イチゴジャム

児島屋甚兵衛
児島屋甚兵衛 @cook_40037078

イチゴはジャムの基本ですが、意外と難しいものです。緩すぎたり黒っぽくなったりしませんか。これは本物のイチゴジャムです。
このレシピの生い立ち
地元産のイチゴを捜していましたところ、スーパーの主任さんが紹介してくれました。ちょうど選別中の生産者にお会いして、色々な話を聞かせていただきました。そして「ジャムなら」と言って出していただいたのは、捜し求めていた堅くて酸っぱいイチゴでした

イチゴジャム

イチゴはジャムの基本ですが、意外と難しいものです。緩すぎたり黒っぽくなったりしませんか。これは本物のイチゴジャムです。
このレシピの生い立ち
地元産のイチゴを捜していましたところ、スーパーの主任さんが紹介してくれました。ちょうど選別中の生産者にお会いして、色々な話を聞かせていただきました。そして「ジャムなら」と言って出していただいたのは、捜し求めていた堅くて酸っぱいイチゴでした

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材料

出来上がり 約900g
  1. イチゴ 1000g
  2. 砂糖 270g
  3. レモン果汁 30cc

作り方

  1. 1

    イチゴはさぬき特選「さぬき姫」、甘いだけでなく酸味とのバランスが抜群の品種です。甘さのなかに隠された爽やかな酸味が特徴。

  2. 2

    収穫時期の終盤なので小粒で酸味が強い。ヘタの部分の白いところは大胆にカットする。この後綺麗に洗って冷凍する。

  3. 3

    解凍後、解凍ドリップが十分湧出すれば、レモン果汁を加えて煮る。中火から強火で水分を飛ばすように、木ベラで混ぜながら煮る。

  4. 4

    形を残す場合は鍋を揺するなど丁寧に攪拌っする。

  5. 5

    イチゴは煮始めて、沸騰すればアクが出る。イチゴの形がしっかりしている間にアクを取る。

  6. 6

    沸騰させながら木ベラでアクを集め、すくい取る。形が崩れてきたら、火を弱くする。約80%程度になるまで煮詰める。

  7. 7

    砂糖を3回に分けて、確実に溶かしながら加える。鍋の底に砂糖が直接触れて焦げることがないように気を付ける。

  8. 8

    砂糖を加えてからも泡が出るが、これはアクではない。気にならなければそのままでよい。気になればラップなどに付着させて取る。

  9. 9

    適度な堅さになるまで煮る。コップ法などで確認すればよいが、普通は砂糖を加えてから5~10分程度で完成する。甘さは控えめ。

  10. 10

    十分に水分を飛ばさなければ、水っぽいジャムになり、パンにシロップが染み込む。また砂糖を加えてから煮ると色が黒っぽくなる。

  11. 11

    イチゴはペクチンが少ない果物ですので、普通に煮てもなかなかジャム化しません。砂糖を加えずに水分を飛ばすことが肝心です。

  12. 12

    ビン詰め方法や砂糖の種類、ジャム作りの道具などはごはん日記をご参照下さい。

コツ・ポイント

ジャム用のイチゴはリンゴと同じように堅くて酸味があるのがよい。甘くて水気が多いイチゴは生食向きでジャムには適さない。まして過熟して痛みかけたイチゴは固まらないし色も悪くなる。ベリー類を綺麗なジャムにするためには一旦冷凍することをお勧めする。

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児島屋甚兵衛
児島屋甚兵衛 @cook_40037078
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香川県まんのう町の山里にあるカフェピッコロのオーナーです。日々アウトドアー的な生活をしながら、サラリーマン時代に趣味として作り始めた燻製やジャムなどの男料理をカフェのサイドメニューに加えています。詳しくは、HP(http://piccolo-stella.com/)やFB(http://www.facebook.com/tetsuho.kotani)をご覧下さい。
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