基本のマドレーヌ

★の数は前工程の重要度を示した成功のためのポイントです。

★★★無塩バターが冷たいと、後で生地と混ぜた時に沈みやすく、ムラが出来やすくなります。

★生地に砂糖が溶けやすいよう、細目グラニュー糖を使っています。上白糖やきび砂糖でも代用できます。

★混ぜたとき粉が残らないようにしっかりふるいます。

★クリーム状になるまでよく混ぜます。

★★★生地を休ませることで生地が締まり、全体が馴染んでしっとりとします。

★★バターを塗っておくことで、型離れがよくなります。

★スプーンなどで生地をすくって型に入れても良いですが、絞り袋の方が簡単です。続く

残った生地は次に使うまでまた冷蔵庫に入れておきます。

★★生地が冷たいうちに焼くと、マドレーヌ特有の、真ん中のぽっこりした部分が出やすくなります。

★必ずオーブンミトン等を使用し、火傷に注意してください。

【型の扱いについて】生地を全部の型に入れず、何も入っていない状態で焼く部分があると、

そこが空焼きになり劣化してしまうので、全ての型に生地を入れて焼くようにしてください。続く

そのため、分量と型（1回に8個）でキリの良い24個分の分量で記載しております。

【焼成するときのポイント】オーブンは必ず予熱しておきます。

扉を開けると庫内温度が20度～30度下がることを考え、焼成温度より20度～30度高めに予熱し、

実際焼く時に指定の温度まで下げて焼きます。続く

また、型を置く天板も一緒に予熱しておくことで、急に庫内の温度が下がるのを防ぐことができます。続く

オーブンの機種や個体差により、予熱温度と実際の庫内温度に違いがあったり、上段下段で温度差があったりします。続く

できれば庫内温度計を使って正確な温度やオーブンの癖を知ることをお勧めします。

【保存のポイント】焼いたその日は、周りはサクッと中はしっとりとした食感を楽しむことができます。続く

翌日以降はよりしっとりとした美味しさです。
保存は乾燥しないように密封し、高温や直射日光を避けてください。