また、ケーキの上段と下段をそれぞれ15㎝円形ケーキ型に流し入れて焼くため、型は2個使用します。

2つの型にバターを直接ぬり、強力粉を茶こしでふりかけておく　(底がはずれない型は底のみペーパーを敷いて良い）

薄力粉70gと上新粉20g、ベーキングパウダー小さじ1をボウルに入れてホイッパーでよく混ぜた後、ふるい器で2度ふるう

耐熱容器にバター90gと牛乳大さじ2、バニラオイル10滴を600wで約60秒、又は湯煎して溶かしておく

溶いた卵90gと砂糖90g（75g)をぬるい湯煎につけたボウルでホイッパーを持つ手が重くなる迄高速で7分しっかり泡立てる

仕上げにホイッパーで1分低速にして大きな気泡を潰し、キメ細やかな状態にする

ふるっておいた粉を3回にわけて入れ、ゴムへらで空気をふくませるように底から持ち上げ混ぜていく

溶かしたバターが冷めると分離する事があるので、冷めていたら50℃くらいになるよう湯煎で温めなおす

このバターボウルに生地からスプーンで少量すくい入れては混ぜを数回繰り返し、お玉一杯分を加える（この時分離しないよう注意）

均一化したら、元のボウルに入れて、ムラがないようにさっくりと混ぜる

混ぜた生地を高い位置から落とした際、パタパタと布状になっているのが良い状態

バターと粉をふった２つの型に、生地を半量づつ流し込み、高い位置から一度落として大粒気泡を取り除く

オーブン180℃で18分を目安に焼成する（各オーブンによって時間を調整してください。）

焼きあがったら5分程度放置したあと、型からはずしてラップをかけて冷ます

ここからはジャム作り。黄金比率で作ったヴィクトリアケーキは、バター多めで甘さが強いため、ジャムは甘さ控えめにしています。

鍋に冷凍または生のラズベリー150 gにグラニュー糖75gをふりかけ水分を出した後、弱火にかけてマッシャーで潰していく

加熱して良い加減になったら火を止め、レモン汁小さじ1を加えて（任意）、よく混ぜる。これを粗熱が取れるまで冷ましておく

焦げた部分は削いでも削がなくてお好みで。今回はソフトバージョンですので、焦げをパン切り包丁で除きました。

下段の生地の上に作ったラズベリージャムを塗り、上段の生地を重ねたら、

溶けない粉糖を茶こしでまんべんなく、ふりかけて完成です。数時間おいて馴染ませてからお召し上がりください。

バターたっぷりのパウンドケーキだから、15㎝サイズを6等分しても、充分すぎる食べ応えあり。

卵を湯煎をかけて充分泡立ててから粉と合わせるジェノワーズ方式だから、しっかりした形状でありながら、ふんわり。

牛乳も入っていることで、しっとり。米粉が入っているから滑らかな触感とホロホロ感があります。

画像のジャムの量はレシピの半量しか使わなかったので実際はこの倍の量になります。ラズベリージャムとの相性がGOODすぎる！

やわらかなヴィクトリアケーキだから、食べる時にサンドしたジャムやクリームでズレたりしません。

いつもと異なるソフトヴィクトリアで、素敵なティータイムをお楽しみください♪

コチラはレモンリキュルをパウンドに打つ禁断の作り方でレモンクリームを挟んだ絶品4段ケーキ！レシピID: 24860777

ピーチピューレを用いて作った特製ピーチクリームを挟んだ絶品4段ケーキはコチラ。レシピID: 24940323