有塩バターでギー

有塩バターでもギーは作れる。塩分ちゃんと抜けて美味しくできる。バターに含まれる水分、塩、余分な脂肪などが取り除かれて純粋な油だけが残るので常温で長期保存可能。15分くらいで出来る。
有塩バターでギー
有塩バターでもギーは作れる。塩分ちゃんと抜けて美味しくできる。バターに含まれる水分、塩、余分な脂肪などが取り除かれて純粋な油だけが残るので常温で長期保存可能。15分くらいで出来る。
作り方
- 1
ギーを保存する瓶を消毒する。
あらかじめ煮沸しても良いし、ギーを入れてからジャムのように瓶を煮て煮沸でも良い。 - 2
今回、安かったこの有塩バターを使う。バターは何でもいいが、混ぜ物の無いバターのみでやる事。無塩でもいい。
- 3
鍋にバターを入れ、火にかける。
バターが溶け切るまでは中火くらい。焦げないように。 - 4
バターが沸騰してくるとバチバチと大きな音を立てながら、かなりハネるが、火加減は中火のまま。(バターの水分がハネの原因)
- 5
ハネが少し落ち着いてくると白い泡が浮いてくるので、泡が鍋肌に付かないようにスプーンで上の泡のみをよけながら煮る。取らない
- 6
鍋肌に泡が付かなくなり、浮いて来た白い泡が無くなって来る。このタイミングで弱火にし、弄らずそのままにする。
- 7
暫くすると完全に白い泡が消えて、パチパチ音が小さくなり、細かい泡が浮いて来る。明らかに泡の質が違うので分かる。
- 8
ごく細かな泡に変わってきたら、スプーンで上の泡をよけてみる。
- 9
そっと泡をよけると鍋底に白い塊が沈んでいるのが確認できる。音がかなり小さくなっているはず。
- 10
鍋肌と表面の細かい泡に薄っすら色が付いたら火を止め、コンロから鍋を下ろす。(必ず下ろして!)
- 11
そのまま置き、予熱をかける。鍋底が薄く茶色くなってくる。まだ細かい泡が上がって来ている。弄らず置く。
- 12
バターがある程度冷めて来ると、泡が上がって来なくなるので、この状態になったら濾す。まだまだ熱いので、注意しながら濾す。
- 13
ギーを濾すのに便利な物。市販の油濾し紙とDAISOの三角コーヒードリッパー。大きな穴が空いているので、ギーが落ちやすい。
- 14
瓶に入れた直後のギーと、冷めて固まったギー。常温でも良いが、使う瓶だけ常温で置いて、残りは冷蔵庫に入れて保管している。
- 15
濾した後に鍋底に残る塩と脂肪。冷めて固まるとバターのように剥がせる。凄くしょっぱい脂肪の塊。
- 16
これをスープに入れたりして使う人もいるようですが、不純物の塊なので、使っていいものかは謎。
コツ・ポイント
鍋はステンレスかホーローを使う。
バターは400g以上が焦げにくい。
最初だけ、かなりハネるので火傷に注意。
泡の質が変わったら火を止め予熱で仕上げる。弄り過ぎない。ギーを濾す方法は何でも良いので、自分がやり易い方法で。
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