絶品♡甘さ控えめ濃厚苺ジャム 苺ティー付

粒の残るプリザーブドタイプとそうでないタイプの2種類載せてます。掬った泡とお鍋に残ったジャムのストロベリーティーも是非♡
このレシピの生い立ち
家庭菜園で大量の苺が採れます。20年近く色々作ってきて落着いたレシピです。また変更するかもですがシンプルな苺ジャムはここ数年こんな感じ。応用で、オレンジやバナナ、ラズベリーやブルーベリー等のベリー類(冷凍可)を苺と一緒に煮ても美味しいです。
絶品♡甘さ控えめ濃厚苺ジャム 苺ティー付
粒の残るプリザーブドタイプとそうでないタイプの2種類載せてます。掬った泡とお鍋に残ったジャムのストロベリーティーも是非♡
このレシピの生い立ち
家庭菜園で大量の苺が採れます。20年近く色々作ってきて落着いたレシピです。また変更するかもですがシンプルな苺ジャムはここ数年こんな感じ。応用で、オレンジやバナナ、ラズベリーやブルーベリー等のベリー類(冷凍可)を苺と一緒に煮ても美味しいです。
作り方
- 1
大きめな苺はカット。小粒な苺くらいの大きさがいいです。カットする方が水分は出やすいので。
- 2
カットは鍋の中でヘラを使って行なうと果汁も無駄にならず、まな板も不要です。家庭栽培だと大きさが揃わないので結構適当にw
- 3
苺の固形を残すプリザーブドタイプにしたい場合は潰れにくいよう小粒苺よりも大きめサイズが良いです。
- 4
苺が鍋の1/3以下になるよう大きめの鍋を使います。あとで物凄く泡が溢れ出すので決して苺が鍋底から1/3を超えないように。
- 5
苺の量が鍋の1/3以上になる時は2回に分けて作るか、もっと大きい鍋を使います。今回700gあったので小鍋で別途作りました
- 6
鍋は琺瑯がベストですがステンレスでもOK。酸が強いのでアルミは避けて下さい。画像で使用の鍋は23cmの琺瑯(ルク)です。
- 7
砂糖とトレハを加えて全体に行き渡るよう混ぜます。全ての苺が砂糖のまぶさった状態にします。苺は多少潰れても気にしない。
- 8
苺からたっぷり水分を出させるので、このまま蓋をして最低でも3時間以上。出来れば5~10時間放置します。
- 9
ここまでひたひたに水分が上がれば十分。苺によって水分量はかなり変わりますがこれより極端に少ない時はもう少し時間を置きます
- 10
レモン果汁を加えてやや強めの中火にかけます。弱火でトロトロ煮てたら香りも飛んじゃうので一気に煮るのがジャム作りの鉄則♪
- 11
ぬるいうちは時々かき混ぜる程度で構いませんが、目を離さずに。煮たって来たら焦げないように底からかき混ぜ続けます。
- 12
だんだん泡が立ってきますが、これは灰汁ではないので決して取らずかき混ぜるだけです。泡は取ってもほぼ果汁に戻ってしまいます
- 13
固形状態を残すプリザーブドタイプの場合はこのままかき混ぜ続け16へ。固形を残したくないなら14へ。
- 14
苺が柔らかくなりきったらマッシャーやお玉の背等で潰します。マッシャーは上下に動かして金属で琺瑯を傷つけないよう注意。
- 15
苺を潰すと灰汁のようなものが一杯出ますが一切取りません。ただの泡です。潰し終えたらまたひたすらかき混ぜます。
- 16
ここまで泡がたっても取ることはしません。この泡はほぼ沸騰した果汁、ただの泡です!こぼさないようかき混ぜ続けます。
- 17
5の小鍋に入れた苺200gでもここまで泡が立ちます。これももちろん掬い取ったりしません。泡=果汁を除くと薄味ジャムに。
- 18
泡もすぐに落着いてくるので中火のままでとにかく焦がさないように。数分あるかどうかでこれくらいになります。
