福建の頂

あんきもまん
あんきもまん @cook_40210748

葱に惚れる。
このレシピの生い立ち
小生が武者修行をしていた時、福建の山中である仙人に出くわした。
「修羅を極めにここ迄来たのだ。」小生は仙人に挑んだ。
そして、”弱さ”を学んだ。
意識が戻ると仙人は小生にある料理を出してくれた。
そして、”愛”を学んだ。

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材料

1人前の漢になれ。
  1. 青葱 3/4袋
  2. 大蒜 中〜大一片
  3. おろし生姜 適量
  4. 中華調味料 (お好み)適量
  5. 少々
  6. 無限

作り方

  1. 1

    葱は3センチから4センチ程に切り、ボールに移しておく。
    大蒜は、微塵切りにしておく。

  2. 2

    中華鍋を灼熱の焰によって熱する。
    熱い血が滾る。

  3. 3

    油を大匙1杯鍋に入れ火炎により熱する。
    情熱が己をも支配してしまうかも知れないが、ぐっと堪える。
    頑張れ。

  4. 4

    刻んだ葱をぶち込む。
    塩と共に。
    まるで西部の保安官が長年追ってきたギャングどもをブタ箱にぶち込むかのように...

  5. 5

    しんなりする迄、炒める。
    しんなりしたら、お湯を入れ焰を切り、葱を笊に上げる。

  6. 6

    水気を切った鍋に油大匙1杯を入れ熱する。
    ここで、己の料理への愛を再確認する。
    そうでないと、完成迄無事ではいられない。

  7. 7

    油に熱が回ったら、刻んだ大蒜、生姜を入れ弱火で香りを出す。
    ここで、ティーブレイクをとってしまうと大蒜が焦げるので注意。

  8. 8

    香りが出たら笊の中に有る葱を入れる。ひたすら入れる。
    只管打入。

  9. 9

    調味料をお好みで入れ炒める。
    お好みは決して他人のお好みではない。外の意見に耳を貸した時点でもうそれは他人の料理なのだ。

  10. 10

    料理と言う旅にも終焉が来る。
    今が、その時だ。
    しかし、涙は見せるべからず。
    その諸行無常を深く噛み締め心で泣くのだ。

コツ・ポイント

コツなどは無い。
有るのは、己と材料だけである。

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あんきもまん
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孤独とて歩みを止めぬ漢道
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