乾シイタケとゴボウの煮しめ;精進料理風。

椎茸とホダ木をイメージして…最近ハマっている『武士飯』と『精進料理』…《淡味;たんみ》の実験。
このレシピの生い立ち
調味料で味を付けるのではなく、素材の味を引き出す…という精進料理の考え方からヒントを得て、いつもなら比較的濃い味にしつらえられる『ゴボウ』の淡味抽出の実験から出来上がった簡単レシピ。
乾シイタケとゴボウの煮しめ;精進料理風。
椎茸とホダ木をイメージして…最近ハマっている『武士飯』と『精進料理』…《淡味;たんみ》の実験。
このレシピの生い立ち
調味料で味を付けるのではなく、素材の味を引き出す…という精進料理の考え方からヒントを得て、いつもなら比較的濃い味にしつらえられる『ゴボウ』の淡味抽出の実験から出来上がった簡単レシピ。
作り方
- 1
ゴボウはなるだけ泥つきの物をお薦めします。
それと干し椎茸。
これに塩を加えるだけでゴボウのマロ身(甘味)が味わえます。 - 2
まず水に干し椎茸を浮かべて戻します。
20~30分、またはぬるま湯で10~20分。 - 3
働く女性の象徴…泥を落とせば色白美人…ゴボウです。
- 4
鍋かボウルに酢水を用意。
酢水は水500ccに対しお好みの酢5ccくらいで大丈夫だと思います。 - 5
一口大に切ったゴボウを酢水にさらしアク抜きをします。
この間(約5~10分)に戻した椎茸をしつらえます。 - 6
戻し汁は捨てずに、椎茸だけ取り出します。
- 7
椎茸と戻し汁です。
- 8
椎茸の石づきの部分に泥などの汚れが付いていますので除去。
- 9
ちょっと恥ずかしそうな椎茸達です。
- 10
⑤の酢水をもったいないけど捨てて、軽く水で洗ったゴボウを鍋に戻します。
- 11
ゴボウの上に椎茸を散らし、⑦の戻し汁を茶漉しなどで濾して鍋に注ぎ、塩を投入。
準備完了。 - 12
鍋のふたを閉めてレンジ点火、弱火にかけます。
- 13
沸騰したらそのまま、鍋を揺すりながら5~10分くらい火を通します。
後、ふたを外して鍋を揺すりながら水気を飛ばします。 - 14
写真の様に煮汁が無くなったら完成。
火を止めて、中身を器に移します。 - 15
椎茸とホダ木をイメージしたも盛りつけです。
ゴボウのマロ味(甘味)と椎茸の旨味を堪能して頂ければ幸いです。
コツ・ポイント
焦がさないように注意。弱火での調理、落ち着いて急がずにがポイントかも…です。火にかける前と、いただく前に深呼吸をしても良いかもしれません。
ゴボウが硬く感じる方は、水を足してお好みの硬さまで火をお通し下さい。
火傷などにも注意してください。
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