無花果の甘露煮

無花果(いちじく)を煮るのは故郷の味です。私のは割とあっさりに仕上げる事も多いですね。
このレシピの生い立ち
元はお袋の季節料理です。その後少しずつ自分のレシピになりました。
無花果の甘露煮
無花果(いちじく)を煮るのは故郷の味です。私のは割とあっさりに仕上げる事も多いですね。
このレシピの生い立ち
元はお袋の季節料理です。その後少しずつ自分のレシピになりました。
作り方
- 1
無花果は洗って、ヘタを切り落とすんだ。中の赤い身が見える位切るのがこつだよ。そうそう、切ると出てくる乳液はかぶれる事があるので、肌の弱い人はゴム手袋をしよう。
- 2
大きな鍋に入れて、かぶるくらいの水を加えて弱火で下茹でする。湯気が出て来たら煮汁を捨てよう。この作業は3回もするんだ。1回目の時は煮汁は白濁してるよ。
- 3
3回繰り返して、灰汁抜きした無花果に浸るくらいの水を入れて、砂糖を分量の1/3、お酢は全量入れるんだ。
- 4
紙かアルミホイルで落とし蓋をして、弱火で煮よう。でも、十分に湯気が出て来たら火を止めてしまうんだ。そして一晩(冷めるまでって意味だね)置くのさ。
- 5
次の日、砂糖の1/3量を加えて同じように煮るんだ。3日目(まぁ冷めたら同じ日でもいいのだけど)に最後の1/3量を加えて、コトコト煮込もう。
- 6
昔ながらの甘露煮では、煮汁が水飴のようになるまで煮詰めるけど、好みであっさりとろみがついたところで止めてもいいよ。私のレシピではふっくらと煮上がるんだ。
- 7
冷めたら、密閉容器に移して冷蔵庫で保存しよう。煮詰めたものは、とても長持ちするよ。あっさり仕上げた場合は、少し早めに食べた方が無難だね。
- 8
美味しいお茶をいれて、楽しい時間を過ごそう。「ヨーグルトや、トーストにも意外と合うよ」とは、毎年送っている友人の談。本当は4kgくらいで作るといいんだけど、配りきれないよねぇ。
コツ・ポイント
煮る時は大鍋で大量にね。最低でも2kgは一度に煮る方が美味しいですよ。
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