白あんのカステラ

白あん入りの、ふんわり優しいカステラ。
隠し味には、白味噌を使っています。
和菓子なので勿論ノンオイル。
パウンド型で焼くことができます。
このレシピの生い立ち
東京に遊びに行った折、表参道ヒルズのTORAYA CAFEで食べたお菓子がとても美味しくて印象的でした。特にカステラに白あんと西京味噌を使う斬新さに刺激されて、家に帰ってから何度も作って完成したのが、このレシピです。
白あんのカステラ
白あん入りの、ふんわり優しいカステラ。
隠し味には、白味噌を使っています。
和菓子なので勿論ノンオイル。
パウンド型で焼くことができます。
このレシピの生い立ち
東京に遊びに行った折、表参道ヒルズのTORAYA CAFEで食べたお菓子がとても美味しくて印象的でした。特にカステラに白あんと西京味噌を使う斬新さに刺激されて、家に帰ってから何度も作って完成したのが、このレシピです。
作り方
- 1
薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておきます。
型にオーブンシートを敷いておきます。型の大きさは、底面が18cm×8cmまたは20cm×7cmのものが、仕上がりの高さがちょうどよくなると思います。 - 2
ボウルに白あんと卵黄を入れ、ゴムべらでなじませるように混ぜます。
- 3
白味噌、上白糖、はちみつを順に加えて混ぜます。
- 4
このあたりで、オーブンを180度に余熱します(焼成は160度)。
- 5
別のボウルに、卵白を入れてハンドミキサーで攪拌します。ボリュームが出てきて混ぜたあとが少し見えるようになってきたら、メレンゲ用上白糖を2回に分けて加え、ツノが少しお辞儀をするくらいまで攪拌します。
- 6
3のボウルに4のメレンゲを少し加え、しっかり混ぜてなじませます。
- 7
残りのメレンゲを全て加え、メレンゲの泡をつぶさないよう、ゴムべらでさっくりと混ぜます。
- 8
ふるっておいた小麦粉とベーキングパウダーを一度に加え、6と同様にさっくりと混ぜます。
- 9
7を型に流し、表面を平らにならします。低いところから軽く落として、ちょっと空気を抜いてやります。
- 10
180度に余熱したオーブンに入れ、160度に下げて25分焼きます。
- 11
焼きあがったら竹串を刺し、生の生地がついてこなければ完成。ついてきた場合は、あと3~5分焼きます。
- 12
荒熱が取れたら、ラップでくるんでおきます。完全に冷めると、表面にカステラ特有のしわが出ます。
- 13
お手本にした、TORAYA CAFEの白あんのカステラ(写真右側の手前から3番目)。このレシピよりは生地がしっかりしていて、パウンドケーキに近い口当たりです。また、グレープシードオイルを使っているそうです。
- 14
初回作。
レーズン入りで、ふわふわというよりもしゅわしゅわとして軽~い口どけのケーキ。母はこれが一番好きみたいです♪ - 15
レーズンなしで、粉の分量を多くしてみたもの。レーズン(ラム酒漬けのもの)の香りがなくなった分、はちみつの風味が強く出すぎていました。(この後、白味噌投入、はちみつも少し減らしました)
- 16
✿ฺ白あんについて。
私が使用したのは、富澤商店のものです。お茶の師範で和菓子を食べなれている母が、これは美味しいと太鼓判を押した白あん。500gで400~500円くらいで高価ですが、一度試してみる価値はあると思います。 - 17
✿ฺはちみつについて。
私が使用したのは、ほとんど水あめの入っていない風味の強いものでした。水あめの割合が多いものでしたら、はちみつは5gくらい入れた方が香りが出て美味しいかもしれません。 - 18
✿ฺ食感について。
ふわふわ、しゅわしゅわ~とした口どけのカステラにするには、白あんを10gほど増やし、薄力粉を8gほど減らしてください。
コツ・ポイント
メレンゲを作るときには、しっかり攪拌しすぎると分離して固くなってしまいます(加える上白糖がかなり少ないため)。ツノが少しお辞儀をするくらいがちょうどいいと思います。
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