ご飯の炊き方~炊飯による違いを大実験~①

★のぞみっきー★
★のぞみっきー★ @cook_40047242

4つの視点から、炊飯・お米の炊き方を研究してみました。
このページは、洗い方・浸水時間 による炊飯の差です。
このレシピの生い立ち
ごはんって、毎日何気なく炊いてますが、意外に味に違いがあります。浸水時間は?、研ぐ回数は?、水加減は?などなど、いつも疑問だったので、全部まとめて大実験してみました。

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材料

実験
  1. お米 今回は4種類を使って比較 グラム単価
  2. ■宮城県産 ひとめぼれ(市販品) 29.8
  3. ■宮城県産 ささにしき(市販品) 33.3
  4. ■宮城県産 こしひかり(自家製米) -
  5. ■新潟魚沼産 コシヒカリ(市販品) 48.0

作り方

  1. 1

    1、洗い方・浸水時間
    2、米の種類
    3、作業処理の仕方
    4、プラス添加物
    の4種類を実験してみました。

  2. 2

    炊飯の基礎知識として、意外と知られていないこともあるので、まずは基本の話。
    米用のはかりと、計量カップは、違います。

  3. 3

    カップ表記のレシピなどでは、間違いやすいので注意。
    計量カップは200cc
    米用のはかりは180ccで(1合)です。

  4. 4

    それぞれに、お米をすり切り1杯入れてグラム数をはかって見ます。
    ↓↓↓

  5. 5

    米用のカップでは、160グラム。でした。
    本などには、1合あたり、140~160gと表記されています。

  6. 6

    計量カップでは200グラム。でした。

    なので、同じ1杯でも、40gの差が出ますので、これは覚えておく必要ありです。

  7. 7

    次に水分量の話。

    基本的な水加減の目安は、
    米の重量の1.4~1.5倍 容量の1.2倍と言われています。

  8. 8

    家庭用の炊飯器の場合は目安線がありますが、大量調理や、飯ごうなどでは、重量による計り方が無難か?

  9. 9

    2合を炊く場合、米の重さが280g~320gなので、1.4倍水量で400g~450g。1.5倍水量で420g~480g。

  10. 10

    水加減に関しては、その米の持つ水分量や、同じ米でも、新米、古米によって違うので、好みによるところが大きい。

  11. 11

    標準で炊いてみて、硬さを体感してみて、加減するしかないか?炊きたてと、数時間保温後でも、硬さに違いが出る。

  12. 12

    で、ここからが実験です。
    まずは、1の
    ■洗い方・浸水時間■による違いの実験です。

  13. 13

    具体的にどういう事かと言うと、米を研ぐ際『よく研いだほうが良い』という意見と『さっとで良い』という話を聞きます。

  14. 14

    実際には、10回研いだものと、3回だけ研いだものでは、どのように味に影響が出るのか?
    また、浸水時間に関しても→

  15. 15

    半日浸水させたものと、10分浸水させたものではどう違うのか?
    そして、それぞれの組み合わせを試してみました。

  16. 16

    使用にあたっては、正しい結果を得られるように、同じお米と同じ炊飯器で試してみました。

  17. 17

    ①は、10回研ぎ+半日浸水
    ②は、10回研ぎ+10分浸水
    ③は、3回研ぎ+半日浸水
    ④は、3回研ぎ+10分浸水

  18. 18

    浸水後の処理は一律で、ざるにあけて、標準量の水加減で炊き上げます。
    この作業によって、単純に研ぎと浸水による差を得る。

  19. 19

    研ぐという作業は、『ぬかを落とす』という事とイコールなのだが、昔と違い、精米の性能も上がったため、米自体にが綺麗である。

  20. 20

    よって、机上の論理としては、研ぎすぎるほうがよくないのではと思った。

    結果としては・・・

  21. 21

    ①の場合
    これは標準的な炊き方なので、いたって普通の状態で炊きあがる。③のものと比較すると、癖がなくすっきりとした味。

  22. 22

    ②は、味の加減は①と同じ。すっきりとした味で、硬さはやや固めで、『アルデンテ』という感じ。
    やや芯が残っていて→

  23. 23

    いやな感じではないちょうどよい歯ごたえ。固め好きにはいいかも。時間をおいてもしっかりとした粒の残り方が特徴。

  24. 24

    ①と②を単純に比較すると、①は、しっかりと中まで、水と熱が通りもちもち。②は、アルデンテのパスタという表現がぴったり。

  25. 25

    ①も②も、水の量は同じなので、浸水時間によっても硬さに違いが出ることが実証されました。なので急ぎの場合は要考慮。

  26. 26

    ③に関しては、研ぎ回数が3回と、ほとんど研いでないに等しい仕上げです。まだ研ぎ水がすっすら白い程度での研ぎをやめます。

  27. 27

    ③と④の違いは、①と②の違いとほぼ変わらず、もっちりか、やや固かのさでした。

  28. 28

    で、①②と③④の研ぎ数による味の違いに関しては・・・
    風味の差のように感じました。3回研ぎは、10回よりも、米の→

  29. 29

    風味・香りが強く、そのままで食べるなのこちらのほうが旨い気が。10回のほうは、3回よりもすっきりとして、癖がなく→

  30. 30

    何かと一緒に食べるのであれば、こちらのほうがよいと思った。
    なので、食べ方、調理法によって研ぎ数に差をつけると良いか?

  31. 31

    個人的な主観としては、④が良かった。やや固で、米の風味がしっかり、噛むほどに甘みが出て。新米で『米を食らう』にはぴったり

  32. 32

    次は
    2、米の種類による差

    ページ数オーバーのため

  33. 33

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★のぞみっきー★
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僕は料理好きの男子です。男子厨房に入るべき!!これが私のモットー。
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