高さのある贅沢アップルパイ

【話題入り】ぴったりデコ型で。全工程写真付き。サクッと層の中には、とろ~りタルトタタン製法のキャラメル林檎。
このレシピの生い立ち
タルトタタンの、あのとろ~り林檎フィリングが大好きで。これをアップルパイへ活かしたい、と作ったのが当初。洋酒(カルバドスやラム)を絡めたり、生林檎をアップルパイにするのも好きですが、これはもう別格。製作中もキャラメルの香りで幸せになれます。
高さのある贅沢アップルパイ
【話題入り】ぴったりデコ型で。全工程写真付き。サクッと層の中には、とろ~りタルトタタン製法のキャラメル林檎。
このレシピの生い立ち
タルトタタンの、あのとろ~り林檎フィリングが大好きで。これをアップルパイへ活かしたい、と作ったのが当初。洋酒(カルバドスやラム)を絡めたり、生林檎をアップルパイにするのも好きですが、これはもう別格。製作中もキャラメルの香りで幸せになれます。
作り方
- 1
薄くバター等油脂(分量外)を全体へ塗った型に、パイ生地を敷く。まずは、底にあわせ、円形に切り取ったものを。
- 2
次に、デコ型高さ(4~5cm)にあわせた帯状生地を、側面へ。いずれも、型と生地間に、空気がなるべく入らないよう。
- 3
底一面へ、砕いたクッキー(※半量粗め、半量細かく砕くことを推奨)を敷き詰める。お好みで、シナモンをふりかけておく。
- 4
※個包装のクッキーは、その中で予め砕いておくと良い。でなければ、厚めのポリ袋へ入れ、指やめん棒で砕く。
- 5
お好みで更に、ラム漬レーズンやアーモンドダイス、スライス等を加えても◎。型ごと、冷蔵庫へ入れておく。
- 6
※アーモンド類は予め、予熱済200℃オーブンまたはトースターで、軽くローストしておくと良い。フライパンでの乾煎りも可。
- 7
林檎は皮と芯を取り除き、各々8等分したくし形を、更に2等分、一口大になるよう切っておく。
- 8
フッ素加工・ホーロー・銅鍋いずれかを用意(林檎から酸が出、金気が移るため)。そこへ砂糖を全量入れ、水を全体へふりかける。
- 9
中火にかける。砂糖の1/3程度が溶けるまで、鍋は触らず見ておくだけ。かき混ぜたりもしない。
- 10
色づいてきたら、鍋をゆすって全体を溶かす。※ここでヘラ等を入れると、キャラメルが固まり付き、後々面倒なので×。
- 11
更に煮、目的の色一歩手前で火からおろす(すぐ色づくため)。余熱で焦がし、ちょうど良いキャラメル色にする。
- 12
そこへ、バターを一気に加え、ヘラで混ぜる。※加えた途端、ぶくぶくと熱い飛沫が飛び散る可能性大なので要注意。
- 13
↑このように、とろ~んとキャラメルが出来るはず。
- 14
そのまま手順7の林檎を全量入れる。蓋をし、弱火で5~10分。かき混ぜ不要。
- 15
※林檎の食感を残したいのなら、5分程度。とろけさせたいのなら、 10分以上。
- 16
煮あがったら、蓋で押さえながら、煮汁を片手鍋へ出す。この煮汁が、キャラメルアップルパイのポイント。
- 17
↑煮汁を出した後。カサが約1/2まで減っている。更に弱~中火に数分かけ、軽くかき混ぜながら水分を飛ばす。置いておく。
- 18
手順16を中火にかけ、こちらも余分な水分を飛ばし、煮詰めていく。林檎から出た水分でサラサラだったのが、→
- 19
林檎ペクチン作用でとろっとしてくる。↑画像のように、ヘラでかくと鍋底が見えるくらいまで。キャラメルの旨味もぎっちり。
- 20
オーブン予熱200℃スタート。手順5の型へ、手順17の林檎を詰める。上からヘラ等で、ぎゅっと少し押さえる。
- 21
手順19を、静かに回し入れる。
- 22
↑煮詰め具合、林檎の種類による水分の出方で少々差はあるが、基本、林檎も煮汁も全量入るはず。
- 23
すぐ、表面用のパイ生地をかぶせる。編む場合も、(林檎フィリングの余熱で、パイ生地がダレ易いので)手早く。
- 24
卵黄を水少々で溶いたもの(分量外)を、表面へハケで塗る。※ツヤ出しのため。省略可。
- 25
180℃で50~60分焼成。途中、表面が焦げそうならアルミホイルをかぶせながら。側面に火が通りにくいので、しっかりと。
- 26
オーブンから取り出し、【型のまま】冷ます。冷めたら、そのまま冷蔵庫へ。出来れば一晩寝かせ、完成。
- 27
まだ熱いうちに、表面へアプリコットジャムや蜂蜜を塗れば更なる照り出しになる。また、手順22を少量残しておき、塗っても◎。
- 28
分厚く、存在感大。外はサクッとパイ層、中は絶妙な甘みのキャラメル林檎がぎっちり!皆の笑顔がとろけます。
- 29
もちろん林檎も美味ですがこの下層、キャラメルを吸い、むっちりぎっちり食感になったクッキー部分がタマラナイって方も!
- 30
召し上がる際は、冷蔵庫から取り出したばかりでも、常温に戻しても、トースターで温めてからでも、◎!
コツ・ポイント
手順②:パイ全体へピケ(空気穴開け)●③:ビスキュイやパン粉、耳でも可だが試した結果、一番クッキー類が食感的に◎●⑦:この林檎を手順16で使う予定の鍋へ一旦入れておくと◎●手順26:まだ熱いままラップすると水滴でパイが湿気てしまうので注意。
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