- 19
17の小鍋のぶくぶくの泡も元の量が少ないのですぐにここまで落着きます。
- 20
鍋の縁についたものはカラメル化することがあります。そうなると色も濁り、味も苦味が出るのでヘラでちょこちょこ落とします。
- 21
20からもう少ししてとろみがついてきたくらいで灰汁を取ります。灰汁を取るのに手間取ったら途中で底からかき混ぜて下さいね。
- 22
小鍋での画像ですが、これくらいで灰汁を取ります。早すぎると取った灰汁の上澄みの下は果汁だらけになり、その分風味も落ちます
- 23
500gの苺で取り除いた灰汁はこの程度。今回は大さじ1杯強くらいでした。これでも決して濁ったりしません。
- 24
こちらは苺200gで作った小鍋22の灰汁。小匙1あるかなって量です。苺の灰汁は少ないのです。これらの泡も捨てずに再利用♪
- 25
ここから先は煮詰まって来てとろみもつき、かなり焦げ付きやすくなってきますので、しっかり底からかき混ぜ続けて下さい。
- 26
若干飛び跳ねることがあるので気を付けて。めちゃくちゃ跳ねないので焦らずに。跳ねても火は弱めちゃダメです。
- 27
冷めたら硬くなるので、好みの硬さの一~二歩手前で止めます。冷めて柔らかいようなら再度中火で煮詰めなおしてもOK。
- 28
火を止めるタイミングのおおよその目安ですが、灰汁を取って5分以内かと思います。200gの苺では3分もかかりませんでした。
- 29
火を止めるタイミングのわからない初めのうちは早めに止め、冷めてとろみが少なければ再加熱をして硬くなるのを防ぎます。
- 30
糖分控えめなので保存は冷蔵庫で1~2週間程度。発酵しやすいのでそれ以上は冷凍庫へ。冷凍してもカチンカチンにはなりません。
- 31
うちはタッパー保存。見た目は瓶の方が可愛いけど、この方が実用的♪
- 32
保存時、お好みで詰めた上からキルシュやブランデーを少量垂らしておく(混ぜない)とカビ防止にもなり、美味しいです。
- 33
苺の灰汁はホウレンソウなどのように害になるものではないので、紅茶や炭酸で割って美味しく頂けます。紅茶はニルギリがお勧め♪
- 34
灰汁は取る際にマグカップやティーカップに入れるとティーポットから紅茶をそのまま注ぐだけ♪ 洗い物も減ります~。
- 35
ジャムを作った後のお鍋も洗わず、お湯を沸かして直接 紅茶葉をいれると天然フレーバーのストロベリーティーに!
作り方→ - 36
ティーバッグか茶葉をお茶パックに入れると残ったジャムも一緒に頂けますが、茶葉ごとだと濾すので、そこはお好みで。
- 37
お鍋に沸かしたお湯が沸騰したら茶葉やティーバッグを入れ、火を止めて蓋をして2~3分蒸らします。
ほんのりピンクの苺紅茶♡ - 38
お鍋で沸かすお湯の量はお好みですが、200g苺の小鍋で1カップ分くらい、500g苺の23cm鍋で2カップ分くらいかな~。
- 39
ニルギリの茶葉はフルーツの味も紅茶の味も両方損なわずに飲めます。一般的にレモンティーにも推奨されてる茶葉です。
- 40
マーマレード作製後の鍋で作ったマーマレードティー。やや黄色がかった水色。紅茶に入ったさのうや皮も一緒に頂くと美味しい♡
コツ・ポイント
◆画像はクリックで大きくなるので参考にして下さい♪
◆やや強め中火でかき混ぜ続ける。
◆果汁の泡を灰汁だと思って取りすぎないこと。
◆グラニュー糖は上白糖よりさっぱりした甘さなので、私は糖分を上白糖より10%多めにしますが好みで増減を~。
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