【江戸の味】卵甘酒漬-レシピのメイン写真

【江戸の味】卵甘酒漬

クックパッド江戸ご飯
クックパッド江戸ご飯 @coopkad_edo_gohan

このレシピは江戸時代の料理本の現代語訳です。調味料の量等の記載が無いものもありますが、ぜひチャレンジしてください!
このレシピの生い立ち
文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/025.html.ja

もっと読む
レシピを編集
レポートを見る
共有

材料

  1. 適量
  2. 甘酒 適量

作り方

  1. 1

    これは甘酒を固練りにし、三日ほど置く。

  2. 2

    卵をゆで卵にし、熱い内に皮を剥く。

  3. 3

    ①の甘酒に②を仕込む。

  4. 4

    甘酒約1升(1.8L)に、卵を15個ほど入れる。 

  5. 5

    甘酒は正月の末に一度煮返し、よく冷ます。

  6. 6

    甘酒に、ゆで卵を入れ、しっかりと蓋をして、風が入らない様にする。

  7. 7

    卵は、三月頃に取出し、小皿に入れ白砂糖をかけて出す。

  8. 8

  9. 9

    【元文献の記述1/6】
    是は 甘酒を堅入にして 三日ほどして 

  10. 10

    【元文献の記述2/6】
    右たまごを 煎貫にし あつき内に 皮をさり

  11. 11

    【元文献の記述3/6】
    右の甘酒へ仕へし

  12. 12

    【元文献の記述4/6】
    凡 甘酒一升ほどにた まごを十 五ほど入レ

  13. 13

    【元文献の記述5/6】
    扨右の酒 正月の末に 一度煎かえして よく冷して

  14. 14

    【元文献の記述6/6】
    又右のたまごを入レよくふたをして風の入ぬ様にして三月頃より取いだし小皿に入レ白ざとうをかけいだす

コツ・ポイント

卵甘酒漬(たまごあまざけづけ)
冬、寒の内に仕込みをすれば翌年までもつ。長﨑では、蜜漬などもこの類のものである。精気の薬である。

リアクション

レシピを編集
レポートを見る
共有

つくれぽ

あなたの「おいしかった」「工夫した」「ありがとう」が伝えられます。

カメラとフライパンから星が昇る灰色の手描き漫画

レシピ作者

クックパッド江戸ご飯
に公開
クックパッド研究開発部が江戸時代のレシピを掲載していきます。食文化研究部会様 ( http://www.js-foodculture.org )のご協力を頂いています。人文学オープンデータ共同利用センター様もレシピの掲載をして頂いています。TOPのイメージ画像は、国立国会図書館蔵「十二月之内 師走餅つき」「燕々亭・名古屋山三」「よし原十二ヶ月の内. 3 」
もっと読む

似たレシピ