アレンジしやすい本格ミネストローネ

ミネストローネ(Minestrone)は野菜を煮込んだ素朴なイタリアのスープ。アレンジを中心にまとめました。
このレシピの生い立ち
ミネストローネのレシピは人により、家庭や店により、千差万別。そこで、構成要素を整理して、自己流にアレンジする「ヒント」となるレシピとしてまとめてみました。
アレンジしやすい本格ミネストローネ
ミネストローネ(Minestrone)は野菜を煮込んだ素朴なイタリアのスープ。アレンジを中心にまとめました。
このレシピの生い立ち
ミネストローネのレシピは人により、家庭や店により、千差万別。そこで、構成要素を整理して、自己流にアレンジする「ヒント」となるレシピとしてまとめてみました。
作り方
- 1
ニンニクはスライスする。タマネギ、ニンジン、セロリは1cm角程度のサイコロ状に切る。
- 2
他の野菜(葉物除く)は、タマネギなどに合わせて食べやすい大きさに切っておく。ベーコンは短冊に切る。
- 3
トマトが生の場合は湯むきしてヘタと芯を取り、1cm角程度に刻む。種や汁と一緒にしてとっておく。
- 4
鍋にオリーブオイルをひいてニンニクを加え弱火にかけ、ゆっくりと炒めてしっかり香りを引き出す(色が変わる手前ぐらいまで)。
- 5
タマネギ、ニンジン、セロリを入れて、全体がしんなりして透き通ってくるまで炒める(野菜の香りと甘味を引き出すように)。
- 6
ベーコンと他の野菜(葉物除く)を入れて炒め、肉にあらまし火が通ったら白ワインを振って水(またはブイヨン)を入れる。
- 7
トマトを入れるなら加えて強火にする。
- 8
煮立ったら弱火に落とし、好みでローレル1枚(分量外)を加え、蓋をして20分ほど煮こむ(必ず蓋をするように)。
- 9
パスタを浮き実にするなら、煮込みの間に茹でておく。
- 10
塩・胡椒、必要なら粉末スープなどの調味料(分量外)で味を調える。
- 11
葉物の野菜を入れるなら食べやすい大きさに千切って加えて5分ほど火を通す。
- 12
別に茹でたパスタなどの浮き実を浮かべる。最後に、パセリやオレガノなどのハーブ類を加えてもよい。
- 13
★以下、アレンジのヒントです。
基本の構成は次の通り。
- 14
A)炒め油
B)香味野菜
C)出汁用肉類
D)具となる野菜
E)炭水化物
F)葉物野菜
G)トマト
H)調味料 - 15
(A)炒め油=イタリアンの基本。必ずオリーブオイルを使い、ニンニクを弱火でじっくり炒めて香りをよく引き出します。
- 16
(B)香味野菜=これもイタリアンの基本。タマネギ、ニンジン、セロリの3種類を刻んで、よく炒めて甘味と香りを引き出します。
- 17
(C)出汁用肉類=ベーコン以外にもハムやソーセージ、パンチェッタ、サラミなど味が出れば何でもいいです。
- 18
必須なのはこの(A)~(C)だけ。後は好みの材料を自由に組み合わせれば、「我が家の」ミネストローネの完成となります。
- 19
(D)具となる野菜=ズッキーニ、カブ、大根、キノコ、芋類、豆類、米、麦など。どんなものでもいいし、何種類入れてもOK。
- 20
(E)炭水化物=浮き実にパスタを入れるか、芋類、豆類、米、麦などを1種類だけ。(D)と被らないように。
- 21
(F)葉物野菜=ほうれん草、レタス、キャベツなど葉物野菜を最後にちぎって入れます。
- 22
(G)トマト=使いやすい分量で大丈夫です。4人分だと、大玉なら1個、中玉なら1パック(3~4個)、缶詰なら半分ぐらい。
- 23
残ったら翌日アクアコッタに↓
コツ・ポイント
★煮込みの際は必ず蓋をします。
★勘違いされている方が多いんですが「トマト味のスープ=ミネストローネ」ではありません。トマトが入らなくても十分美味しくなります。
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