☆春菊は葉先の柔らかいところだけを摘み取り、水洗いする。たっぷりの熱湯をサッと色よくゆで、水に取って冷まし、水気をきる。

☆よもぎは柔らかいところだけを摘み取り、水洗いする。重曹少々を加えた湯で２～３分ゆで、水にさらす。

１または２を細かく刻み、さらに包丁でたたいて細かくする。もう一度水気を堅く絞る。なるべく細かくたたくほうが草もちの色が良くなる。

ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を少しずつ加えてよく練り混ぜ、なめらかにする。ひとまとめにして、ボウルの側面に張りつけて、よけておく。

白玉粉を側面に張りつけたままのボウルに、混ざらないように上新粉を入れる。分量の熱湯を少しずつ加えてしゃもじで練り、手で触れるほどになったらよくこねる。

上新粉がなめらかになったら、側面に張りつけた練った白玉粉を混ぜ、一緒にしてよくこねる。これを２等分して、それぞれ平らに薄く広げる。

湯気の立った蒸し器に堅く絞った濡れ布きんを敷き、６の生地を並べて入れる。蒸し器のふたを布きんで包んでのせ、強火で１５分蒸す。

蒸した生地が透き通る感じになったら取り出してボウルに入れる。すりこ木やめん棒に水をつけながら、手早くついて柔らかくする。

もちの生地がひとまとめになったら、刻んだ春菊を加え、同様にすりこ木などでつく。手で触れるまで冷めたら、手に少し水をつけ、全体が緑色になるまでこね、一口大にちぎる。

半分ずつお皿に盛ったら、片方にあんをかける。もう片方にはメープルシロップをかけてから、きな粉をかける。