88℃ もっちり濃厚!レトロプリン

“ずっしりもっちり”固めの濃厚プリン。
あまくコク深い卵感にビターなカラメルが効いて◎
簡単なのにスプーンが止まらない!
このレシピの生い立ち
固めのプリンだからといって、「78℃ 基本の低温調理プリン:なめらか(ID:19937331)」の“温度を上げるだけ”ではなく、一から固めのプリンに合う配合を考えてレシピを作り直し、納得のレトロプリンが出来上がりました。
パウンド型1台分(20 × 9.8 × 高さ5.5cm)
88℃ もっちり濃厚!レトロプリン
“ずっしりもっちり”固めの濃厚プリン。
あまくコク深い卵感にビターなカラメルが効いて◎
簡単なのにスプーンが止まらない!
このレシピの生い立ち
固めのプリンだからといって、「78℃ 基本の低温調理プリン:なめらか(ID:19937331)」の“温度を上げるだけ”ではなく、一から固めのプリンに合う配合を考えてレシピを作り直し、納得のレトロプリンが出来上がりました。
パウンド型1台分(20 × 9.8 × 高さ5.5cm)
作り方
- 1
<カラメルを作る>
鍋にグラニュー糖と水を入れ、中火にかける。 - 2
全体が茶色くなり、白い煙が上がってきたら円を描くように鍋をゆっくり動かして色を均一にする。
- 3
焦げ茶色になったら火を止め、熱湯を一気に入れる。
- 4
この時カラメルが勢いよく跳ねるため決して鍋を覗き込んだりせず、火傷に注意する。
- 5
出来上がったカラメルが熱いうちにパウンド型に流し入れ、冷蔵庫に入れて冷やし固める。
- 6
※前もってカラメルを作り、型に流し入れて冷蔵庫で冷やしておくと良い。
- 7
※カラメルを作る際の注意点について、《作る際のポイント》に説明あり。
- 8
<低温調理器 BONIQをセットする>
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。 - 9
88℃ 1:15(1時間15分)に設定する。
- 10
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。
- 11
参照:「低温調理 加熱時間基準表」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
- 12
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
- 13
※容器の首まで浸かるようにする。下限水位に足りない場合は底上げをする。
- 14
(鍋:ココットなどの耐熱容器を逆さに置く、コンテナ:ラック・トレーを使用)
- 15
<プリン液を作る>
鍋に牛乳と生クリームを入れて火にかけ、沸騰直前で火を止める。 - 16
ボウルに卵を割り入れ、なるべく泡立てないように溶きほぐす。
砂糖を加え混ぜる。 - 17
温めた生クリームと牛乳、バニラエッセンスを加え混ぜる。
- 18
漉し器(または、目の細かいざる)で、別のボウルに2回濾す。
- 19
<プリン液を注ぐ>
冷蔵庫から型を取り出してカラメルが固まっていることを確認し、型にプリン液を流し入れる。 - 20
(カラメルは完全でなくても少し固まっていればOK。作り立てのようなサラサラな状態はNG。
- 21
プリン液と混ざってしまうため、冷やす時間を延長する。)
- 22
この時表面に気泡が出来たら、バーナーの火をさっと近づけて消す。
- 23
型にラップ(または、アルミホイル)をかぶせてカバーをする。
- 24
<BONIQに投入する>
設定温度に達したら型を湯せんに入れ、低温調理をする。 - 25
- 26
※容器の首まで湯せんに浸かるようにする。
- 27
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
- 28
<冷蔵庫で冷やす>
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら型を取り出し、粗熱を取る。 - 29
粗熱が取れたら冷蔵庫で完全に冷やす。(6時間〜)
- 30
<仕上げ>
冷蔵庫から型を取り出し、 - 31
- 32
プリンと型の間に包丁の先を入れ、側面に沿って一周なぞる。型に皿をあて、裏返して型からプリンを抜く。
- 33
食べやすいサイズにカットし、
- 34
お好みでホイップクリーム、さくらんぼを添えて出来上がり。
- 35
- 36
- 37
《作る際のポイント》
- 38
手順1、可能ならカラメルは前もって作っておき、パウンド型に入れて冷蔵庫で冷やし固めておくとスムーズです。
- 39
グラニュー糖と水を加熱する際、白い泡立ちが起きている状態で鍋をゆすると砂糖が結晶化してしまい、カラメルができません。
- 40
ゆすったり混ぜたりしないようにしましょう。色を均一にする際は鍋をそっと回し、揺すりすぎないようにしてください。
- 41
ほろ苦いビターカラメルにするため、焦げ茶色になったら火を止め、
- 42
焦げ茶色になるタイミングを見計らって熱湯を一気に注いでください。
- 43
熱湯を入れる際はカラメルが勢いよく跳ねるため決して鍋を覗き込んだりせず、火傷に注意してください。
- 44
しっかり色づいていない段階で熱湯を入れてしまうとカラメルが固まりません。
- 45
《作った感想》
- 46
レトロプリンはとろけるようななめらかプリンとは違い、昔ながらの少し固めが特徴です。
- 47
プリンはざっくり分けると「なめらか」「普通」「固め(レトロ風)」の3種類に分けられると思いますが、
- 48
材料、配合以外に温度がとても重要になります。
- 49
今までBONIQのプリンのレシピは数種類ありますが、BONIQ設定温度は
- 50
なめらか 78~80℃
普通 85℃
固め 88~90℃
となります。 - 51
オーブンの湯せんでプリンを作ると、“す”の問題が起こります。
- 52
レトロプリンの見た目は従来オーブンの湯せんで作る“す”が入っているのが特徴の1つとも言えますが、
- 53
“す”が入っていないにこしたことはありません。“す”が入ってしまうと見た目にも良くないですし、
- 54
ボソボソとしたプリンになってしまいます。
今回「88℃」と「90℃」でそれぞれ試作した結果、 - 55
88℃の方が“す”が外側の浅い層に留まり、中はつるりときれいな状態に仕上がりました。
- 56
ですので、BONIQ設定温度を88℃に決定しました。
- 57
ずっしりもっちり濃厚なプリンに、ビターなカラメルのアクセント。
- 58
どこか懐かしい気分になれるレトロプリン。ぜひお楽しみください。
- 59
《低温調理プリン レシピ》
- 60
「78℃ 基本の低温調理プリン:なめらか(ID:19937331)」
- 61
「85℃ 濃厚まろやか!チョコプリン(ID:18156598)」
- 62
「85℃ かぼちゃの滑らか低温調理プリン(ID:19074409)」
- 63
「85℃ 桜プリン:ふわっと桜香る(ID:20562262)」
- 64
「85℃ 牛乳パックで作る 低温調理プリン(ID:20610332)」
- 65
「85℃ 牛乳パックで豪快イタリアンプリン(ID:20727027)」
- 66
「88℃ もっちり濃厚◎レトロプリン(ID:20823918)」
- 67
「85℃ 夏バテ予防&疲労回復◎酒粕プリン(ID:20875633)」
- 68
●BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)は「BONIQ コンテナ」で検索
- 69
●BONIQ 深型ホーロー鍋は
「BONIQ 鍋」で検索
コツ・ポイント
手順18、卵液は2回濾してください。1回でも可能ですが、2回濾すことでよりなめらかに仕上がります。
手順24、生地が軽いので型を湯せんに入れると浮かびますが、問題ありません。転覆させないように注意してください。
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