃/8分』 - 154
『長時間発酵』は一瞬面倒に聞こえますが、実際生活のリズムにうまく入れてしまえばかえって楽ちんです。
よろしかったら是非… - 155
こちらはこのレシピで使わせて頂いた私のお気に入り♡『putimiko』ちゃんの【ホシノ天然酵母*丹沢酵母・生種】です。
- 156
シンプルな《ショコラ生地》はID19912054です♪
よろしかったら是非… - 157
余ったバゲットや失敗バゲットは美味しいラスクに...(笑)
焦がしバター使用の甘いラスクはID19866034です - 158
《定番のシュガーラスク》はID20039673です。
バニラビーンズの香りに幸せ感じます♡
余ったバゲットで簡単に作ります - 159
【2014/04/14】
所持するオーブンの種類が増えた為『TOSHIBA/LD530』の焼成について追記しました。 - 160
【2014/05/02】
私なりにうまく出来る『クープの入れ方』を詳しく追記しました。 - 161
【2014/06/18】
『ホシノ生種の重量と容量の関係』と『ホシノ生種使用時の生地の加水率』について追記しました。 - 162
【2014/06/21】
『長さ30cm以上の成型』ついて追記しました。
コツ・ポイント
*全てにおいて丁寧にキッチリ作れば絶対に納得のいくパンが出来ます。
何より超初心者の私でも出来ます^^
*焼成は《自分のオーブンの癖やベストを知る事/庫内温度計を設置して正しい温度で焼成/最初の5~7分は蒸気たっぷり》がとても大事です。
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