ロールを焼く6時間前にヨーグルト400gの水切り作業を開始しておく。オススメは濃厚なセブンイレブンのプレーンヨーグルト

水切りに使うのは蒸し器で良く使われる『蒸し布』、この布に包んでつるし、水を切る。キッチンペーパーをはるかにしのぐ効果あり

これが6時間置いた状態、クリームチーズの固さになる。重さは400gから110gに。絞り汁は乳清、捨てずにお飲み下さい。

スプーンですくうとスプーンのすくった形がしっかり残る状態。このレシピでは、ここまで水切りして下さい。

蜂蜜10ｇ、バター10ｇ、牛乳20gを容器に入れ、レンジで30秒加熱してバターを溶かしておく

薄力粉30ｇ、上新粉20ｇの計50ｇをよく混ぜ、ふるっておく

卵白120ｇにグラニュー糖45ｇを3回に分けて入れ、ツノが立つまでメレンゲしておく。高速回転7分後、低速1分～1分半

卵黄65ｇにグラニュー糖30ｇとバニラオイル10滴を加え、湯せんしながら泡立てる

この卵黄ボウルは白くまったりするまで高速回転10分以上泡立てたあと、低速1分

ここに＜８＞の卵白メレンゲボウルの１/３を入れて、さっくりと混ぜたあと、

＜７＞の薄力粉ボウルの粉を再度ふるい器で入れながら、さっくりと混ぜる

次に＜８＞の卵白メレンゲボウルの残り全部を加え、こちらもムラがなくなるまで、さっくりと混ぜる

ボウルから少量を取り、＜６＞の蜂蜜バター牛乳ボウルに入れて馴染ませたあと、

今度は元のボウルに再び戻し、さっくりと全体をまぜる

クッキングシートを敷いた天板に

生地をそっと流し込んで表面をならし、少し高い位置から落として大粒気泡を取り除き、

水スプレーを全体に噴霧して表面の気泡も取り除いてオーブン180度14分焼く

焼きあがったら、縮をふせぐために高いところから落とし、

ラップを表面に覆い、粗熱をとった後、冷蔵庫で1時間以上冷やす

純度約40％に調整した純生クリームを160ml作っておく（※47%を60mlに35％を100ml加えて約40％に調整）

これにグラニュー糖40gを加え氷のはった二重ボウルのなかに入れて

泡立て器で9分立てまで一気に泡立てる

そこに水切りしたヨーグルトを加え、

ゴムべらで全体をまぜる

そこにヨーグルトの美味しさを引きたてる蜂蜜を大さじ１（クリームがへなっと柔らかくならなければ大さじ２まで増量）を加え、

しっかり滑らかに均一化させてヨーグルトクリームを完成させる

ロールのなかに巻き込むイチゴをスライスする。中粒なら8~10個。これを縦に二分する（大粒イチゴなら4等分にスライスする）

スポンジの表面の焦げをデザートナイフなどを使って綺麗にはがす。（うまくいけばラップとともに綺麗にはがれる

クッキングペーパーに焦げをはがした面を上に置き、通常の巻き方ではないため横長の辺を手前に置く

手前と向こう側の両端を斜めに切り落とし、ヨーグルトクリーム1/4量を手前を高く滑り台のようにして4/5の面に塗る

そこに蜂蜜を大さじ１の分量を、たらたらと垂らし、

デザートナイフなどで表面にコーティングする

スライスした縦長イチゴを画像のように途切れないように細長く並べていく

フルーツがずれないようにクリームで土手を作るように覆う（作ったクリームの半量はデコ用にとっておく）

あとはくるりんぱで巻いて両端を輪ゴムでくくり、乾燥防止のためのラップをして冷蔵庫で数時間、出来れば一晩ねかしてなじませる

しっかりなじんだロールを冷蔵庫から取出し、

これを6等分にスライスする。両端がデコボコしている場合はほんの少しだけ切り落として平らにする

切り口を上に向けて並べる。横長巻きしたことで通常の巻き方では出せない高さが出る。

この上面に取っておいたヨーグルトクリームを絞り器を使ってデコしていく

イチゴを飾り切りして中央に置いたら出来上がり。完熟イチゴのため形が崩れてますが、どんな切り方でもお花に見えればOKです。

スポンジの周囲を透明フィルムで巻いたあと赤いリボンでくくります。（フィルムで巻くことで乾燥を防ぐ効果あり）

ケーキピックを飾れば専門店のケーキのよう。ミントの葉をカーネーションの葉のように細く切って飾り付けました。

日本人が大好きな紅白イチゴショートのケーキをロールケーキで作った応用編

ヨーグルトをしっかり水切りしたことで形が崩れず、コクのあるなかに酸味が効いて軽やかなお味になっています。

しっとり柔らかなスポンジはヨーグルトクリームとともにお口のなかでふわっと溶けてしまいます。

チョイとひねったヨーグルトクリームロール、母の日やお誕生日などのお祝いにいかがでしょう。