【江戸の味】半熟卵のお吸い物

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卵潮煮(たまごうしおに)という江戸時代のお吸い物。昆布だしとともに頂く半熟卵は絶品。お酒の締めにも。
このレシピの生い立ち
文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/096.html.ja
作り方
- 1
昆布だしを作る。塩を足して味を調える。
- 2
ポーチドエッグを作る。別の鍋に湯を沸かし(500ml)、酢、塩を加える。箸で湯をクルクルとかき混ぜて渦を作る。
- 3
渦の中心にそっと卵を1個割り入れ、箸で広がっている白身をそっと集めながら2分半待つ。
- 4
網杓子などで冷水に取る。
- 5
日本酒を温めて器に入れて、そっと卵を入れて卵を保温しながら酒の風味を付ける。
- 6
お椀に日本酒につけておいた卵をそっと入れて、温かいだし汁を注ぎ入れる。
- 7
- 8
【元文献の記述】
昆布の溏油を こしらへ 焼塩にて 加減し - 9
【元文献の記述】
外の鍋へ 湯を煎し - 10
【元文献の記述】
たまごを一ツ宛 わりこみ 湯がきて - 11
【元文献の記述】
丼に温酒を入レ 此中へ 右のたまごを 一寸漬て あみ杓子にて とり上ケ 器に入レ - 12
【元文献の記述】
右の溏油汁を入レて 出すべし
コツ・ポイント
卵を日本酒に浸すことにより、出汁と絡み味の一体感をだすことできる。
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